前回に続いて、今年の国連の話題から。気候変動サミットの方で俳優のレオナルド・ディカプリオさんが開会のスピーチをしましたが、女性のための国連機関「UN Women」の会合では、まだ24歳の若手女優のエマ・ワトソンさんが、国連では史上初となる男女平等を普及するプログラム「HeForShe」の立ち上げを宣言する名スピーチを行いました。 少女の頃から世界的な大ヒット映画「ハリーポッター」のヒロイン、ハーマイオニー役を演じられていたエマさんへの注目はハンパじゃありません。 半年前、「UN Women」の親善大使に選ばれたと発表しただけで、アクセスが集まり過ぎて国連のウェブサイトがダウンしたほど。 しかも、今回のスピーチは、リンカーン大統領が南北戦争中に行った奴隷解放宣言の女性版の「女性解放宣言」とでも呼ぶべき内容で、歴史的な意義も高いということで、欧米メディアは関連報道も含めてとんでもなく大きく報じ