サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
poremoto.hatenablog.com
いっとき床に伏していた母は最近すっかり元気になったので、私は油断して実家への顔出しの間隔をあけていました。先日、実家に行くと、母は今がいつなのかわからなくなっていて、はるか昔に起きたことを昨日のことのように話したり、亡くなった父のことを忘れていたり、以前より認知症が進んでいるような気がしました。 兄嫁に聞くと、家の台所をのぞいて「あら、ここはどこかしら?」と言ったかと思うと、夜中に誰もいない部屋に来客が来ると勘違いしてストーブをつけていたりと、おかしな行動が増えて来たそうです。 そもそも、母と同居している実家の兄と義姉はいつも慌ただしく、母のお世話はしていますが、母と心を通わせて会話をするという習慣がありません。私はそんな母とのおしゃべり担当で、私の近況を話して聞かせたりしていたのですが、最近の母は、時間や季節がわからなくなり話すことがちぐはぐで、またほとんど同じことばかりを繰り返していま
還暦過ぎると、だいたいの家は子供たちも自立し、夫婦の時間が増えていきます。それと同時に、それぞれの親の介護も始まったり、ひとつ手が離れると、もうひとつ気がかりなことが増えてきます。 とはいえ、気にかける家族がいる、気にかけてもらえる家族がいるということは、ありがたいことですよね。 実家の母に会いに行くと、以前はよくいろんな会話ができたのですが、最近では 「もう、よたばあさんよ(よたよたしているおばあさんの意味)」 「もう、100歳だからしょうがない(実際は90歳)」 「見て、こんな血管が浮き出て、骨皮すじ子よ(骨と皮と浮き出た血管しかないという意味)」 このおきまりの三つの会話ばかり繰り返している母。 そんな母ですが、私がたずねる度に、毎回夫のことを気にかけてくれます。 「今日は会社?」 「家にいるんだったら早く帰ってあげないとね。」 「なんか持っていってあげるものはないかしら?」 という
年末、お正月と、家族が家にいる時間が長いことは、楽しくにぎやかでありがたいことです。が、気づくと、グラスやカップがすごく増えていませんか? 朝のお水から始まり、次々飲み物を変えるたびに、異なるカップやグラスを使うと瞬く間に、ドリンクの数×人数分の洗い物ができてしまうのです。 またちょっと外に出ると子供達は必ずペットボトルを持ち帰ります。それらも加わって、リビングはあちこちにグラスとカップとペットボトルが飲みかけ状態で散乱します。夫は、いいよ、同じので飲むからというのだけれども、朝からずっと同じグラスなんて絶対に不衛生だと思うので、私が取り替えてしまうから、やっぱり増えてしまいます。 そうそう、冷蔵庫の水ピッチャーは気づけばもちろん私が水を補給していますけれども、家族が家にいる時の水の消費スピードが早い!そして、そもそも私は冷たい水を飲まないから、時々空に近い状態でピッチャー容器が冷えてます
一人暮らしをしていた娘が、そのままお式もあげずに入籍だけして結婚してしまったので、結婚したという実感が親の私にはあまりなくて、この3月に結婚式をあげるので、その時になったら、実感するかしら?なんて思っていたのですが、今年のお正月に娘の抜けた3人でお節をいただいていたら、ああ、もういないのね、と急に実感してしまいました。 去年までは、義父と義妹も一緒に我が家で賑やかにお正月を迎えていたのですが、昨年義父がケアホームに入所してしまったので、義妹は義父を気づかいお正月はそちらで二人でお節をいただくということになり、ついに我が家は3人だけになってしまったのでした。 子供が小さい時は、クリスマスからお正月にかけて「家族をする」時間が多く、それが長いこと習慣化されてしまうと、何も考えずに、家族がいることが当たり前になっていました。家族が集まると皆の食事の世話と後片付けに追われる年末年始、いつもふうふう
昨日は、私の誕生日でした。 そして、50代よサヨナラ、60代よいらっしゃーいの還暦になってしまいました。 それなのに、夫は朝から私の誕生日なんてすっかり忘れて、スマホをいじってるし、息子なんて朝の「おはよう」すらなく、起きて私の前をスルーしていきました。 なんなの、男ども! 私は前日に、還暦イブと称して、夫と息子にこれまでの感謝の気持ちを込めて、5時間もかけてディナー(日山の牛スネ肉の赤ワインとトマト煮込み、ドライトマトとポルチーニ入りピラフ、マッシュドパンプキン、ハート型人参グラッセ、あやめカブメインの彩り野菜サラダ)を作り、胃袋に刻印したと思ったのに。↓ さすがに「ちょっとちょっと、今日、誕生日なんですけど」と夫に言うと、ハッとして、「そうだ!おめでとうございまーす」と身を折るようにして言ってくれました(笑) そんな男どもが仕事に出かけて間もなく、ゾゾタウンから大きな箱が届きました。開
今日は、実家の母のことを書きたいと思います。絵は描けないので文章のみです。 女学校時代の母 母は89歳になり、去年入歯をひっかけていた歯が抜けてしまってから食事も満足に出来ない状態が続いてました。入歯をいれるのを拒否しているため、身体はやせ細り体力も見る見るうち落ちて来ました。そして、ついに10日前から腰が激しく痛くて動けないと日中も寝たきりになってしまいました。 本当だったら、夫が義父と温泉旅行に出かけるこの週末に、母を呼んで泊まってもらい楽しく食事する予定だったのですが… それで、私は、母がトイレまで歩けなくなっては大変と思い、急遽ポータブルトイレをAmazonに注文しました。そのため、先週の木曜と金曜は母の寝室の大掃除をすることに。何故なら、母の布団の両脇には、信じられないほどの荷物が母の秩序で山積みになっていたからです。 まずは掃除で埃だらけになると思ったので、母とお布団を移動させ
認知症が進み始めケアホームに入所した義父に面会に行き、気付いたことがありました。それは、義父が私の名前を呼ばなくなったことです。 名前を忘れてしまったのかな?とも思ったのですけれども、もしかしたら、この人は誰かな?って思っているような感じがしたのでした。 それで、ケアホームに義父に面会に行く時、私は軽装で行くのをやめて、オシャレしていくことにしました。何故ならば義父はいつも私達家族を一流のお店に食事に招待してくださったので、私が義父と会う時は当然のことながらオシャレをして行ったからです。 ケアホームというところは、作業しやすいポロシャツとスラックスをはいているスタッフさんか、入所しているご年配の車椅子利用者が多いので、見た目バリっとオシャレしている人が全くいないということに気付きました。 義父は90まで会社経営者だったので、それこそ毎日スーツを着て出勤していたし、オフィス内で働く人も一応は
BGM:風(カサリンチュ) なんちゃって 娘が小学校に上がった時に、約束したことがあります。 それは、入学時に買ってあげた赤いランドセルと赤い筆箱を6年間使い続けるということです。 その赤い筆箱は、何の変哲もない昭和の香りのするもので、入学時に一般的に購入するタイプのものです。けれども、ほとんどのお子さんは、そのような筆箱はすぐに飽きてしまい、ファンシーショップにあるような可愛いタイプのものに取り替えてしまいます。また、鉛筆も私は個人的に書き味を優先したので、パステルカラーのUniの鉛筆を1ダース用意して、持たせましたが、これもほとんどのお子さんが、ご自分の大好きなキャラクターの絵が入った鉛筆にしてしまったのではないでしょうか。 子供達の持ち物は、入学時に質素だったとしても、周囲のお友達にも影響されて、どんどんとエスカレートしていくものです。また、学用品といえば、親御さん達もお小遣いとは別
BGM:未来へ(ナオト・インティライミ ) なんちゃって 今でこそ、エアコンが完備している賃貸マンションが一般的になりましたけれども、昔は設置されていませんでした。そういうのは自分で購入し設置しなくてはならない時代でした。 引越先のアパートの1階は、前々からの私の知り合いの電気工事屋さんが会社として入っていました。近所のよしみで、それまで生活をしていた部屋も、また実家の何部屋かもエアコンを取り付けてもらったので、今回の引越でも一番に以前住んでいたところから撤去して新しく移り住むことになった部屋に設置してもらうことにしました。 そして、いざ、運んで設置という段階で、電気屋さんが私に言いました。 「奥さん、こりゃダメだよ。アンペアが違うから、取り付けられないよ。これを処分して新しいのを買うしかないな」 畳に敷かれた養生シートの上の汚れたエアコンと機材を見つめながら呆然としてしまいました。でも、
BGM:Hiver (大貫妙子) なんちゃって 小学校1年生になったばかりの娘は、へたをすると幼稚園より早く下校します。息子は保育時間を延長して7時までみてもらえることになりましたが、娘の放課後をどうするべきか、とても悩みました。 学童保育というのもありましたけれども、学童のお迎え時間に私の場合はとても間に合いそうもなかったので、その選択肢はないと思いました。また、娘も、身体を動かす運動はどちらかというと苦手で、家で絵を描いたりしているのが好きな子だったので、お家でひとりでいるか、おばあちゃんちに行っていると言い出しました。けれども、大人がそばにいないで、ひとりで部屋にいる状況は心配だし、実家には遊べる従姉妹達はいるけれども、毎日となると兄嫁にも申し訳ないし、どうしたものかと悩みました。 幸い、住んでいたアパートのすぐ近所に、私が小学校の時に勉強を教えてくれた学習塾がありました。といっても
BGM:You've Got A Friend (Carole King)なんちゃって 古い話に戻ってしまうのですが、先日、自分がよく覚えていない昔のことを書いてほしいと娘からリクエストがあったので、少しずつ思い出しながら、覚えていることだけを書いてみようかと思いました。 色々な理由で前夫との離婚を考え始めた当時、私は38歳でした。その時、私は専業主婦で収入を得ていなかったので、自分が働いて7歳と5歳のふたりの子供を育てていくということに自信が持てず、離婚を先延ばしにしていました。すると、友達から、まずは明日から親子三人で暮らせるアパートを探し、離婚に向けての第一歩を踏み出しなさいと強い口調で言われたのでした。 今ならネットで条件を入れれば、簡単に求める物件を探し出すことが出来ますけれども、その当時はまだパソコンの時代ではなかったので、私は不動産屋のウインドーに掲げられている物件をひとつひ
三宅裕司氏の妻の言い間違い全集が大好きです。 最初は、なんて面白い奥さんなんだろうと、他人事のように思っていました。ところが、以前私の4コマ漫画にも描いたように、私達夫婦の会話も最近かなりひどいことになってきて、何だか三宅裕司妻を笑っていられないぞ、と思ったりしています。 『ほぼ日刊イトイ新聞 - 言いまつがい』もかなり面白いですよね。 罪もない言い間違いは、ひとを笑わせ、ハッピーな気持ちにし、大いにけっこうと思っています。 夫婦で会話をしていたある時、私が「それは言いまつがいだ」と夫に言ったら、夫は『ほぼ日刊イトイ新聞』で『言いまつがい』という言葉を使っていることを知らない人だったので、「君、何いってんの?言いまつがいじゃなくって、それを言うなら言い間違いだよ。笑われちゃうよ。そんな言い間違えしてたら」 と真顔で注意され、大笑いしてしまいました。そんなこと知ってるし(笑) 年をとってくる
よく思うのですけれど、地図が読めて頭の中に位置情報を把握出来る人は、パソコンとかいろんな機械操作も経路をたどって覚えればいいので得意そうに思うのですけれど、うちの夫は、地図は大得意ですけれど、まったくの機械おんちです。テレビの録画再生は、夫にとって、ものすごい高いハードル。キッチンのIH調理器も、この電源を入れて、この場所のここのボタンを押してと説明しましたけれど、理解不能で、いまだにお湯すら沸かせません。だから電子レンジもワット数の切り替えとかたぶん知らないと思います。 夫が直感的に使いこなせるのは、扇風機、我が家の電話機(何も機能がない)。でもお金をおろす機械が使えて、ちゃんと家にお金を運んでくれれば、おおいに満足しなくちゃいけませんよね。 操作ボタンの数が限られて、ボタンを押すことで入力操作を切り替えるような小さめのリモコンタイプは、確かにややこしいと思います。そんなツールを使って、
高齢化が押し寄せるわがファミリー、夫が開いた義父との食事会は、臨床中医(漢方)学における食餌療法を実践しているレストランでした。とはいえ、ざっくりとした情報だけで出かけた私達夫婦は、最初レストランを見つけることすら出来ませんでした。 ここかなと思った一軒家に着いても看板もないし、ガラスドアを開けようとしても鍵がかけられているわ、ドアの向こうに人の気配もないわで、あたりをウロウロしてしまいました。結局、そこだったんですけれども、壁付けインターホンを押したら、中の人がドアまで出て来て開けてくれ、やっと入ることが出来ました。 2階の個室に通されると、まず最初に店主によるご挨拶と、お店のコンセプトについて説明がありました。そして、ランチコースが始まりスープが熱々で出て来ると、そこでまた店主登場。スープの効能の説明から、誰もが知っているあの中国の要人も召し上がっていたとのお話も楽しくしてくださいまし
江戸シリーズで漫画を描いていると、一応は江戸に関する資料をあれこれひっくり返し見て、時代小説も読んだり、テレビでも時代劇なんぞを見ていたら、たまらなくあっちの世界にタイムスリップしたくなってしまいました。 あ、でも、漫画だったら、何でもありですよね。 そう、ありなんですよ。 今日の漫画は、私が憧れの錦絵モデルに挑戦したらどうなるかしら?というネタで、なんと、想像シーンはカラーバージョンで描いてみました。 江戸時代の物思いにふけるアンニュイな人妻にゾクゾクしてくださいね!別の意味で背筋がゾクゾクしちゃうかしら?(笑) 上村松園様の絵を参考にしております(おいっ) ちなみに、どのポーズがいいかしらね?あはは…
連休は、姪と一緒に、子供達(6歳と4歳)が、久々に我が家に遊びにやって来て、夫はテンション上がり大サービスして遊んでました。 特に子供達に受けたのは、「しんれい君をさがせ」というiPhone、iPadで遊ぶアプリでした。 今は亡き義母も心霊写真が大好きで、その手のテレビ番組を欠かさず見ていたのですが、ひ孫のちびっ子達も怖いと言いつつ、夢中になってしんれい君を捜してました。 子供って、なんでお化けとか妖怪とかが好きなんでしょうね(笑) 3人が大騒ぎして遊んでいる様子があまりに楽しそうだったので、記念に写真を撮ったのですが・・・・ 画像をよく見ると、あら、なんか、写ってる(汗)まじ?キャーーーーー!
我が家の場合、ゴールデンタイムのテレビチャンネル権は夫にあります。ソファーで寝そべる権利も。 それなので、食事の片付けが一段落すると、私はひとり別の部屋に行き、ネット配信されているお気に入り番組を観ております。 最近のお気に入りは、漫画も読んでいた「いつかティファニーで朝食を」。 このドラマ、文字通り美味しい朝食シーンと、夜の飲みのシーンが多いんです。一昨日、立て続けに観ていたら、ものすごくビールが飲みたくなってしまいました。 昨年の8月後半から、夫は大好きなアルコールがドクターストップになってしまったので、会社でのおつきあいも接待もなく、お仕事が終わるとまっすぐ帰宅。そして、晩酌なしの食事だけの生活です。さすがに私は食事の時に、たまーにビールを飲んだりはしますけれど、夫につきあい夜の外出も滅多にしなくなり、大人しい生活をしていたわけなんですが、一昨日は、ちょっと調子にのって、よし、遅いけ
年が明けたと思ったら、もう節分。早いですね。 節分といえば、元来は家長たる父親あるいは年男が豆をまき、鬼を追い払うものということですけれども、夫の帰宅はあてにならないので、毎年息子に豆まきをお願いしていました。 今年は、夫の方が息子よりも早く帰宅したので、豆まきを夫にお願いしました。ちゃんとやってくれているとばかり思っていたんですが。。。まさか、衝撃的な現場を目撃してしまいました。 ということで、残念すぎる節分。今年、年女の私が豆まきした方が良かったなって思いました。
東日本大震災後、一気に防災に目覚めた私は積極的に防災グッズや備蓄品を買い始めました。 特に気に入って調べたのがサバイバル用品をポケットに入れて収納できるというライフジャケット。阪神淡路大震災後、いざという時リュックよりベストの方が便利と聞いたので、デザイン的にもちょっとカッコいいオレンジ色のサバイバルライフジャケットを買いました。そしてポケットの中身をさらにカスタマイズして追加し、避難するときはこれを着て、さらに食料やお水の入ったリュックを持てばいいかなと思ったのでした。 ところが家族の反応は。。。。 今日は、防災に突っ走る私の話です。
東日本大震災の日 家族は① 2011年(平成23年)3月11日(金)に発生した東日本大震災。 私はこの日ほど、家族の安否を心配した日はなかったと思います。きっと、それは皆同じだったと思います。 私は、ちょうど税務署に確定申告に行こうとして、エレベーターを待っていた時、印鑑を忘れたことを思い出し、上がって来たエレベーターに乗らず、引き返して家のドアを開けようとしたその時でした。ものすごい轟音と共に大きな揺れが起こり、エレベーターホールの窓から見える景色が激しく左右に動き、私は、もうダメだと床に座りこみ全く身動きできなくなりました。ドアを開けて中にいる息子に向かって大声で名前を呼びましたが、通路の防火扉の開閉音が激しく響きわたり、私の声はかき消されてしまいました。 私のいた17階は建物自体が折れそうなくらいの揺れでしたけれども、とりあえず息子も私も無事でした。 あの日、家族全員が電話で安否を確
古武道の稽古メニューで最初にぶつかる壁が受身です。 上級者のやる受身は本当にきれい!私は、受身が恐怖でした。泳げない子供が顔を水につけられないのとよく似てます。勢いでやるのではなく、むしろ身体を脱力してやる感じなのです。「運動=瞬発力」を「運動=脱力」に意識転換するというのは、なかなか脳が受入れられません。 フワッてやるって言われて、その言葉を口にしながらやってみたら、出来ました。脳をだましだましの古武道です。 古武道を始めてまもなく、私は自分の身体の変化に気付きました。それまでものすごい冷え性で靴下をはかないと夜は眠れなかったのです。しかも、靴下をはいていてもまだ冷たくて足が氷のようでした。古武道は裸足でやります。最初、靴下をはかない状態でやることにも不安いっぱいだったのですけれども、始めてみると、全く心配なしでした。 稽古では全身を使って、時に天地が逆転するようなこともやるので、気付く
ここ2、3年は、スマホの日記アプリで日常のことを記録していました。ところが、今月末でその日記アプリが終了してしまうということになり、これまでも過去の日記を頼りに「そして家族に」の漫画を描いていたのですが、最近のことも、このブログで記録しておかないと、私の記憶からずるずると抜けていってしまうのではないか、という不安に陥りました。 それで、今日から最近ネタも、漫画にしていくことにしました。最近ネタはタイトルはシリーズものにせず、そのネタをタイトルにしました。時系列的にはこれからも、あっちこっちと飛びますけれど、どうかお許しください。 今日は、昨日、娘からの誕生日プレゼントの話をのせましたが、さらに遡ること20年近く前、娘にとても素敵なプレゼントを頂きました。ここ最近になって、とてもクリアに読めるようになった娘からのメッセージに、ちょっとジーンと来た話です。 私自身も色々と理由があって離婚したわ
私は、週末になると夫とよく散歩します。ところが、夫は街中のありとあらゆる危険に対して、私をいったいいくつの子だと思っているのか、うるさいくらい注意を促します。ビルの工事現場、道路の段差、横断歩道の青信号の点滅、電車のホームの白線、ちょっと怪しげな人などなど。 企業経営者というものは、これくらいいつもリスクに対しての注意を怠らないんだと夫は言い張ります。そんな夫の弱点が笑ってしまうんです。
娘は何かと心配性。娘だけでなく、最近の若者は全般的に心配性で、まだやらないことをやる前から失敗を恐れる傾向がありますよね。なんでかしら?人生なんて、うまくいかないことが8割くらい、うまくいく方が断然少なくて2割くらいなのでは? そのうまくいかないということが、人生に色をつけて、長嶋茂雄さんによる造語の「メークドラマ」になり楽しくなるんです。 失敗が明日のドラマになる、って考えたら、なんかドキドキワクワクするじゃないですか。仕事でもそう。うまくいった仕事は、だいたいその直前に谷底に突き落とされます。私はいつもそうでした。底をうったかな?って思うくらい落ちると、あとは上にのぼっていくだけ。落とされるような事態に陥った時、「お、これは、いつものうまくいくパターンになっていくのかな?」って思うのです。 そういうふうに思考すると、マイナスパワーが退散していくんです。夫の口癖も「チャンスはピンチの顔を
息子は大学に入ってから、近所のコンビニでアルバイトを始めました。高校時代は友達が少なく、大学に入ってからも友達づきあいがなく、こんなコミュニケーション能力が低い彼に、接客の仕事が勤まるのかしら?と心配もしたのですが、往復3時間以上かかる遠い大学から戻るとすぐにバイトに行き、結局バイト先のコンビニを変わることなく4年間働き続けました。バイトとはいえ意識はまるで社員のように熱く語り、また身を挺して真面目に働いていたので、夫が忠犬ハチ公みたいなやつだと笑っていました。でも、自分で働く意義を見出して頑張っている姿は頼もしくもあり、そして、何よりも私達家族は息子の美味しいお土産が楽しみでした(笑)
今日は、ちょっと自分のことを書こうと思います。 最近、漫画を描き始めましたが、もともと私は中学と高校と美術部にいましたので、デッサンも一応はやらされて来ました。そして、大学進学の時に美大に行きたかったのですけれども、美大って学費が高かったり、卒業しても就職出来ないのではという心配の刷り込みを親と兄にされ、仕方がなく普通の大学経済学部に入りました。でも、どの授業も眠くなるし、興味を持てることがほとんどありませんでした。そんな中、経営学科にコンピュータのゼミがあり、皆が就職に有利だという有名先生のゼミをとる中、私は自分の興味の持てるゼミに進みました。しかしながら、当時は、まだパーソナルコンピュータの時代ではなかった時代に、ゼミの先生は素晴らしく先見の明があり、コモドール PET 2001だったかと思うのですが、オールインワンタイプのパソコンを見せてくれました。私はこれからは絶対にパソコンの時代
息子は、単純というのか、すごくおかしなところがあります。そのおかしさは、その本人を知る人にしかわかりにくいもので、ユーモアセンスがあるというのではなく、「なんかこう、ビミョー」なおかしさです。息子が語るおかしな話は、私とか姉の前では、ほとんど大きくすべるんですけれども、ごくたまーにですが「M-1グランプリ」にノミネートできるんじゃ?程度のことをやらかして笑わしてくれます。そのビミョーにおかしな出来事が今日の漫画です(笑)
「家族になる前」シリーズはもう終わったと思っている方が多いかと思いますが、実はまだ描きたかったことがあったんですね。それは、ふたりの子供のいる私との結婚について、夫の両親がどう思っていたかということです。しかし、それには夫のファーストプロポーズの話が前置きとしてどうしても必要だったのです。(ファーストとセカンドがあるというのも変な話ですけれども) 昨日、スペシャルバージョンで公開した漫画を読んで頂いた後に今日の漫画「家族になる前 その11」を読んで頂くと、そうだったんだ〜というのがわかるように思います。義父は、自分で創業した会社の経営者ですけれども、いばったところが全然なくて、お茶目で素敵なダンディー社長。私が尊敬する大好きな義父との初対面がどうであったか、それを4コマ漫画にしてみました。笑える話でもあり、ありがたい話でもあり、じわじわ来るんじゃないかな、っていう内容です。
今日は、私の誕生日です。 誕生日にふさわしいネタで、4コマ漫画の2連作を作りました。本当はちょっと気恥ずかしいネタなんですけれど、あえて挑戦してみました。夫はなんと言うでしょう? 最近よく思うことがあります。自分の人生は、皆等しく一度だけです。20代の生き方が、30代の生き方をつくり、そして、30代の生き方がその後の40代、50代の人生を形成します。人生は何度でもやり直しが出来るとも言われますが、よーく考えてみると、やり直しではなく、人生は積み重ねのような気がします。 今の夫は、私と再会した時、私の生き方が好きだと言いました。容姿とか、持ちものとか、肩書き、それらもひとを判断する上で大事な要素かもしれませんけれど、生き方というのは、ひとそれぞれで真似をすることは出来ません。だから、すごく苦しい状況に陥ったとしても、ささやかな幸せを感じるチカラさえあれば、そこから新たな幸せを引き寄せられるの
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『poremoto.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く