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ドラクエ3
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タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集 (竹書房文庫) 作者:ルーシャス・シェパード 出版社/メーカー: 竹書房 発売日: 2019/12/26 メディア: Kindle版 なぜかKindle版しか出てこないが読んだのは文庫版です。別にアフィやってる訳でも無いし、そういう区別はどうでもいいか。さて「竜のグリオールに絵を描いた男」*1に続くシリーズ第2弾。短篇集とありますが収録されているのは短篇1本とノヴェラ(中篇)1本で、普通は収録作品2つのものを「短篇集」とは言わないような気がするけれどまあいいか。 このシリーズは開始第1作でグリオールは死に、1冊目に入っていた作品群では時制がいまひとつはっきりしなかったのですが、今回の2本では明確にグリオールの死後を描いています。今回は竜が動くといわれて確かに迫力のカバー画。だけど前回よりなんかちっちゃくね…?と思いつつ表題作となっている「タボリン
もうね、言葉がない。テレビシリーズ本放送の際、製作スケジュールが押して最終2話が翌年に繰越と決まって、恥ずかしながら当時すごく財布事情が厳しかったんだけれど、「こういう作品には投資しなきゃダメだ!」と、プレーヤーもないのにBD全巻購入したのをこう、その、決断してよかったなあとか思います。 テレビの最終2話もOVAもよかった。劇場版はもっとよかった。劇場公開決定の第一報が流れた頃に「こんな話になったらいいなあ」などと勝手に妄想していたことの、いくつかそういうシーンがホントに流れて謎の感動である。 かつて心に希望はあって、今やそれは叶えられた。これからどうして生きていこう? (´-`).。oO(前売り券が一枚あるからもっかい見に行きゃいいんじゃないかな) 以下感想をつらつらと、ネタバレ注意でよろしくオネシャス 西住みほというキャラクターは最近のアニメの主人公にしては珍しく(でもないかなー)感情
[証言録]海軍反省会 5 作者: 戸?一成出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2013/08/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る もう続きが出てたのかーと思ったら去年は2冊刊行されてたのね。年1冊から2年で3冊程度のペースに上げていきたいそうでそれは結構なことなのですが、続きはもう読まないかも知れません。 以前から「反省」の中身、内容についてはいささか疑問に感じるところもありながら読み進めてきたのだけれど、今回「特攻の本質は愛です」などと出席者のひとり(終戦当時佐官クラスの階級で特四式内火艇や震洋の特攻作戦を指揮していた参謀職の人物)が述べているのを読んで思わず本を壁に叩き付けそうになった。 何が愛だよ。ふざけるんじゃねえよ。 結局この会がやっているのは「反省」ではなくて「問題点を列挙することで巧妙に自己保身を計る」だけでしかないんだなと思ったら読むのが辛く
アラスカ戦線 (ハヤカワ文庫 NV 22) 作者: ハンス・オットー・マイスナー,松谷健二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1972/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る 再読。これは是非読み直して紹介せねば!と半ば発作的に手にとってレジに走った一冊。まあ100円こーなーだった品。著者マイスナーは親日派のドイツ人作家で父親はナチス政権下で国務大臣も務めたオットー・マイスナー。本人も四年に渡る駐日大使館勤務を経て東部戦線で機甲部隊中尉として従軍した経験を持つという、そんな経歴の人物による過酷な自然のなかで男同士の対決を描く軍事冒険小説。などと説明するとなにやら凄そうだが、まともなのはそこまでで、中身の方はものすごくヘン。おかげで一部の層にカルト的な人気を誇る*1 なにしろ出てくる日本軍のディティールが全部マチガあーいやでたらめちゅーかそ
新しい世界を生きるための14のSF (ハヤカワ文庫JA) 早川書房 Amazon なかなか判断に困る。2年前に刊行された、その時点ではまだ単著を刊行していない作家で、「五年後とか十年後とか、書き手たちがそれぞれSF短篇集なりSF長編なり刊行して知名度が高まったあとでようやく編まれる」ような性格のアンソロジー、未来を先取りしたような一冊。実際2年後に単著が刊行されたとある作家のとある作品を読もうと手に取って、なんだか編者に踊らされてるなあなんて思ったんだけど、実はそれ、読んでました。割と微妙だったんで感想をちゃんと残して無かった。そんな不確かな状態で読んだものだから、どうにも落ち着かない。坂永雄一「無脊椎動物の相続力と創造性について」は既読且つ面白かった作品でしたが、全体的にあんまり合わないかなーと読み進めたら、最後に配置された琴柱遥「夜警」が抜群に良い。 14の作品から個別のテーマを導いて
なんだか唐突に思いついて幕張メッセまで行って来た。ゴビ砂漠と聞いただけで心はプロトケラトプスだ(意味不明) でも唐突過ぎたんでデジカメのバッテリーがすっからかんだった(´・ω・`) だもんで携帯でちまちま撮影した中から… 現代美術のオブジェみたいなティラノサウルス頭骨群。なんだか楽しい展示で博物館主催のそれとは違うなー、などと。対決ディオラマみたいになってる標本もあったりする。 メガロサウルスとイグアノドンのリチャード・オーウェン説による復元模型。いまでも水晶宮跡の庭園には実物大で置いてあるのですが19世紀当時恐竜はこんな姿で考えられていました。時代遅れと言う無かれ、これらがあってこそいまの古生物学があるのですからゆめゆめ粗末に扱ってはならぬのです。第一牧歌的でいいじゃないか、これはこれで。 さすがに何度も似たような展示を見てると見慣れたものも多いので、マメンチサウルスがでかいなーとか言わ
チャンピオンたちの朝食 (ハヤカワ文庫SF) 作者: カート,Jr.ヴォネガット,カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1989/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 48回この商品を含むブログ (45件) を見るチャンピオンたちの朝食 (1984年) (海外SFノヴェルズ) 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/05メディア: ?購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る 文庫版では書影がないのでハードカバーも挙げておく(イラストは共通)。カート・ヴォネガット・ジュニアの最高傑作、待望の復刊である。紀伊國屋書店の復刻フェアだとかで並んでいたので他の書店では見つからないかも知れない*1。ちなみに作品自体はSFでもなんでもない。 とはいえ、ヴォネガットをSF作家
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