サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
akaobi.wordpress.com
『蒸気波要点ガイド』(左)と『新蒸気波要点ガイド』(右) Vaporwave Essential Guide (left) and New Vaporwave Music Archives 2009-2019 (right) 2017年、『蒸気波要点ガイド』というVaporwaveをとりあげたZINEが刊行されたさい、私は執筆者のひとりとして参画した。著者は佐藤秀彦。hitachtronics、△KTR、フミの三人によってまとめられ、hitachtronicsがレーベルオーナーを務めるNew Masterpieceから刊行された。突如日本からあらわれたVaporwaveへの「フィジカルな」オマージュは、このジャンルへの関心を国内で顕在化させることになった。 2019年末、ZINEは『新蒸気波要点ガイド』として、大幅に増補されて出版社DU BOOKSから書籍が刊行された。Vaporwaveの
[This article is written both in Japanese and English.] 今から、オーストラリアにおいてチップミュージック/チップチューンを活動領野としている、little-scaleの名で知られるSebastian Tomczak氏(ミュージシャン/エンジニア/研究者)が、カンファレンスのために執筆した二つの発表報告の翻訳をお届けします。 まず最初に、ゲームボーイの様々な機種と個体の間で確認可能な、音質の違いをテーマにした2007年のオーストララシア・ミュージック・カンファレンスにおける報告を紹介します。 この比較検討を通じて、私たちはチップチューンの要とされる「チップ」と「サウンド」がたやすく得られるものでないことを目の当たりにするでしょう。 From now on, I publish Japanese translations for two
はじめに 10月某日、とある縁から、コモドール社の日本法人コモドール・ジャパンにいらっしゃったマニュアル担当の家田氏と設計担当のN氏に当時のお話を聞く機会を得ました。お二人とも、コモドール・ジャパンがコモドール64およびその後継機種の開発・製造を行っていた時代を記憶されている方です。入社当時は30歳を前後するご年齢だったことをまず、最初にお聞きした時点で、私はふかく感慨の溜息をつきました。 これはその時、お二人よりお聞きした内容を、主には、2010年に発売されたBrian Bagnallによる創業から1984年までのコモドール社の軌跡を追った浩瀚なCommodore: A Company on the Edgeに依拠しつつ、またその時の溜息を反芻しながら再構成したものです。Brian Bagnallは1972年生まれという若さですが、2005年にはこの本の元になったOn the Edge:
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『SID Media Lab』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く