東映アニメーションのエースアニメーターで知られて、そして現在はフリーとして活躍中の林祐己さん。当記事ではアニメ業界に入ったきっかけ、東映での長年の体験、最初に松本理恵さんとタッグを組んだ理由、今後の目標などについて、林さんに語っていただきました。 ーーお忙しい中、インタビューを受けてくださってまことにありがとうございます。 よろしくお願いします。 ーーまずは、林さんがアニメーターになりたいと思ったのはいつからなんでしょうか? 高校3年のときですね。けっこうギリギリに決めたような気がします。当時お絵かき掲示板サイトやお絵かきチャットが流行ってて部活がない日はよくそこで遊んでたんですが、その中に実際にイラストレーターをされてる方やアニメ業界に入ってる方もちらほらいて、交流を持つうちに自分も目指してみたくなった感じだったと思います。 最初はお話を作れないから漫画家は無理だし、色も塗りたくないので