大阪市廃止・特別区設置の住民投票に関連して、大阪市立図書館の扱いも問題になっている。 産経新聞2020年10月16日が、「ファクトチェック」と題して「市立図書館廃止は誤り」とする記事を出している。 しかし記事では、前提条件を狭く取り過ぎているという印象。 仮に大阪市が廃止された場合、そもそも大阪市がなくなるから「市立」図書館は必然的になくなるというのもあるが、それは抜きにしても、大阪市廃止後は特別区に移管されて特別区立図書館となる計画となっている。特別区移行に伴って、運営体制が不透明・不安定となるものであり、「現時点で具体的に廃止が決まったわけではないが、廃止検討につながりかねない状況が生まれ、誤りと断言することは難しい」といったほうがよいというものである。 図書館を「二重行政」呼ばわり大阪維新の会は大阪市廃止を目指す刊行物で、「二重行政の無駄」のひとつとして、「大阪府立図書館と大阪市立図