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買ってよかったもの
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堅苦しいことを言うつもりはないのですが、僕が生きていく上で守りたい大原則の一つに、「世話になった分は返すべき」というのがあります。 まぁ、当然のことで、ことさら大原則として取り上げるべきでないかもしれない。むしろ、「見返りを求める前から与えるべし」だし。 昨日だったか、Wikipediaを眺めに行ったら、トップに巨大なバナーが。要は寄付が求められている、と。 寄付を求めるバナーはたまには出ますが、文字数の多さから測るに、とても深刻そう。寄付プログラムを見に行くと、ワンショットでいくら、という寄付のほかに、毎月いくら、という寄付もできるらしい。ちょっと考えた末に、毎月500円という寄付をすることにしました。 インターネットはフリー革命やらチープ革命やら言われるように、ネット上にあるものがあたかもすべてタダで使い放題であるかのように見えてしまうんですが、これに昔っからある種の違和感があって、払
JANOGという団体があります。Japan Network Operators' Group. 7月と1月にミーティングを開催していて、先週倉敷で、30回目となるミーティングJANOG30を開催。 年2回開催なので、15周年ということで、記念イベントも実施。そこに、なんと基調講演をしてくれとして呼ばれたのです。何せ、創設以来10年間運営委員をやっていた、古巣です。やれるやれないじゃなく、やる、と二つ返事で引き受け、どうにかこうにかしゃべってきました。 もう一人の基調講演は、Googleの及川卓也さんで、なかなか得がたい講演でした。特にJANOGは基本的に開発コミュニティではないので、ソフトウェアやサービス開発からの視点の話はなかなか伺えません。 最近、本業もかなり技術色が薄れてきて、JANOGに顔を出す理由が少なくなってきたので、休みがちになっていたのですが、今回は呼ばれもしたし、遠地だし
昨日の投稿で、アルファベットで表記する場合の姓名の順番、という話を書いたのですが、なんと、普段の投稿日の10倍にも上るページビューをいただいて、トップ10入りしてしまいました。 そのコメントで、この背景になる国語審議会の答申を教えていただきました。樋口さんありがとうございます。2000年の第22期国語審議会答申「国際社会に対応する日本語の在り方」だったようです。 三の2、というところに「姓名のローマ字表記の問題」という部分がありまして、ざっくり全部転載してみたいと思います。色づけによるハイライトは、僕がつけました。 (1)姓名のローマ字表記の現状 日本人の姓名をローマ字で表記するときに,本来の形式を逆転して「名-姓」の順とする慣習は,明治の欧化主義の時代に定着したものであり,欧米の人名の形式に合わせたものである。現在でもこの慣習は広く行われており,国内の英字新聞や英語の教科書も,日本人名を
僕の娘は英語を習っています。小さいころは英語使っているだけで遊び、って感じだったのが、小学校に上がったころから座学が始まり、ついに中学1年の教科書を使うようになりました。ニューホライズンを使っています。僕もこれだったように覚えています。今日、これを初めてマジマジと中身を読んでみて、ある一文が目に留まりました。 My Name is Ikeda Ken ん?おおおぉ。 Last Name - First Nameの順で並べてあるんです。 僕が中学1年生だったのは30年以上前なのですが、もう当然のこととして、First Name - Last Nameでした。「英語では、名前-苗字の順番で書くんだよ」なんて言われて、Akinori Maemuraなんて書くのが、なんだかとっても新鮮でカッコよいと思ったものです。 今僕が、アルファベットで自分の名前を書くときは、MAEMURA Akinori と
【文末に、11月17日付けの追記があります】 ASSIOMA大元さんが既にご指摘なさっている、 IANA IPv4アドレス枯渇予想時期が加速。2011年3月10日に枯渇。 AfriNIC(アフリカ地域のIPアドレス管理団体)に分配されたことよりも、potaroo.net における枯渇時期予測が、一気に3ヶ月も大きく前振れしたことが、結構いろいろなところで話題になっています。 なぜ一気に前触れしたか、原因だと思われることを説明してみたいと思います。 Geoff Hustonによるpotaroo.netのIPv4アドレス枯渇時期予測は、ひたすら、今までのIPv4アドレス分配のデータを読み込んで、それを多項式近似によって予想消費カーブを作ります。 今回何が起こったかというと、AfriNICへの分配が、potaroo.netが予想していた時期よりも早く起こったんです。実は、AfriNICへの分配が
英語and/orプレゼンというネタのついでに、もう一つ。 各国の訛りなど印象深く思えていることを列挙しようと思います。 ●オーストラリア人の ai/ei 中学の教科書でもこの訛りのことが取り上げられてたと思います。例文は、"I go to the hospital today" が、”I go to the hospital to die" に聞こえる、とか。これを思い知ったのは、APNICの現事務局長が着任してまだ日が浅い頃。オーストラリア人です。 IPアドレスには2つの種類の、正反対の概念のアドレスがありまして、その名を、「プロバイダ集成可能アドレス」「プロバイダ非依存アドレス」といいます。英語だと、"Provider Aggregatable" と "Provider Independent" 。つまり、PAとPIなのですが、この2つが同じに聞こえる。。これは辛かった。さすがにこれは
現在総務省では、IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 という研究会が開催され、そろそろ取りまとめの時期に来ています。私はこの下部会議体である、「IPv4アドレス在庫枯渇対応に関する広報戦略ワーキンググループ」というところの構成員だったりするのですが、親会である上記研究会は、できるだけ傍聴するようにしていました。 第7回は12月17日(木)に開催され、そこで、IPv4アドレスの在庫枯渇時期に関する追情報などまとめ、構成員である荒野高志さん(JPNICのIPv6分野担当理事)に発表をお願いしました。ここの旨は、「中古アドレスの使いまわしができたとしても、長くないし、需要に応じた供給を期待するのは危険である」でした。 この研究会の取材を元にして書かれた記事が、月曜日にでてきたのですが、ここでは「供給に期待するのは危険」という旨とはかなり違う方向の捉え方でして、 んー。なんとも刺
何が起こったんだ? IPv4アドレスの在庫枯渇というのは、まさに自分の仕事で、今時点の予測だと在庫枯渇は2011年後半以降のはずだ。この記事曰く、ICANNのCEO、Rod Beckstromが来日して記者会見した席で、そう言ったらしい。土曜からICANNソウル会合なので、その途中寄ったんだろう。 間違いだ、と断罪してしまいたいくらいの記事である。Rod自身がそう言ったのか、記者が書き間違えたのか。 もう夜中だが、TwitterのTLでは、記事に反応して動揺の声を上げている人がいる。Twitterと言えば、実はRodとはfollow/followerなので、つぶやけば聞こえるだろう、ということで、わざわざ英語でつぶやくことにした。 ●なぜ問題なのか 日本では、JPNICでも枯渇タスクフォースでも、「いつ分配を止める」なんていうことは言わない。 「信頼の置ける予測によると2011年11月だと
廣江さんが先日のオルタナブロガー定例会のお話しで、私が、 「ネットはバスじゃぬええんだぞ!(怒)(笑)」 と言った、とおっしゃっていまして、これは事実なんですが、ただ一点気を付けたいのは、「って言ってる人もいますよー」って、併せて言ったことです。(言い訳じゃないですよー、ほんとですよー) 以下、THE SHOW MUST GO ONの岩永さんの記事なんですが、 無線は有限なんだって!無いのは限度ではなくケーブルだけ! この話は多分死ぬまで言い続ける必要があるのだろうな。 嘗ての自分もそうだったのだけれど、とにかくIT屋の皆さんはサーバーやクライアント、プロ グラミングやOSなど入り口と出口の話ばかりして、途中で「繋ぐ何か」のことを本当に空気のように考えているフシがあります。まったく、いい加減にして欲しいと、正直思うことがあります。 僕がこれの類似体験をしたのは、ジョージ・ギルダーの「テレコ
前回JANOG23から半年、JANOG24ミーティングは東京は大手町、新しくなった日経新聞社本社ビルにある、日経ホールで、7月9日10日の2日間開催された。 大手町といえば、大立て替えプロジェクトが進行中。全農,日経,経団連の3つが、新しい区画に新築され、現在旧ビルが建て壊し中。そこには近隣の他のビルが建て換わって入るらしい。今回初めて、新しい区画の方に行ってみた。新しいビルは気持ちいい。 もうそもそも、この辺の内容からJANOGっぽくないというか、何せオフィスから歩いて5分のところにJANOGミーティングの会場があることなんて、そうはない。そういうわけで、ご多分に漏れずというか、両日とも、オフィスで仕事を片付けてから参加し、呼ばれて戻ったりした。 枯渇・IPv6ネタ多し 今回も前回に引き続き、IPv4アドレス枯渇,IPv6に関するプログラムが多かった。全部を見られたわけではないが、両日午
4月7日のエントリとして、NHK教育のITホワイトボックスを取り上げましたが、もっと取り上げなければならない話題があったことが、翌日に発覚。というか、日本時間だと翌日にもなろうよ、かもしれません。 4月7日は、RFCの40歳の誕生日だったのです。 RFCとは、インターネットの技術標準などに関する文書のシリーズで、Request for Comments の略。つまり、「コメント募集」という意味の略語が文書シリーズになっているというのが、インターネットのユニークなところでもあります。そのRFCの1番、つまり、RFC1が、1969年4月7日に発行された、ということです。今でこそWebなり、ftpなりで公開できますが、当時はメールすらなかったわけで、紙で配布していたらしいです。 著者はSteve Crockerという人で、今でもこの業界の重鎮。そういえば、IGFハイデラバードでご一緒しました。
以前、区役所に行って住基カードをもらってきた話をしましたが、あれは確定申告のため。 確定申告の締め切りは3/16(月)。それを過ぎているということは、とりあえず完了しているわけだが、いろいろと思うところがある。 準備 住基カードと電子証明書をもらってきたのが2月初旬。 ICカードリーダーは区役所がくれた対応表の中からWinでもMacでも使えるやつをAmazonでクリックして買った。それをインストールしながら、e-taxのページを読んで作戦を練った。冒頭にe-Taxを始める流れが書いてあった ので、これに従った。開始届出も利用識別番号の取得も完了。ここまでMac上で作業してきた。JPKIソフトはMac版があって、証明書がMacで使えることも確認できた。しかし、e-taxソフトはMac版ないように見える。しょうがない、Parallels上のWindowsでやるか。というわけで、e-taxソフト
ひょんなことから、とあるライブドアのエンジニアの方のブログ記事を知りました。12月のものなのに、2月になってから。 にぽたん研究所・「IPv6 とかよくわからない人間が IPv6 対応サイトを作る際の知っておくべき 8 つの注意点 」 http://blog.livedoor.jp/nipotan/archives/51195204.html これが、心温まります。以下、このページからの引用ばかりで恐縮ですが、 実は IPv6 って何年も前からよく耳にするけど、特にインフラまわりの知識が拙いし、何だかんだ身の回りのほとんどが IPv4 で、それでまぁウマくいってるからよくわからないし、別にどうでもいい…と、IPv6 に対して「現実味がない。時期尚早なのでは?」みたいな勝手な印象を抱いて、毛嫌いしてました。 最後の「毛嫌い」というの含めて、結構たくさんの方がこういう認識なのではないかと。 伊
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