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アメリカ大統領選
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これまでフィロソフィーのダンスのワンマンライブを観るたびに「まさにブレイクしようとしているアーティストを目の当たりにしている」と感じ入っていたのだが、昨年12月の品川ステラボールでのワンマンを観た際にはその想いは桁違いに膨れ上がった。フロアを埋め尽くすオーディエンスの“海”を目撃したことで、彼女たちまた新たなフェーズへと突入したことを確信。さらには、その先の壮大な未来像をも極めて鮮明に想像させてくれたのだ。それまでは「ブレイクしそうなアイドルの一つ」といった認識だったが、今や「最もブレイクが近いアイドルの筆頭」である。もはや「一択」である。だが、その後の数ヶ月の間にも彼女たちはぐんぐんと先へ進んでいった。 ステラボールでのワンマンをスタートに昨年12月から今年1月にかけて9都市を回る初の全国ツアーを敢行。3月にはファンクラブ「Color Me Funk」をオープンし、4月にはアルバム『エク
日本特有の美意識として知られる「わび」「さび」。とりわけ「わび」は、岡倉天心が著書『The Book of Tea』で「imperfect」という形容詞を用いて表現したことからも分かるように、「不完全なものを愛でる」といった感覚であり、いかにも日本独特の“抑制された美的センス”と言うべきものだ。 それはある意味、これまた日本特有と言うべき“アイドル文化”と相通じるものがあるのではないだろうか。しばしばK-POPアイドルは「完成された表現を競い合うもの」、一方日本のアイドルは「拙いものが成長していく様を愛おしむもの」といった対比で語られる。そういう意味では、日本特有の“アイドル文化”の根底には、不完全なものに美を見い出す「わび」があると言えないだろうか。 そして、この加納エミリ。インタビュー中でも語られているように、「不完全なもの」「隙のあるもの」に惹かれ、そうした音楽を自らの手で作り、歌い
フィロソフィーのダンス|最高に生きてる感があって、踊ってる私たちも「人間って最高!」みたいな人間賛歌的なものを感じて 2018.07.10 PickUp!! 「FUNKY BUT CHIC」を旗印に、哲学的思考を背景とした詞を、本格的なダンス・ミュージックに乗せて歌い踊るフィロソフィーのダンス(通称:フィロのス)。ウルフルズやナンバーガール、相対性理論などを手掛けてきた加茂啓太郎がプロデュースするこの”アイドル”グループは、“楽曲派アイドル”の理想形と言えるかもしれない。 まずは“楽曲”という側面から見ると、洋楽などにどっぷり浸かった耳の肥えたリスナーにも突き刺さるような、本格的なサウンドを展開。シックやEW&F、ジェームス・ブラウン、カーティス・メイフィールドといった偉大な先達にオマージュしたファンクチューンを基調に、時にエレポップやAOR、スタジアム・ロックやエスニックチルアウトまで多
lyrical school|それぞれの曲に色があるので、これを聴いてエモまってほしいです。エモまってください! 2018.07.01 PickUp!! 絶好調のlyrical school(通称:リリスク)である。 だが、旧体制からの”ヘッズ”(リリスクのファンのこと)の中には、これほどまでの見事な復活劇を想像できなかった向きも少なくなかったのではないだろうか。 2010年「tengal6」としてデビューし、2012年にlyrical schoolと改名。その後、幾度かのメンバーチェンジを経ながらも順調に活動してきたが、2016年12月21日に突如としてami、ayaka、meiが卒業を発表。翌2017年2月26日の3人の卒業によって、遂にはオリジナルメンバーがいなくなってしまった。残ったminanとhimeは「新たなメンバーを迎えてリリスクを存続する」と表明していたものの、当時は筆者を
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