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大谷翔平
lucas-kq.hatenablog.com
姫乃たまさんの『職業としての地下アイドル』(朝日新書)を読みました。この本は、地下アイドルの女の子たちとそのファンの人たちへのアンケートを基にして書かれた本です。そして、そのアンケートから地下アイドルの世界とそこに身を置く人々の実態に迫っていく本になっています。非常に面白い点は、一般の若者を対象に行われたアンケート結果との比較を行っている点です。地下アイドルの世界は、特殊なものとみなされがちで、時に悪意のある好奇の視線にさえ晒されることがあります。姫乃さんの試みは、地下アイドルの世界を特殊性の中に押し込めようとする意地悪な視点を相対化することにもつながるという点で、素晴らしいアイデアだと思いました。(同時に、2016年のシンガーソングライター刺傷事件のことが頭に浮かびました。あの時、様々なメディアからの取材を受けて立った彼女が、いかに悔しく悲しく辛い思いをしたのかということに、改めて思いを
【aikoさんのラジオの思い出】 近頃はすっかりおやすみホログラムのオタクをしていますが、もちろん、その他のミュージシャンも聴きながら今まで生きてきました。 初めて歌詞からメロディにまで魅了されたのはaikoさんで、中学生から現在に至るまでaikoさんの音楽を好んで聴いてきました。しかし、最初はどっぷりとaikoさんの音楽を聴いていたわけではありませんでした。私が中学生のときに、ちょうど「aikoのオールナイトニッポン.com」(1999年11月~2003年3月)が放送されていて、彼女との最初の出会いはラジオでした。当時、すでに「花火」や「カブトムシ」や「ボーイフレンド」がヒットを飛ばしていて、恋愛について真面目に歌うシンガーソングライターというイメージを持っていました。だから、普段のキャラクターも固い感じなのだろうかと思っていましたが、ラジオを聴いたときは本当に衝撃でした。こんなにひょう
現役の地下アイドルとしてマルチに活動している、姫乃たまさんの『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー、2015・9)を読みました。というよりは、読み終えたっきり、何も言語化できずにいました。「一体この本は何なのだ」と、私の中で消化しきれていませんでした。 潜行~地下アイドルの人に言えない生活 作者: 姫乃たま 出版社/メーカー: サイゾー 発売日: 2015/09/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る この本が出た当時は、アイドルの文化に対する私自身のコミットが浅かったというのもあります。また、初めて好きになったグループがあっという間に空中分解を遂げるまでの一部始終を見届けて落ち込んでしまい、この本を読み返すのがかなり辛くなっていたというのもありました。そうこうしているうちに2017年。時の流れの速さに驚愕しています。 色々あったけれども、およそ1年半
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