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掃除・片付け
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これから書くことはすべてフィクションとして読んで欲しいのだけれども、まず、職場の隣の席の人の震えがある。 彼は三十分ほどのあいだに1回ほどの割合で、からだをガタガタと揺らす。今、「揺らす」と書いたけれども、それは痙攣に近く、「カタカタカタ」というリズムといったほうが正しい描写になる。そして、事務用のステンレス製の机の引き出しに彼の膝があたって、その度ごとに、それにあわせて、机が細かく震えだす。そして、当然ながら、隣にある私の机も震えだす。カタカタカタカタカタ・・・。 別に、私はそれに腹を立てているわけではない。むしろ、気の毒に思う。彼は、まず、鬱病になり、そして、それを紛らわせるために、アルコールを浴びるように飲んだ。そして、そういった人たちに場合によって見られるような経路を辿って、からだがガタガタになり、検査した時には、ガンマGPAが1000を超える数値になっていた。付け足すならば、ガン
ラーズ(+8) アーティスト: ラーズ出版社/メーカー: ポリドール発売日: 1998/12/16メディア: CD購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (77件) を見る 個人的な歴史を述べさせてもらうと、マンチェスタームーブメントと呼ばれる流れが盛り上がってきた時に、僕は高校生になって、CDを買ったり、音楽を聴いたり、或いは、雑誌を買ったりということが中学生の頃に比べて格段に自由にできる年齢になった。 自由にCDを買ったり、音楽を聴いたり、雑誌を買ったり、というのは、けっこう重要なことで、人から何を言われようが、自分が良いと思ったら、それを選ぶ!ということを、つまり、個人として生きるということを、この消費社会に生きる僕たちは、音楽を聴くという作業を通じて身に着けるんじゃないだろうか。もっと言えば、音楽を聴くことを通じて、僕たちは、自由に生きることの楽しさを知るんじゃないか
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