サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
americaseiji.com
2020年大統領選挙が後半に差し掛かるなか、トランプ選挙部は大きな問題を抱えていました。トランプは2017年に大統領に就任した直後から選挙対策部を立ち上げ、再選のために寄付金を集める活動をしていました。これは、これまでのいかなる大統領と比べても早くから再選のために活動していたことになります。 トランプ選挙部長らは「巨額の寄付金をあつめ、強力な組織を築いた」と自慢していました。一方で、早くから活動するということはその分人件費やオフィス費などもかかります。そのうえ、選挙部のスタッフらは寄付金を集めるための献金パーティーに出席するために各地に出張しましたが、内部では「寄付金で払われたバケーション」とも言われていました。 また、選挙部はトランプを喜ばせるために勝つ可能性が全くないワシントンDCで広告を打ったり、巨額の費用が掛かるスーパーボールでの広告を打ったりしていました。 こうして、集めた寄付金
シドニー・パウエルは、偽証で起訴されていたトランプ政権の元国防アドバイザーでQAnon陰謀論のヒーローのマイケル・フリンの弁護士として極右界隈で注目を集め、2020年大統領選挙にはFox NewsやNewsmaxといった極右ケーブル局に出演して選挙に不正があったという根拠のない主張を繰り返し、トランプに注目されてトランプ選挙部の弁護士にも一時、なりました。 彼女はトランプ選挙部から解雇された後も、10年前に死亡したベネズエラの独裁者、ウゴ・チャベスがCIAと開発したテクノロジーを選挙システム会社、ドミニオンやスマートマテックが使用し、不正にバイデンを勝たせたという主張を続け、「選挙防衛ファンド」のために支持者から寄付金を集めます。 また、自称軍情報部隊の元インテリジェンスアナリスト通称Spyder(実際は軍では車両整備士だった)などの「証言」や無茶苦茶な「統計的証拠」を根拠に選挙結果をくつ
アンドリュー・クオモの人気アンドリュー・クオモはニューヨーク州知事(民主党)です。ニューヨーク州知事だった父のマリオ・クオモの後を追って政界入りしたクオモは、強引な手法で度々州議会やニューヨーク市長と衝突しながらも州知事に上り詰めました。 2020年初頭にコロナウイルスのパンデミックが起こった直後、トランプが「風邪のようなものだ」と言ったり消毒液を体内に注射することを提案するなど意味不明な言動をしており、連邦政府のリーダーシップが不在だった時に、アメリカで最も初期に最も深刻にウイルスの影響を受けた州の知事として毎日記者会見を開き、情報を発信するなどして頭角を現しました。 自尊心が強く、注目を集めるのが好きで積極的にテレビカメラの前に出ようとするクオモは、CNNのアンカーの弟、クリス・クオモの番組に出演して冗談を飛ばすなど、人気の絶頂にいました。実際、彼の支持率は上昇していました。 クオモは
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『americaseiji.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く