サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
bulkhead.jp
世界ではじめて開催された単独無寄港世界一周レースで起きた悲劇です。5000ポンドの賞金を目的に出場した9選手のうち6選手がリタイア。主人公クローハーストのフィニッシュを目前に控えて事件が起こりました。いや、事件が起きたと言うよりも事実が明らかになったのです。記事は今回で最終回となります。パート(1)、パート(2)からお読みください。(BHM編集部) クローハーストが制作したトライマランは、いまもカリブの島で朽ちた状態で残っています 大西洋上で無人の船だけが発見される モアテシエのレース棄権で、優勝はクローハーストとロビン・ノックス・ジョンストン、ナイジェル・テトレイに絞られました。しかし、クローハーストの報告があまりにも順調すぎるので、一部の見識者からは疑問の声もあがりだしました。そして、1月になるとクローハーストからの連絡が突然途絶えてしまいます。 「彼はどこかでリタイアしているのでは?
みなさん、ヨットレース最大の謎とされている「ドナルド・クローハーストの死」をご存知でしょうか。これは、世界一周レースにまつわる、不思議で、悲しく、不幸なセーラーの物語です。これまでテレビや映画、小説等で紹介されているので詳しい方もいると思います。長い話になるので、時間がある時にお読みください。(BHM編集部) ドナルド・クローハースト(Donald Crowhurst。1932–1969年) 世界一周が盛り上がった1960年代とゴールデン・グローブレース 1960年代は、ショートハンドの世界一周冒険熱が沸騰しはじめた時代といえます。世界ではじめて「単独世界一周」に成功したのは、1898年のジョシュア・スローカム(米)。しかし、それはスピードやレースとして競うものではなく、のんびりとしたクルージングの延長で、スローカムは3年2カ月をかけて世界一周を果たしました。 世界一周冒険熱が沸きあがるき
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『世界のヨットレース、セーリングニュース & コラム』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く