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ノーベル賞
b.hatena.ne.jp/salar_de_uyuni
次は「石の美術館」とある意味で似ているところがあります。石というと非常に重たいものと思われがちですけれども、物質性というものは逆に軽やかなディテールを媒介としてではないと伝わらないのではないかと僕は基本的に思っているんですね。物質性を重たいディテールでつくってしまうと、ディズニーランドみたいなフェイクにしか見えないわけです。軽くしたときに初めて、物質というのは正体を現してくれるという思いがあります。ここでは木なのですが、木を使って思い切って軽やかな建築をつくりたいと考えました。 建物は安藤広重の収蔵品のある「馬頭町広重美術館」という建物で、屋根も壁も全面、木のルーバーでできています。ひとつのマス、単純な切妻のかたちが全部ルーバーで覆われてつくられている。建築の実務経験のある方は、どうして屋根に木が使えるのかと計しく思われるでしょう。ひとつは、建築基準法に、屋根は不燃材でつくることと書いてあ
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