2月14日は日本ふんどし協会が制定する「ふんどしの日」。長崎の観光地にある小さなふんどし専門店「TeRAYA」(長崎市大浦町、TEL 095-895-8342)はふんどしを求める老若男女で終日にぎわった。 女性用ふんどし「Sonata」(価格=5,250円) 同店がある大浦町は旧外国人居留地。旧英国領事館跡やオランダ坂沿いにある旧フランス領事館の東山手甲十三番館、グラバー園、孔子廟などが徒歩圏内に点在する。店主の「かのこゆり」(本名=岩崎由美さん)さんは会社員として3社を渡り歩いた経験を持つが「自分が本当にやるべきことが何かあるはず」と感じて悶々(もんもん)と過ごしていた。転機が訪れたのは昨年5月、生まれて初めて「ふんどし」を体験した時。履いた直後は「どこがいいのだろう?」と何も感じなかった。しかし翌日、それまで普通に履いてきた下着を身に付けた直後に異変が起きた。「太もものゴムが痛い、痛い