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ノーベル賞
arquitecto.hatenablog.com
最近本屋で昭和の風物や出来事を扱った本が目立つようになったが、モデルニスモの評価が一般に定着したのはここバルセロナでもほんの最近のことだった。 1992年、第25回夏季オリンピックがバルセロナで開かれるのに平行して文化オリンピックと称して一連の企画があり、その中でQuadrat d’Or(黄金の四角)という展覧会が一銀行の運営するあのガウディのカサ・ミラ(ラ・ペドレラ)にある展示場で催された。街中にある150のモデルニスモ期の建物が紹介されたのだった。このクアドラットというのはグリッド状に引かれたバルセロナの街路から出来た四角いブロックのことであり、市民が日常的に見慣れているがためにこそ却って関心を引かない文化財産を豊富な文献で市民の目の前にさらすこととなった。 もっともガウディの建物ですら60年代にはインテリアの改装でオリジナル部分がコンテナーに捨てられていたこともあったわけだから一般市
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