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2012年4月13日 てんかん患者と運転免許 てんかん患者には運転免許を一律に発行せず、またすでに発行しているものでも全て剥奪せよ、という極端な意見があり、これは明らかに無知が原因なのだが、言っている本人らは無知を認めず、またてんかんについて知ろうともしない。それに対して、てんかん患者から運転免許を剥奪するのは疾患差別だという反論もあって、これはこれでちょっとピントはずれである。 まず結論から先に書くと、てんかん患者の運転免許に関しては本人の自主返上に任せ、そのうえで起きた事故に関しててんかん発作(初発以外)は免責の要件とならない、とするのが最も良いと思われる。当初は条件次第で剥奪やむなしと考えていたが、いろいろ考えているうちにこの結論に達した。以下、最初にてんかんに関する一般的な誤解と、それを修正するための知識を『現代臨床精神医学』と『専門医をめざす人の精神医学』を参考にしながら述べて
2012年4月12日 てんかん患者には運転免許を持たせるな!? 今日、京都で死傷者多数の交通事故があり、運転手がてんかん患者だったという情報があって、 案の定、あちらこちらで香ばしい意見が溢れかえっているので、以前の日記を追記訂正して載せる。 クレーン車が児童の列に突っ込み、6人もの小学生が亡くなった事故は記憶に新しい。運転手はてんかん患者で、薬を服用していなかった。その後、前日に飲み忘れた分まで朝から一気に飲んだという情報も出た。この運転手の罪は自己管理の甘さなどいろいろとあるだろうが、少なくとも、てんかんという病気であることそのものに罪はない。 てんかん発作の種類は、人によって非常に多岐にわたる。失神して全身がけいれんして泡まで吹くといった派手なものから、片手が無意識的に動いてしまうとか、あくびしてボーっとなるとか、一見しただけではてんかん発作とは分からないようなものまである。クレ
今日、京都で死傷者多数の交通事故があり、運転手がてんかん患者だったという情報があって、 案の定、あちらこちらで香ばしい意見が溢れかえっているので、以前の日記を追記訂正して載せる。 クレーン車が児童の列に突っ込み、6人もの小学生が亡くなった事故は記憶に新しい。運転手はてんかん患者で、薬を服用していなかった。その後、前日に飲み忘れた分まで朝から一気に飲んだという情報も出た。この運転手の罪は自己管理の甘さなどいろいろとあるだろうが、少なくとも、てんかんという病気であることそのものに罪はない。 てんかん発作の種類は、人によって非常に多岐にわたる。失神して全身がけいれんして泡まで吹くといった派手なものから、片手が無意識的に動いてしまうとか、あくびしてボーっとなるとか、一見しただけではてんかん発作とは分からないようなものまである。クレーン車事故はどうやらてんかん発作のせいだったようだが、今回の運転
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