経 念仏 すべて 功徳 すでに こもっている こめられて ある と おもった 線状降水帯が 米どころの地 襲う ひと 無事に… お米 無事に… こわいよお… シーちゃん って ひたすら 祈ってたら あまねく いっさいに… と そうだ そうだった おぼえた のは わたし じゃないなあ お経も お念仏も 佛 の おかげ ほとけ おられたおかげだ… なんと おろか ここに あって おられて たどりついた いま なんという悪だ どこまで 恥さらしだ と また 泣いていた お仏壇のまえ 坐っていた 坐って 坐って しばらくしたら 逆 も あるだろうなあ… と おそろしい と おもえてきた あまねく いっさいにおよぶ のは よこしま も よどみ も と おっかなくて おっかなくて おっかなくなってしまったら 命懸けだ と おもえてきた そうだ… 命懸け などと 言っては いのち惜しみしてた そうして