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1993年にイスラエルのラビン首相とPLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長の間で交わされたオスロ合意に基づき、 翌年、ヨルダン川西岸地区は、ガザ地区と共に「パレスチナ自治区」になりました。 しかし、ヨルダン川西岸地区は面積の60%以上がイスラエルの軍事支配下に置かれ、常に厳しく監視されています。 また、各地に多くのイスラエルの入植地が作られています。 「乳と蜜の流れる大地」パレスチナ 聖書で「乳と蜜の流れる土地」(肥沃な大地)とたたえられ、十字軍やナポレオンの遠征など世界史の舞台にもなってきた パレスチナ。16世紀以降この地はオスマントルコ帝国の一部として、アラビア語を共通言語とし、 イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が共存していました。 しかし19世紀、西欧帝国主義諸国が中東に進出し、オスマン帝国は崩壊の危機を迎えます。 同じころ、オスマン帝国からの独立を目指すアラブ人の民族主
地中海に面したガザは、古代からアフリカとアジアをつなぐ交易の中継地として多くの人が行き交い、 アレキサンダー大王やナポレオンも足を踏み入れた歴史的な場所です。 長くオスマントルコの支配下にありましたが、 第一次世界大戦後はイギリスの委任統治領になり、 1948年には第一次中東戦争とイスラエルの建国の結果、エジプトの管理下になりました。 この時多数のパレスチナ難民が流入し、ガザの人口は5倍になりました。 1967年の第三次中東戦争によってイスラエルに軍事占領され、以来、インフラや産業が破壊されたまま整備されず、 人口の多い貧しい地域になっていきました。肥沃な土地はイスラエルの入植地として没収されたこともあり、 ガザの人々は低賃金労働者としてイスラエルに出稼ぎに行くようになりました。 その結果、ガザで、「インティファーダ(イスラエルへの抗議運動)」が1987年に始まったのは自然なことでした。
兵士に立ち向かう素手の少年の姿。あるいは破壊された家の前でぼう然とする家族...。「パレスチナ問題」という言葉は日々のニュースで取り上げられています。また教科書の中で誰もが一度は目にしているでしょう。 パレスチナにあるエルサレムという都市は、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地として世界中の関心を集めているため、「宗教対立」とか「何千年前の紛争」とか言われて、「難しくて私たちには判らない問題ですね」とテレビなどで安易に片づけられることもあります。 でも実際のパレスチナでは、長い間宗教の異なる人々が共存していました。また大きな紛争になったのは、たかだか百年間にすぎません。本当に難しく、解決できない問題なのでしょうか? ここでは簡単に、パレスチナとパレスチナ問題を解説します。 (詳しくは様々な本も出ているので読んでみてください。) パレスチナは、東をヨルダンに接する「ヨルダン川西岸地区」と、
9 サラーム No.109 [2017.5.27] 2017年はイスラエルによる東エルサレム、 ヨルダン川西 岸、ガザの占領の始まりとなる1967年 6月の第3 次中東 戦争から50 年の節目です。 さらに、パレスチナ問題その ものの始まり となる国連パレスチナ分割決議が1947年11 月に国連総会で採択されて70 年の節目でもあります。 しかし、このような重要な節目を契機として、パレスチ ナ問題の解決に取り組も うというような空気はいまの国際 社会にありません。一方では、今年、エルサレムへの米 国大使館の移転を公言している ドナルド・トランプが米大 統領に就任しました。 ある日、 突然、 大使館移転を実行す ると言い出すかもしれません。 問題の本質には目が向かず、政治家や権力者の勝手な 思惑や思い込みで物事が進み、パレスチナ問題とパレス チナ人はいつも歴史に振り回されてきました。一年の始
2024年12月11日 ガザ未曽有の人道危機、二度目の冬を迎えて ガザでの未曽有の人道危機は二度目の冬を迎えています。理不尽な攻撃が続くなか、犠牲者は4万4000人を超え、病気や栄養障がいでの死亡者も18万人に達すると予測... 2024年11月16日 ガザ緊急支援とレバノン物資配布、アトファルナろう学校のものづくり ガザでの未曽有の人道危機は400日を超え、二度目の冬を迎えています。理不尽な攻撃が続くなか、犠牲者は4万3000人を超え、病気や栄養障がいでの死亡者も18万... 2024年8月9日 ガザでの食料配布実施中 ガザの人道危機が10か月を超えました。39,667人以上の犠牲者と9万人以上の負傷者、1万人以上の行方不明者が報じられています。中東全体の情勢悪化の一方で...
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