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大谷翔平
biji.hatenablog.com
異世界転位・転生はこの数年で緩やかに、しかし確実に変わってきていると私は感じている。 小説家になろうは、バカにされることが多々ある。 いわく幼稚、現実感(リアリティ)がない、文章が下手。 正直に言ってしまうと、こられのコメントは頷く点もある一方、非常に腹立たしい。 前回の更新で、私は文章力の高い作品も数多くあることを紹介しました。 biji.hatenablog.com しかし、バカにされがちな異世界転移・転生のシステムが、実は非常に優れたシステムであることに知っている人は多くないのではないだろうか。 これだけあのテンプレート、システムが流行したのは、そうなる必然性があってのものだ。 全体的な印象で語る否定的な意見について、ここに否定する材料を列挙のも良いのだけど(それに十分なネタはある)、ここでは小説家になろう全体として有名になった異世界転移・転生がいかに考えられ、また進歩してきているか
「小説家になろうの文章って、ショボくね?」 「ど素人の集団だから」 こういうコメントを見ると、よく知りもせずに決めつけないで! って思ってしまいます。 私自身が、小説家になろうで書籍化し、ライトノベル作家としてプロデビューの 機会を得ただけに、特にそう思うのかもしれません。 小説家になろうは玉石混交です。 プロ(といってもそれこそピンきりだが)を上回るような作者もいれば、人気はあっても文章力という点ではあまり評価されない作家もいます。 これはスマホ向けに、凝った表現よりも一目で理解できる、小中学生でも分かりやすい文章を心がけている作家もいて、これもまた一つの「文章力」なのだけれど、こちらが「文章力が高い」と評価されるケースは比較的少ないのが現状です。 分かりやすい文章の方が読者層を獲得しやすく、ポイントが増え、書籍化しやすいという考えですね。 また、文章力よりもアイデアや構成の技術が高く、
久々に読後に痺れるような余韻の残る作品を読んだ。 フワフワとした酩酊感に襲われる、どことなく非現実的で心地よい気怠さ。 ほうっと溜息をつき、物語が終わってしまったことを残念に思う。 『マルドゥック・スクランブル』との出会いは、もう10年ほど昔になるだろうか。 大阪は天王寺の書店で、評判の良さから目についたときに購入した。 当時たしか新装版が出始めた頃で、新装版で買い揃えるべきかどうか、少し悩んだ記憶がある。 結局、一番古い版で(初版と言う意味ではない)買い、そのまま本棚の数ある積読本の一つになってしまった。 三冊の本なのに、2巻と3巻が売り切れていて店頭になかったためだ。 そうして非常に長い年月を、忘れられ、あるいは積読の罪深さゆえに目を逸らされ続け本棚に並びながらも読まれることなくひっそりと佇んでいたこの作品は、2018年になって、再び私の手元へと戻ってきた。 きっかけは友人である井の中
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