サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
artfoods.hatenablog.com
■ 海鮮塩ラーメン 函館「滋養軒」塩ラーメン 本格的な秋が迫っているこの時期になると全国の百貨店やスーパーでは「大北海道展」あるいはそれに類似した名称のイベントが仕掛けられます。毎日のように拝読しているブロ友さんのブログでもちょ~ゴーカな海鮮丼が取り上げられていて、あぁいいなぁエロおやぢもそんな折詰をどこぞの地酒と一緒にぜひ味わい尽くしたいものだ...と叶わぬ願望に苛まれ悶え苦しむわけですが、よく考えてもみればテメーが最も利用する哀愁のイナカ町スーパーでもそうしたフェアが開催されていたのでありまして、ボンビはボンビなりに北海道物産をセコくカゴに入れてはぷちハッピイな日もあったわけです。 函館「滋養軒」塩ラーメンうふふ、北海道限定のビール「サッポロクラシック」など細々ながらいろいろ買い求めては参りましたが、やはりRTS治療の一環も兼ねまして北海道のラーメンも外せないわけです。 今回は珍しく札
■ 手裏剣トースト 変り映えしない朝の食卓に Ⅹ(エックス:旧 twitter )のフォロワさんが朝食にときどき召し上がっているトーストのスタイルです。ナカミはフツーの食パントーストなんですけれど、ちょいと切り込みを入れて耳の部分をヒネってやれば、あ~ら手裏剣みたいなカタチになって面白いのです。表面が複雑な形状にになり表面積が大きくなるのでその焼色で香ばしくなるのと同時に、手で千切りやすくサクサクカリカリとした食感が得られやすくなる…といったメリットがありますね。 まあそれより見た目の面白さが優先です、変り映えしない朝の食卓にちょっとしたヒネリを…てなところでしょうか。 それにしてもずっと馴染んできた twitter の名称を " あの男 " があっさりと変更してしまいました。ブランドへのリスペクトもないし、歴史の積み重ねを軽視する姿勢は如何なものでしょうか、しかもエックスなんてダサいナマ
■ ニラ玉炒めと餃子 町中華スペック 首都圏で勤務していたころはシゴト帰りに町中華によく立ち寄ってはアレコレ飲食をしたものですが、今では哀愁のイナカ町住まいで、しかも徒歩圏内に町中華なんてものもなく、ひたすらお家でセルフ慰労会の開催と云う日々であります。 性格が悪いので誘うような友人知人がいるわけでもないし、その逆は更にない。だからと言って寂しいとかつまらないとか思うこともありませんけれど、概ね粛々とその日のお与えを楽しみとして過ごすのみ…といった現状の人生です。 ニラ玉炒めの食材ただ突然に町中華で食したようなごくフツーの中華料理を食してみたくなることもあって、多少はウデに覚えがあることをいいことにアレコレ講釈を並べつつその調理に勤しむわけですよ。 近年とみに思うことは、こうした町中華スペックのお料理の場合はあまり凝ったことをしない方がシンプルで飽きないお味に落ち着くのかな…と云うことなの
■ 酷暑富嶽 もう長月も半ばをとっくに過ぎているのに 何なんですかいったいこの暑さは 午後の気温は35℃を越えてましたよ 初冠雪は例年通りにやって来るのかと心配になります 9:19am, September 20. 2024. @Fujinomiya-City 長月の酷暑富嶽 Nikon NIKKOR-N・C Auto 24mm F2.8 SONY α7RM5 ■ 柿の収穫 あの虫にやられて惨敗 そこはかとなく秋の気配もすると思っていたら猛烈な暑さがぶり返して来たりして、非常に不安定な様相を呈する長月であります。それでも作物は農家さんの努力もあって旬らしい果物なんぞも店頭に登場してくるわけですね。 未だ高価で買えないじゃん…と恨めしく思い敬遠していたブドウも母上があっさり購入してきて、こんなゼイタクしていいの?みたいな後ろめたさを感じつつも美味い美味いと喰ってしまうエロおやぢなので
■ 夏野菜とチーズハンバーグ 盛夏のエネルギーをいただきましょう ついちょっと前にハンバーグを食べた気もしますが、まあいっか…なのであります。 いちおー前回は和ハーブをたっぷりあしらってデミソースで食すといった夏向きのレシピでありましたが、今回はまた別の夏ヤサイをソテーしたものをガロニとして活用し、さらにハンバーグの表面にコーティングされたチェダーチーズとデミグラスソースの二重被膜で武装した、ややヘビイなバージョン。盛夏のエネルギーをたっぷりいただいて疲れたカラダを修復しましょう、って寸法なのですな。 夏野菜とチーズハンバーグ PETRI EE Auto CC Petri 55mm F1.7 SONY α7特別なヤサイは使っておらず、ドコでも入手可能なナス・ピーマン・パプリカ・トマトといったものたちであります。食感や火の通りを考慮してカットする大きさを揃えてあること以外は難しいことは
■ 今お気に入りのドレッシング ピエトロ プレミアム フレンチ 今とても気に入っているドレッシングがありまして、もうご存知かも知れませんがピエトロさんという福岡のレストランが製造販売している " プレミアム フレンチ " と云うサラダドレッシングです。 ただひとつだけ困ったことがありまして、ボトルのサイズが巨大でしてね…全高40cm/直径11cm、つまり内容量が3300ccともなる大容量のものしかないんですよ… ピエトロ プレミアム フレンチってウソで~っす、フォトのチェアは飾り物のミニサイズでして、ボトルはごく一般的なサイズの280cc容量なのでご安心下さい。そして同社がウリにしているのは未加熱で添加物の少ないサラダドレッシングなので、他社製品に比べて賞味期限は短めですが、お味がナチュラルでストレスがありません。長期間利用し続けても飽きがこないのはそのせいもあるでしょうし、何よりその食味
■ 和ハーブのデミバーグ 和の香草とデミグラスソースの出会い 循環器系に疾患を抱えておりまして、数日前から体調が優れないこともあり大事をとって安静にしておりました。 まあ所謂 " 心臓疾患 " ってやつでしてね、心臓肥大・心房細動・不整脈・高血圧・不眠…といったものが主な症状ですが、各種クスリでそれらを抑制しておりましていつもは健康な方々とそう変わらない生活が出来るのですけれど、時折なにかの拍子に歯車が狂ってしまうこともあるようです。まあムリは禁物ってやつなのですな、気を付けたいと思います。 オカゲさまで少々の休養期間を経てなんとか復調いたしました、なんちゃってながら再び意欲も取り戻し相変わらずの駄文日記を継続したいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 和の香草…生姜・茗荷・青紫蘇・大蒜・葱など日常的に欠かすことの出来ないものばかりですが、それらを
■ 菊水×ペヤングやきそば " チルド " 相次いでリスペクトされる不朽の名作 初売は1975年、来年には50周年を迎えるカップ焼そばの金字塔「ペヤング ソースやきそば」です。 その革新性と功績をここで取り上げるにはおこがましいものがありますが、今年になってからその商品をリスペクトした食品が他社から相次いで発売されるなど、当初は決して大手とは言えなかった群馬県の食品メーカーさんに輝かしい賞賛が寄せられているのですよ。 菊水×ペヤングやきそば チルド当駄文日記に於きましても前回は「如何にペヤングソースやきそばが愛されているのか…」といったサブタイトルを冠して、野菜炒めのセットパック販売を主な業務としている企業さんの製品を取り上げましたし、その「ペヤング ソースやきそば」そのものを簡素ながらも取り上げた駄文日記の公開はもう16年も前のことでした。 いや~スゴいことですねえ、たかがカップ焼そばで
■ 寿がきやラーメン 正式名は「和風とんこつラーメン」 カニや松茸を食した翌日にラーメンかい、オマエも情けないオトコだよなあ…ってスキでスキで堪らないんだからいいじゃないか、他人様にとやかく言われる筋合いなんてないだろうしさ。 そうなんです、この『寿がきやラーメン』が昔から大好きで、もうず~っと食べ続けてますよ。地元メーカーさんのトラッド醤油ラーメンも激スキなので適宜ローテーションしている関係上、年間の喫食数は7~8回かとは思いますが、並み居る他社製ラーメンを押しのけてこの回数はリッパなものだと称賛に値しますね。 Sugakiya 和風とんこつラーメンのべ一年間に及ぶナゴヤ長期出張の際も(そりゃ寿がきやさんの本拠地ですからね)当然昼めしにこのラーメンを何度もいただきました。あ…正式な名称は「寿がきや 和風とんこつラーメン」なのですが、寿がきやさんのラーメンと云えばコレなので、いちおー世間一
■ 「秋の味覚」を先取り 母上の誕生祝はカニ料理のお店で紅葉狩り 本来はひと月以上前に行う予定だった母上の誕生祝の宴ですが、妹の covid-19 感染などのアクシデントがあり延び延びになっておりました。それでもその月のうちに執り行うことが出来たのでヨシとすべきな葉月の末であります。 親不孝者のバカ息子はメロンシャンティーを買い求めてきたり、粗末ながらも米茄子のチーズ焼で祝いのマネゴトをして何とか体面を取り繕ったカンジですが、妹夫婦は昨年の鰻重に続き、今年はカニ料理のお店を予約してくれてありまして経済力の違いをまざまざと見せつけられた思いもあります。まあしかしそこは有難くご厚意を頂戴し、母上の " 卒寿 " を祝うのですよ。 母の誕生会@甲羅富士本店 SIGMA A013 30mm F2.8 DN SONY NEX-7ちょっとしたコースになっておりましてね、やはりカニ料理のお店なので
■ パルミジャーノとパンチェッタのルマコーニ ちょいと個性派のパスタ料理 なかなかテを出すことのない特殊なショートパスタではありますが、このモチモチ感と個性的な舌触りはいちど食せば必ずやみつきになるに違いないルマコーニってやつなのですな。 もちろんその形状もユニークでモロにカタツムリ、もしかしたらニクではなくガーリックで調味したツブ貝の刻んだものなど詰めれば " なんちゃってエスカルゴ " みたいに話題をさらうことが出来るかも知れません。 Cantiamo Spumanteその話は置いておき…予定していたのはチーズ系のパスタ料理です、やはり食前食中のドリンクはシュワっとしたものがふさわしいですね、もちろん高価なものではありませんけれどニッポンのワインサプライヤがイタリアから責任を以って輸入販売するスパークリングワインですから、品質とそのお味は間違いのないものだと信じて購入してきました。 柑
■ スジコで朝めし 格下と見くびるなかれ 朝めしのお供はいろいろありますけれど、自分としては懐かしくそしてちょっと特別感を持っているとでも言いましょうか、とにかく『スジコ』が大好きです。炊きたての白ゴハンにどかんと乗せ、そのスジコとゴハンを交互にクチに運ぶのですよ...あ~もう思い出しただけでもヨダレじゅわ~ですな。 釧路に住んでいたころはよくいただきました。生産地で安かったこともありますが、こうした水産物の物価水準が今より遥かに低く、父親の当時の給与でもさほど不自由なく購入できる価格であったと記憶しています。ですから下のフォトのようにケチケチ乗せたりせず、もうバ~ンと1/2腹いっちゃいましょう!みたいなマネをしても一向にモンダイはなかったのですが、残念なことに昨今はお値段が高騰している上に、ひと粒ひと粒が小さくなった気がします。クチの中で潰れたスジコからもっと強力な量のエナジーが放出され
■からしとうふ 岐阜の夏の風物詩なんですって... 「冷奴」は暑い寒いを問わず通年食するお料理でして、先日もいつもの山梨県系スーパー某OGで豆腐コーナーを物色してはそのヤッコ豆腐を見繕っていると、なにやら見慣れない商品を見つけてしまいました。 ほお~商品キャッチコピーには " 岐阜の夏の風物詩 " と謳ってあるではありませんか、地豆腐の名物のようです。 ギトー食品さんの「からしとうふ」フツー「冷奴」と云えばカツヲ節や刻みネギなどを載せ、お醤油をタラ~リしてはいただくものですが、この名物商品はそのお豆腐の中心部に和カラシを仕込んであるという、ちょっとだけ変わったスタイルなのです。 そう云えば大学の学食で食べた「冷奴」はお豆腐の入っている小鉢にカラシが添えてあって、それまでそうした食べ方を経験したことのなかったボクは少なからぬ衝撃を覚えたものです。まあ怪訝なキモチで食してみれば、これがまたなか
■ 小松菜と豚肉のオイスターソース炒め 特別なものではないけれど 素行の悪いサンサンに翻弄されつつ、領海や領空を侵犯されながらキンペー詣でを画策した日中友好議員連盟などと云う売国奴たちには虫唾が走る思いを抱くエロおやぢであります。 それはそうと夕食の支度はどうしようか…であります。ただヒトの食べているものが美味しそうに見えて、どうしてもソレが食べたくなる愚かさはもう修正のしようがありませんね。このオイスターソース炒めってやつもそれでして町中華でビールぐびぐび飲るあの番組を視ながら、ねーちゃんが美味そうにパクつく料理を「あ~オレも喰いてえっ!」となるわけです。 まあ食材はなんだっていいわけです、その時に廉売しているヤサイとか、たまたま特売になっているニクなんぞをいつものスーパーでガサっとカゴに入れてきては、いそいそとお家の厨房に立つわけですな。 今回は旬ではないけれどいつでもそこそこ美味しい
■ ペスカトーレ 海鮮の香りと旨味 そしてスパイシーなトマトソースの悦楽 ずいぶん小振りだなあ…ってのが正直な感想ですが、それでもこの季節になりますとぼつぼつ入荷し始める青森県産のスルメイカであります。つい少し前ならば…と云っても10余年前の話ですが…トロ箱がど~んと積まれ、赤黒い体色のイカが庶民価格で並んでいたスーパーなのに、今や鮮魚コーナーのシマで遠慮がちに身を寄せている姿は情けないものがありますね。 青森県産 生スルメイカそれでも新鮮なスルメイカの姿を見れば何か美味しいお料理にしてみたくなるものでして、今回はパスタ料理「ペスカトーレ」にする気概がモリモリと湧きあがってしまったエロおやぢであります。イタリア語のヨコ文字ですが、いわば海鮮トマト煮を絡めた小麦麺でありまして、イカを筆頭にエビ・タコ・貝類・小型魚類などをエントリーした庶民の食事です。 こうして生のスルメイカが手に入ったわけで
■ 夏ブリとカツヲのヅケ山かけ ジャンプアップしたかのような妙技 ヅケにしたお魚を山かけにして食べたくなり、スーパーの鮮魚コーナーに向かいます。無難なセンでは鮪ってところですが、そこは偏屈者の常套手段を振りかざしベツの魚種を目で漁るわけです。 へへっ、ありますねえ…ブリですよ。冬が旬ということは承知しておりますけれど、近年は愛媛県などで真夏に出荷できるように調整飼育するブリを養殖しておりましてね、これがまたけっこー美味いんです。ひと昔前の養殖ブリは抗生物質たっぷりのネロネロ脂がイヤミな感じで好きになれなかったけれど、これは天然モノに近い食味でなかなかに優秀なのですよ。 真澄 MASUMI SAKEそしてちょっと薄く切り過ぎな感じのカツオも鮮度だけはヨサゲだったので一緒にカゴに入れます。いつもの自家製ヅケだれに漬け込むこと30分、いいアメ色に染まった夏ブリと、ヘモグロビンの赤に深みを増したカ
■ いちじくのケーキ 生をいただくその前に 昨日は病院帰りにいつもの山梨県系スーパー某OGに立ち寄り買い物をしましたが、そこで昨今世間を賑わせているコメ不足という事態に直面したのです。 あら~商品棚がスッカラカンじゃありませんか…幸いなことに僅かに入荷した静岡県産コシヒカリが十数袋あったので無事カートに載せましたけれど " ひとご家族様1袋のみ " という店舗からのシバリがあって、この供給状況は多くの人々に不安を与えているのだなあと思った次第です。開店直後でしたからこれだけありましたけれど、多分午後には売り切れだったでしょうね。 米の商品棚 @山梨県系スーパー某OG August 27. 2024.たまたま当家に於きましては次のストックをするタイミングだったので購入したわけですけれど、コメの市場在庫が過度に不足しているわけでもないのに台風や地震など災害による不安からか、矢鱈に過剰な備蓄をし
■ 鶏手羽先の甘辛煮 庶民テキ至福のひととき もうお気づきになられている読者さんもいらっしゃるかとは思いますけれど、先般からフォトの片隅に哀愁のイナカ町特産「落花生」を茹でたものを登場させております。 まだハシリなので高価と云うこともあり選別された正規品は手出し不可ですが、無人販売所では未熟な " しなす " を多く含むものが格安で並んでおり早速購入してきました。ちょいと塩を利かせた茹で汁で一時間弱、あの香りがキッチンに充満すると「あ~夏も終わりなのね…」としみじみ思えてくるのです。 生落花生昨年くらいから値上がり傾向にあり、1kgの平均価格は¥1300~1600ほどに跳ね上がっております。間もなく大粒で人気のトヨマサリといった品種も登場してきますので、ボンビなエロおやぢが気軽に買える販売価格になるのは期待薄ですな。まあこうした " しなす " をちゅうちゅう吸いながらいただくのも一興でし
■ 天磯おろし蕎麦 商標登録されている駿府の名物蕎麦 静岡市内や近郊にお住いの方ならご存知の名物蕎麦があります。戦後下駄屋さんから食堂に転身し、現在は駿府の老舗蕎麦店としてその名を馳せる「戸隠そば」さんが商標登録している『磯おろし蕎麦』ですね。 初めて食したのは未だ大学生のころで、ゼミの教授が「美味い蕎麦屋があるんだよ…」と案内してくれたのがそのお店でした。皿盛りされた冷たいお蕎麦の上に天かすと大根おろし、そして揉み海苔がはらりと乗せられた涼し気な逸品です。そこに晒した刻み根深とワサビをたっぷり添え、冷たい蕎麦ツユをダダっとかけてはずいずい食すクイックなひと皿なのですな。こいつがめっちゃ美味いのよ、もう一発で虜になりました。 その後は何度もそのお店を訪れましたが、天かすを海老天に替えたものやまた鱚天にしたものも美味しくて、行く度にいろいろなヴァリエイションを愉しんだものです。 基本の『磯お
■ ニラモヤシの塩焼そば 町中華のメニューに加えても… 哀愁のイナカ町にムカシから伝わる「富士宮焼そば」もいいのだけれど、やはりこうも暑い日々が続くと塩味のさっぱり系焼そばってもんが食べたくなるものです。件の焼そばはキャベツと肉かすが主体のソース味と決まっているわけで、そこをばっさり裏切って塩味、しかもキャベツも肉かすも使わないと云う背信行為は、その市民として恥ずべきことなのかも知れません。 しかし、しかしですよ、使う麺を " 富士宮焼そば専用地元麺 " にする意味とモクテキは、このニラモヤシ&豚挽肉の塩味焼そばをパーフェクトな高みに持ち上げることに他なりません。とにかくこの麺のモチモチとした歯応えと小麦の風味を生かし切った調味ですな、ここに至るまで苦節30年…ってのはウソですけれど、エロおやぢがビッグマウスだと仰るのならば、とにかく喰ってみやがれ!と叫びたいわけです。 ニラモヤシの塩焼そ
■ ネギキムチ蒸し鶏の冷し中華 ヨユーのズボランチ 赤いメルセデスに乗ってきたヲンナをホテルの部屋でモミモミしてやると、ヲンナは熱い吐息と共に「政治家より弁護士のほうが儲かる…」と漏らした…ってねえ、なんかストーリイを激しく混同してませんか?生でモミモミしたのは中華麺だろが、あとはカンケーない話だな。 そう、このシマダヤさんの「生冷し中華」は生麺をもみ打ち加工してコシを出している上に、玄米黒酢を使ったスープがとっても評判のよい冷し中華なのです。オカゲでレギュラーのものよりもアッパーな価格設定ではありますが、いちどこの美味しさを知ってしまうとサイフの中身が心細かろうが構わずにミエを張ってこいつをカゴに入れてしまうのです。 シマダヤ もみ打ち 生冷し中華そして例によってズボランチの絶賛開催決定なのですよ、ただし誰が絶賛しているのかは知るところではありませんが、まあせいぜいモミモミが好きなエロお
■ パテドカンパーニュとチキンアスピックそしてケソフレスコ 欲張りプレートの顛末 平素はなかなか入手しづらい食材を、ここぞとばかりに盛り合わせては食すお盆某日であります。 ケソフレスコというペルーのチーズは近所の KOマートfine さんで購入ストックしてあったものですが、清水の静鉄ストアさんで見繕ってきたものは「パテドカンパーニュ」と「チキンアスピック」と云うちょいと変わった畜肉加工品なのですな。 豚肉のほぐしたものとレバーを煉り合せた「パテドカンパーニュ」は、ちょうど少し濃密にしたコンビーフのような風味と食感で、パテのようにバゲットにヌリヌリして食すと天国なのよ。原料が豚肉なので控えめな主張ではあるものの、そこにレバーペーストが加わることによってお味に重みと奥深さが加わり、ジツに見事なバランスなのだな。 パテドカンパーニュとチキンアスピックそしてケソフレスコ Carl Zeiss
■ 近海握り 見た目はシブいけど 新聞受けから配達された朝刊を取り出すと、その一面のヘッダーに驚きました。なにい!? 「熱闘・感動 ロスへ」って…熱闘や感動が失われちまったのかい。 そりゃ誤審だとか不正やら、そもそも開会式の演出からケチがついていたし、選手村の環境や大会運営もパッとした評価は成されていなかった気もするしね、そりゃ熱闘や感動がロスとなっても仕方がないのかな…と思いましたけど、あら~早トチリでしたね、ロスって次回開催地の Los Angeles のことだったのか…だったらちゃんとロサンゼルスってフルで書いとけよ。 読売新聞朝刊一面ヘッダー August 13. 2024.最近のメディアは口語と文語をきちんと整理できていなくて曖昧なことが多すぎます。ドッチでもよさそうな話ですが、それは間違っておりましてね、こうした小さな積み重ねがニッポンの文化を創り上げてきた事実を認識しなくては
■ カレーヴルスト 自己流に解釈したドイツの軽食 『カレーヴルスト』は第二次世界大戦後に登場したドイツ料理です。料理と言っても茹でたり焼いたりしたソーセージ(ドイツ語ではヴルスト)にケチャップソースとカレー粉を振りかけた軽食ですね。レストランなどで食すよりも街中のスタンドなどで主に供される庶民の味…ってところのようです。 ソーセージの本場であるドイツでそんなアメリカンな調味、しかもカレー粉をドバっとかけて食べるなんて、せっかくの美味しいソーセージの風味が台無しじゃん!と最初は思いましたけれど、食してみればこれがなかなかに理に適っていて、ケチャップソースの甘さと酸味が脂肪分のクドさを抑制し、カレー粉のエスニックな香りが食欲の持続を後押ししてくれるレシピの妙、なるほどドイツ国民の絶大な支持が長年得られていることに納得するのであります。 カレーヴルスト Carl Zeiss Jena Pan
■ 夏の土用 二の丑 何と言われようが『鰻重』 今年は夏の土用丑が接近していて先に来たほうは先月の24日、そして後のほうが今月の5日と二週間くらいしか間がなかったのですね。定番の鰻蒲焼を食した方も多かったと思いますが、この僅かな期間で二度も鰻蒲焼ってのも経済的な負担を重く感ずるはずで、まあドチラか片方でいいんでないかい?てな結論に至ったのはエロおやぢだけではないと思います。 ところがですねえ、平素の行いがとっても良いせいか、その鰻の蒲焼が再び当家にやってきたわけです。今年はもうコレっきりと思っていたので浜名湖産鰻の白焼を購入して蒲焼に仕立てた入魂の『鰻重』を食した直後、妹が「台湾産だけどウナギの蒲焼をたくさんもらったので食べる?」と訊いてきたわけです。イチも二もなく食べる食べると即答し、二尾の特大サイズ鰻蒲焼にお目にかかることになったのですよ。 鰻の蒲焼は様々な料理と食べ方があるので、母上
■ 蒸し鶏のゴマだれ冷し中華 既製品中心のズボランチ 以前はあまり食すことのなかった「冷し中華」ですが、このところ母上もその美味しさに目覚めたということもあり作る頻度が上っております。一般的には甘酢系の中華スープでいただくわけですが " ゴマだれスープ " もなかなかに美味しくて、時折そのローテーションに参加させます。 エラソに書いてはおりますが、まあ所詮は既製品ですよ...大手食品メーカーさんが3食パックで廉売するアレですな。とは言えそうそうバカにしたものでもなく、ちょいとテを加えてやるだけでヘタなお店には負けてないよ!ってくらいのひと皿が出来上がるわけです。 よく既製品や冷凍食品を小バカにするヒトもおられますが、ん~だったらオマエもブラインドで喰ってみろってんだい、だいたいそんな風に鼻で笑うような奴に限って識別なんか出来てやしないってのが相場なのよ...って脱線ですね、元へ。 そりゃイ
■ なす祭り Second Act 茄子の焼き浸し 農民市場でいろいろ購入してきた茄子ですが、その中から " 白茄子 " と " むらさき茄子 " を『焼き浸し』にしてみました。 ん?焼き浸し?… " 揚げ浸し " じゃないの?なのですが、確かに油を使って揚げたものは皮の色も綺麗な鉄紺になりますし、お味にもコクがプラスされて大変美味しいものになりますけれど、焼き茄子のように皮を剥き淡口の出汁醤油に浸したものは、またあっさりさっぱりしていて上品なお味となります。はいはい、確かにエロおやぢには似合わないってことは百も承知の上ですよ。でもねえ、コッチのほうが母上の好みなんだから仕方がないじゃありませんか。 茄子の焼き浸し KONICA HEXANON AR 40mm F1.8 SONY α7出し汁は昆布と鰹でとりますが、殊に鰹は惜しみなく投入してしっかり風味を利かせましょう。半割りにしてし
■ なす祭り The Curtain Rises 母上の 90th.誕生祝は『米茄子のチーズ焼』 先日は母上の 90th.誕生祝をして差し上げましたが、この駄文日記でそのメロンシャンティーを先に取りあげたのは、今が旬の茄子料理を連続させてお祭りにしたかった関係上、取り急ぎデザートだけでも先に…といった判断があったからなのです。はい、購入してきた旬の茄子料理のいろいろは本日がその幕開けです。 さて肝心のお祝い料理ですが、なんだいこんなもんだったのかい…とガッカリされる方も多いかも知れません。さぞかし盛大でゴーカなものが並ぶと思われたでしょうけれど、まあエロおやぢがすることなんてこんなもんです、お赦し下さい。 米茄子のチーズ焼 Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose) SONY α7米茄子を厚めの輪切りにし、トマトソースとモッツァレッラチーズを
■ 梅の土用干し 今年も無事に終えました 今年はイレギュラーな気候のせいか梅の実が熟してくるのが早く、例年よりも10日ほど前倒しして収穫したのは水無月の十一日のことでした。それから甕に漬け込むことひと月強、続けて昔からの言い伝えレシピでは「土用のころに三日間天日干しせよ」と云うことで、早めに切り上げてくれた梅雨のオカゲで今年も無事に梅を干すことが出来ました。 収穫作業を除きほとんどを母上がやってくれるのは例年のことですが、いよいよ来年はテメーひとりで実施しようと思っております。 梅の土用干し Carl Zeiss Batis 2/40 CF SONY α7RM5諸都合があってこれが全量ではありません、未だもう半分ほど残っていますのでもういちど同じ作業をしなくてはならないのですが、肝心の梅はとても美しい色に漬かり例年通り頗る出来の佳いものとなりました。あら~先月まで本駄文日記の看板にし
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『artなfoodsのDiary』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く