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「ロードバイクのフレームが設計された年代によって、最適なタイヤサイズは変わってきているのではないか」ということを考えてみた記事です。 このテーマに興味を持った理由 先日、エンデュランスロード「GE-110」を購入しました。2023年発売、最新世代と言って良いロードバイクです。 しかし、このフレームをそれまで使っていた26Cタイヤで乗ってみた所、どうにも違和感がありました。 GE-110×26Cタイヤの違和感 GE-110には、それまで乗っていたBianchi「INFINITO CV」のコンポやタイヤをほぼそのまま載せ替えました。 載せ替え後のGE-110 ホイールはSHIMANO「WH-R8170」で、タイヤはVittoria「CORSA N.EXT 26C(クリンチャー)」です。INFINITOで乗っていた時には何の違和感もなかったこの組み合わせ。しかし、GE-110に入れてみると何か違
まえがき 2021年現在、ロードバイク界隈はかつてない変革の真っ只中にあります。 その「かつてない変革」は、言うまでもなく「ディスクブレーキ化」のことです。 最大の変化「ディスクロード」 100年以上、ロードレースの世界で標準であったリムブレーキの席に、ディスクブレーキが座ろうとしているのは皆様ご承知の通り。 個人的には最初に手にしたディスクロードの出来が酷いものだった&別にリムブレーキで何も困っていなかったこともあり、ディスクロードへの移行には慎重な姿勢でした。 だがしかし。2021年12月現在、各メーカーのミドルグレード以上はすっかりディスクロード一色。リムブレーキのロードバイクはエントリーモデルのみに追いやられました。大手メーカーからは新作ホイールも発売されなくなり、既に存在するラインナップも次々と廃版に。 半ば強制的にリムブレーキ時代の終焉を告げる「蛍の光」を聞かされている状態とな
前置き 日本は山が多く、少し走れば必ず山に当たります。 ただ、標高2000m以上の場所はなかなかありません。オンロードに限れば、自転車で到達できる標高2000m以上の地点は、国内に数えるほど。 私もまだ全てを制覇したわけではありませんが、大体は実際に行ってみたので、写真と共に紹介していきます。 私の調査では、国内で標高2000m以上の高所(舗装路・自走到達可能)な場所は9箇所のみでした。 標高の低い方から順番に紹介していきます。 第9位: コマクサ峠 (2040m・長野県) 東御市にある峠です。湯の丸高原に含まれます。 西にある地蔵峠からは舗装路で到達可能ですが、東にある車坂峠からは未舗装路になっています。この写真を撮影した時は車坂峠側からアクセスしましたが、半分くらいは押し歩きしました。シクロクロスをやっている人ならば大半は乗車可能かもしれません。 峠の碑は舗装路から少し入った休憩所の中
来年ブルベに使うなら、そろそろやっておかねばならんな……ということで、ディスクロードで初輪行をやってきました。 その際の所感を簡単に書いてみたいと思います。 ディスクロードの輪行について 初……と言っても、今回は「INFINITO CVの初輪行」という意味で、ディスクロード自体は一度だけ輪行したことがあります。 ディスクロード一台目の頃 2015年に購入し、2016年に売却してしまった初代ディスクロードを持って、長野を走りに行った時に輪行しました。 当時はまだディスクロードの輪行に関する情報もなく、用具も揃っていませんでした。唯一発売されていたのは、上記のエンド金具くらい。 ダミーローターもまだ製品としては発売されておらず(シマノの最初から付属するオレンジのスペーサーくらい?)、最初の輪行ではディスクロード輪行失敗のお約束である「ピストンが出たまま戻らない」をやってしまい、出先で無理やり携
ディスクロードの異音を解決するまで 先週からINFINITO CV乗車時に異音がすることに気づきました。 段差を越えた時に、「カタタッ」と音が鳴るのです。最初は、段差でチェーンが暴れているのかな?と思った... ディスクロードに起こった異音の原因は、フレームに付属していたスルーアクスルでした。 リムブレーキのロードバイクならば、クイックリリースに不具合があれば、代わりのクイックリリースを買ってくれば良いことです。だいたい、どこのメーカーのものを買っても、固定力の差こそあれ、使えないことはないはずです。 しかし、スルーアクスルの場合は、「代わりのスルーアクスル」を探すのがかなり難しいのです。その辺りの話を書いてみます。 クイックリリースとスルーアクスル リムブレーキのホイールを買うと、大抵はクイックリリースが付属します。クイックリリースはホイールの付属品であるとも言えます。 しかし、ディスク
1969年に初めて24時間の壁が破られた、自転車による「東京大阪タイムトライアル」。 1970年台から80年台前半は、血気盛んなサイクリストたちにより記録が何度も塗り替えられました。しかし、1982年の大塚和平さん・井手一仁さんの二人が叩き出した19時間45分という記録以降は更新がパタリと止まります。「もう誰も塗り替えられない記録」と多くの人が思ったからではないでしょうか。挑戦する気にすらならないほどの大記録です。 しかし、2017年12月27日。この日、塗り替えられないと思われた記録が、実に35年ぶりに塗り替えられました。 そのタイム、なんと19時間21分。それまでの最速記録を20分以上も更新してしまいました。 その途轍もない記録を出したキャノンボーラーの名は、Hideさん(@transamhide)。「国内最速のロングライダーは誰か?」と言う話題なら必ず名前のあがるうちの一人であり、キ
本記事では、史上初めて「東京~大阪間を自転車で24時間以内に走破」した方について述べます。言うなれば、初代キャノンボーラー。 彼は何故このチャレンジをしようと思ったのか、そしてどんな装備で走ったのか。1969-70年に行われたチャレンジを追いました。 導入 長い間、ずっと疑問に思っていたことがありました。それは、 「最初に東京~大阪を24時間以内で走ったのは誰なのか?」 ということ。Cannonball Wikiでは1970年に藤田照夫氏が23時間07分で走破したという記録が紹介されているものの、この記録についても詳しいことは分からないままでした。 そんなある日、以下のツイートがリツイートされてきました。 1970年6月のサイクルスポーツ、キャノボの記事あり pic.twitter.com/t6TqRqdBLU — わたまる@梨マラ (@ERO82) May 3, 2016 これは恐らく、
Author ばる [プロフィール] About this site 東京大阪間(約520km)を自転車で24時間以内に走破する「東京⇔大阪キャノンボール」の攻略情報をメインコンテンツとしたブログです。ブルベの走行レポート、使用したパーツのレビュー記事も掲載しています。 詳しくはサイトマップをご覧下さい。 Information このブログへの感想・要望等のコメントはこちらのコメント専用記事にお願いします。 プライベートな内容を含む場合は、メールフォームからご連絡下さい。 個人情報の取り扱い・広告に関する情報はプライバシーポリシーをご参照下さい。
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