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著名な暗号資産(仮想通貨)アナリストであるPlanB氏は、S2F(stock-to-flow)モデルを構築したことで知られていますが、S2Fモデルで検証すると、ビットコイン(BTC)は今後5,800%の値上がりを見せるという大胆な予測を立てています。 S2F理論提唱者による強気の発言 PlanB氏は「THE WOLF OF ALL STREETS」というポッドキャストのインタビューに対して、今後ビットコインが力強い値上がりを見せることと、S2Fモデルの予測が現在でも有効であることを力説しました。 インタビューの中でPlanB氏は、「私が作ったS2Fの2019年モデルが正しければ、次に訪れる半減期にビットコインの価格は、10万ドル(約1,360万円)から100万ドル(約1億3,600万円)の間で最高値を記録する可能性がある」と述べています。 またPlanB氏は、S2Fモデルが完全に無効だと証
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)への完全移行「The Merge」を控えているイーサリアム(Ethereum)は、イーサリアム2.0のビーコンチェーン(Beacon Chain)約15時間前に7ブロックのブロック再編成(Reorg)が発生。この7ブロックものチェーン再編成はイーサリアム上では近年見られておらず、原因はイーサリアム2.0の「LMDバランシング攻撃(LMD balancing attacks)」を対策して実装したプロポーザーブースト(Proposer Boost)と偶然が重なったことが理由となっている。 関連記事:【墨汁速報】イーサリアムPoS移行"The Merge"をロプステンで6月にテスト 本実装がカウントダウンへ ビーコンチェーンが7ブロックの再編成(Reorg)を記録 ビーコンチェーン(Beacon Chain)とは現在のDeFiやNFTマーケットプレイスが動いてい
どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。イーサリアムは2022年内にマイニングを終了し、現在平行したネットワークとして稼働している「イーサリアム2.0(ETH2)」と統合して完全にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行します。この移行はThe Mergeと呼ばれており、一大イベントとなっていますがマイニング終了はいつになるのでしょうか? 本稿ではイーサリアム2.0のThe Mergeの2022年4月最新の開発動向といつマイニングが終了するのかについて詳しく解説を行います。 イーサリアムマイニング終了の準備は? イーサリアムがマイニング終了するには、まずETH2との統合となるThe Mergeのコード開発をイーサリアムクライアントがする必要があります。2022年2月に入ってイーサリアムのメジャークライアントであるGethの開発チームはThe Mergeの実装が殆ど完了したと述べて
マージによる現行のイーサリアム(Ethereum)とEthereum 2.0の統合が現実的になりつつあります。マージとは、現行のPoW(プルーフ・オブ・ワーク)で稼働するイーサリアムとEthereum 2.0が一つになることです。ドッキングとも呼ばれています。 大型アップデートのEthereum 2. 現在、Ethereum 2.0はPoS(プルーフ・オブ・ステーク)でブロック生成のみを行うBeacon Chain(ビーコンチェーン)が稼働しており、今後シャーディングやバーチャルマシンなどのアップデートが予定されています。Ethereum 2.0はイーサリアムが始まって以来の大型アップデートで、全く新しいブロックチェーンとして稼働します。Ethereum 2.0の新しいブロックチェーンに現行のイーサリアムのユーザーやアプリケーションをどのように移動させるかが課題でしたが、マージが実施できれ
新興レイヤー1もサイドチェーンもEVM互換がデフォルトに 現在、多くのパブリックブロックチェーンがEVM互換にシフトしています。最近台頭しているパブリックブロックチェーン、例えばBinance Smart Chain(BSC)やHuobi Eco Chain(ECO)は全てEVM互換です。 新しいパブリックブロックチェーンはEVM互換が多くなっており、レイヤー1に限らずレイヤー2(Optimistic Rollupなど)やサイドチェーン(Polygonなど)にも同様のトレンドが押し寄せています。 EVMとはイーサリアム(Ethereum)のバーチャルマシンで、イーサリアムの状態遷移はEVMによって処理されています。EVMはスタックベースの仮想マシンでバイトコードによって処理が実行されます。スマートコントラクトと呼ばれるプログラムはソリディティ(Solidity)やバイパー(Vyper) な
※価格・相場情報は、各取引所のAPIを利用し表示しています。サーバー負荷の関係でレート反映が遅れる場合があります。JPYでの取扱いが無い仮想通貨に関しては、レートを掛け合わせることで値として表示しています。正確な価格は必ず各取引所のサイトにてご確認ください。
ソラナネットワーク上でのトランザクション数が1月末に100億件を突破しました。ソラナは昨年メインネットベータをローンチしたブロックチェーンプロジェクトで、秒間5万トランザクションを処理できたり、送金手数料が安いなどの点を強みにしています。 Solanaのトランザクション数が100億を超える スタートしてから12か月も経たないうちに100億トランザクションというマイルストーンを達成しているところから、ブロックチェーンプラットフォームとしての勢いを感じられます。これらの取引の約半分はコンセンサス投票のためのもののようです。 ソラナのブロックチェーンエクスプローラーであるソラナビーチ(Solana beach)を見てみると、一番下の紫の文字の表示されている箇所でトランザクション数と現在のTPS(一秒間にさばけるトランザクション数)を見ることができます。執筆時点では110億トランザクションを上回っ
日本人は暗号資産投資に関してビットコイン(BTC)を好まず他の暗号資産、例えばビットコインキャッシュ(BCH)やXRPなどに傾倒して投資をするとよく指摘されることです。 この現象を表すデータとしては、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が提供している統計が有効です。なおJVCEAの統計データは以下のサイトで誰でも閲覧できます。日本の取引所全体にどれだけお金のフローが閲覧できるため、国内市場の盛り上がり方の観測などについて、参考になると思います。 参考:一般社団法人日本暗号資産取引業協会サイト:https://jvcea.or.jp/about/statistics/ ビットコイン(BTC)微減もXRPは激増 JVCEAの統計データによると、日本の取引所に顧客資産として預託されているビットコイン現物の残高はこの直近2年間全く伸びていないことが分かります。なお、それに対して日本の取
どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。先月のコラムではユニスワップ(Uniswap)で1日で億り人になった話を解説し、8月には年間100%を超えるDeFiのイールドファーミングについて取り上げました。今回はトレーダーでありイーサリアムDeFiファーマーでもある筆者の実際の運用を例に、DeFiで得ている不労所得について詳しく解説を行います。 仮想通貨で得る不労所得は複数 一般の人の仮想通貨に対するイメージは、2017年にビットコインが240万円を記録したことやアルトコインの高騰と暴落による投機やギャンブルのイメージが強いでしょう。ですがそれはあくまで3年前の話であり、特に進展の早い「イーサリアム」では全く別物になっています。 主に仮想通貨で得る不労所得には下記のような物があります。 イーサリアムなどのマイニング イーサリアム上のレンディングコントラクト イーサリアム上の流動性マイ
金(ゴールド)相場が加熱しています。金は2011年以来の高値を更新して、史上最高値も意識されるような展開になっています。 金融緩和を背景に史上最高値を目指す金相場 世界最大のヘッジファンドブリッジウォーターを率いるレイ・ダリオは、オピニオンである「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の中で、「ほとんどの人は現在のリスクある投資で株式、プライベート・エクイティファンド、ベンチャーキャピタルなどへの投資を考えているが、私はこれらが実質的に良いリターンをもたらす投資となる可能性は低いと考えている。バランスの良いポートフォリオを持つためにゴールドを追加することは、リスク軽減と収益向上の両方につながるだろう」と述べています。 金融緩和を背景に資産の退避先として注目度が増し、ヘッジファンドがゴールドをポートフォリオに組み入れしています。また、6月以降相場は明らかにドル安に傾いており、これ
価格下落によるマイナーへの影響 2019年においてほとんどのマイナーは、利益が見込めない市場価格に苦しみながらもマイニングを続けました。彼らは2020年に予定されている半減期を前に、現在のマイニング報酬として設定されている12.5BTCを得るチャンスに賭け、より競争力を高める努力をする道を選んだのです。 振り返ってみると、マイニングが続けられる中で、ビットコインの価格がマイニングの損益分岐点を下回った時期が2回ありました。ひとつは2018年11月頃から2019年4月頃まで続いたもので、もう一つは2019年9月頃から現在に至るまでの期間です。 Bitcoin miners are hurting. The last 12 months has been the least profitable in all of the prior 5 years to be a Bitcoin miner
Googleの量子コンピューターのニュースでビットコイン(BTC)に使われる暗号が破られてしまうのではないかと言われ、同じタイミングで価格も下落。ビットコインの安全性についてどのように考えればよいのか、暗号理論に知見があり、仮想通貨の秘密鍵管理のプロダクトを開発する株式会社AndGoの最高経営責任者(CEO)である原利英氏に話を伺った。 仮想通貨で使われている暗号技術とは? コインチョイス編集部(以下、編):仮想通貨に使われる暗号技術の強度は、一般的に使われるものとは違うものなのでしょうか? 原利英氏(以下、原氏): 暗号の強度や特徴をを整理し評価レポートとしてまとめることを最もしっかりと行っているのはやはり国です。日本には「CRYPTOREC」という電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視する機関があり、全世界で見ると「NIST(米国国立標準技術研究所)」という同様の機関があります。仮想通貨
Googleが量子コンピューターによる「量子超越性」を実証 Googleが10月23日、量子コンピューターによる「量子超越性」を実証したことを、最新の論文で正式に明らかにしました。それに伴い同日、ビットコイン(BTC)の価格が10%程度下落をしました。量子コンピュータによって暗号解読が容易になり、ビットコインのシステムが成り立たなくなることを懸念したことがビットコインの売りにつながったと想定できます。 具体的に、ビットコインの公開鍵暗号から紐づく秘密鍵を割り出せたり、マイニングでナンスを容易に計算することができてしまうことなどが連想されました。しかし、これらの連想や「量子コンピュータがビットコインを破壊する」というような主張は正当性のあるものではありません。 暗号通貨投資家が認識しておくべきこと 量子コンピュータは理論が提案されてから現在まで四半世紀が経過しています。量子コンピュータは、量
ブロックチェーンの仕組み、暗号通貨を包括的かつ体系的に学べる学習リソースは決して多くありません。また、提供されている学習リソースも情報が間違っていたり、カバーされるべき内容が不十分ということがしばしばあるのが現状です。 そこで本コラムでは、海外で人気があるブロックチェーンのオンライン学習講座を紹介します。これからブロックチェーンを学び始める人は、ブロックチェーン関連の研究に精力的なマサチューセッツ工科大学(MIT)などが、さまざまなオンライン学習講座を提供しているので、ぜひ活用すべきでしょう。 Blockchain and Bitcoin Fundamentals 出典:Udemy ブロックチェーン・アンド・ビットコインファンダメンタルズ(Blockchain and Bitcoin Fundamentals)は、学習動画プラットフォームのユーデミー(Udemy)上で最も人気があるブロック
ユーザーエクスペリエンスが未だ発展途上のブロックチェーンのアプリケーション イーサリアム(Ethereum)をはじめとするブロックチェーンのアプリケーションは日本国内でも数多く出てきています。しかし、それらがブロックチェーン業界の外の一般ユーザーに浸透しているとは言い難いです。 その要因は、ユーザーエクスペリエンスの悪さにあり、ある程度のITリテラシーが必要であることが挙げられます。その中でも、DApps(分散型アプリケーション)上でのあらゆる動作は、ブロックチェーン上のトランザクションに含まれ、ETHが必要である点は大きいでしょう。 ★イーサリアム(ETH)の現在の価格 完全に初心者のユーザーがブロックチェーンのアプリケーションを触る場合、まず取引所のに登録して本人確認を済ませ、銀行口座から振込をし、ETHを手に入れて、それをインストールしたメタマスク(Metamask)に移すということ
Web上でブロックチェーンのプログラミングを学べる学習サイトが増えています。Webインターフェースでプログラミングを学習できるサービスは、非ブロックチェーンであると、「Progate」や「Aidemy」などがあり、初心者にとって入り口になりやすい学習方法を提供しています。 本日は、そのようなweb上で学べる5つのブロックチェーン学習サービスを紹介します。 CryptoZombies 出典:https://cryptozombies.io/jp/ Loom Network(ルームネットワーク)というPlasma(プラズマ)サイドチェーンに取り組むプロジェクトが開発している学習サービスです。Ethereum(イーサリアム)のプログラミングがSolidity(ソリディティ)の基礎から学習できます。 このような学習サービスでは一番はじめに開発されたもので支持も厚いです。直感的に学べる点が好まれてお
2018年は、暗号通貨・ブロックチェーンのスタートアップが立ち上がったり、多くのクリプトファンドの組成、それらファンドによる投資が行われてきました。M&Aも多く起きており、前編ではそのデータについても紹介しました。 関連:2018年のブロックチェーン・暗号通貨業界の主要なM&Aを概観【前編】 本コラムでは、前編に続く昨年(2018年)の目立った買収について紹介します。 2018年のブロックチェーン企業の目立った買収(後編) Poloniex(ポロニエックス)=Circleが買収 Circle(サークル)は、P2P(ピアツーピア)の送金アプリを開発するフィンテックの企業です。また、暗号通貨にも以前から積極的に取り組んでいます。 暗号通貨関連の主要なプロダクトは、Circle Invest、Circle Trade、Circle Pay、USDC(USD Coin)の4つです。これに加えてPo
リトアニア銀行は仮想通貨を「バーチャル資産」と定義 リトアニアの中央銀行であるリトアニア銀行は、仮想通貨を「バーチャル資産」と定義した。 これまで仮想通貨は規制当局により「バーチャル通貨」と定義されていたが、現在リトアニアでは仮想通貨やICOに対する姿勢が見直されている。以前リトアニア銀行は仮想通貨について非常に曖昧に見解を述べていたが、その人気の高まりに伴い規制当局の意見は変わり始めている。今ではリトアニア銀行の代表者は、国を革新的な未来へ導いてくれるブロックチェーン技術-仮想通貨の基盤技術である-の効率性の高さについて公に発言している。 またリトアニア銀行は、海外の投資ファンドは登録を完了すればリトアニア国内で運営できることを決定した。金融市場の参加者は「バーチャル資産」を扱ったり、もしくは仮想通貨を融資したり、それを担保として受け取るなど仮想通貨が関わるサービスを提供してはいけない。
イーサリアムは2度のコンスタンティノープル実装を延期していたものの、イーサリアムクライアントのGethで再度2月27日をターゲットにした実装版 Can’tstantinopleをリリース。今回のリリースではコンスタンティノープルを実装するための特殊なフォークとなっています。 ETH速報:コンスタンティノープルを再度実装するGetg v1.8.22 "Can't stantinopleがリリース。728万ブロックでコンスタンティノープル実装後、同時にEIP-1283無効のPetersburgが728万ブロックで実装される。https://t.co/bCOJMxhWDG#イーサリアム #コンスタンティノープル #仮想通貨 #ハードフォーク — 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) January 31, 2019 2019年のイーサリアム コンスタンティノープルは
イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)が51パーセント攻撃されたようです。Ethereum Classicは、Ethereumからフォークをしたブロックチェーンで、攻撃前の時価総額は$550M、17位の規模(執筆時点)の暗号通貨です。 ★仮想通貨時価総額TOP20 ★イーサリアムクラシック(Ethereum Classic / ETC)レート・価格 100ブロック巻き戻ったことが確認されています。 Because of the currently ongoing potential 51% attack on #ETC we have temporarily increased block confirmations on our ETC mining pool. We will notify you once the network has stabilized ag
出典:Zastrin 本稿ではイーサリアムに興味がある人におすすめしたいZastrinというウェブサイトを紹介します。 Zastrinは、イーサリアム系のアプリケーションの開発学習サイトです。その他のイーサリアムのアプリケーション学習サイトとして有名なものに、CryptoZombiesがあります。 出典:CryptoZombies Zastrinとは? Zastrinでは、基礎を学習できるCryptoZombiesよりもう少しレベルの高いコーディングや、実際にさまざまなアプリケーションを作るコースが用意されています。 ファウンダーのマヘシュ・ ムールティ(Mahesh Murthy)氏によると、イーサリアムのエコシステムをより拡大させるために必要なことはより多くの開発者を増やすことであり、開発者が学習するために最も効率的な手法は、「実際に作ること」であると言います。 そして、そのための学習
どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。 12月7日に行われたイーサリアムコアデベロッパー会議で、コンスタンティノープルの実装ブロックが決定。これにより今後延期などなく大型アップデートの日付が確定となりました。 本稿ではコンスタンティノープルハードフォーク実装が決まった今、市場にどのような影響を与えるかについて分析を行いました。 ★イーサリアム(ETH)の現在価格・チャートを見る>> ETH超速報:コンスタンティノープルのブロックナンバーが #7080000 にコアデベロッパー会議で決定。最初の提案通り来年1月16日(水)をターゲットに実装 #イーサリアム #Ethereum #仮想通貨 #コンスタンティノープル #ハードフォーク https://t.co/zHE5HbKpXX — 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2018年12月7日 コンスタ
Spankchainは、アダルト動画をEthereum(イーサリアム)のスマートコントラクトで構築したペイメントチャネルを使用し、マイクロペイメントで課金体験ができるプラットフォームです。このSpankchainが、月あたりのアクティブユーザー6,000人を超えました。 月間アクティブユーザー6,000人超え、やり取りは半年間で約800万円 今、マイクロペイメント系では一番使われているのはこのアプリケーションです。仮想通貨メディアCoindeskのインタビューで同プロジェクトが公表をした数字によると、2018年10月時点での月あたりのアクティブユーザーは6,136人、この6ヶ月間で$72,000(約800万円)以上が同プラットフォームでやり取りされたといいます。 参照:CoinDesk 数分程度のパフォーマンスに少額の都度課金ができたりすることは、クレジットカードなどでは難しい体験です。ま
セキュリティベンダー大手のトレンドマイクロ(Trend Micro)が、新手のクリプトジャッキング(cryptojacking)が急増しているとの警告を発した。 これは同社が2018年8月28日公表した新しい研究結果であり、2018年上半期にはクリプトジャッキングの数が急増したばかりでなく、その手口が極めて深刻な影響を与える悪質なものであると警鐘を鳴らしている。 2017年上半期のマイニングが前年同期比異常な増加 この研究報告書は「2018年央セキュリティラウンドアップ(2018 Midyear Security Roundup):見たことのない脅威、差し迫った損失(Unseen Threats, Imminent Losses)」と題するもの。 それによると2018年上半期の仮想通貨マイニング(採掘)の検出が2017年通年比較で96%増、2017年上半期比較で956%増との異常な現象を記
どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。 イーサリアムネットワークは時期大型アップデート “メトロポリスPt.2 コンスタンティノープル” の内容を議論し始め、約3ヶ月が経過しました。コンスタンティノープルで実装されるEIP(改善提案)は大方決まり、当初予定していたCasper FFGのハイブリッドは見送りという形となる模様で、マイナーアップデートとなっています。 今回注目すべきは、最終的なCasperへの移行に際してのETHのインフレ率の調整となっており、本稿ではマイナーと開発者目線での今後とタイムラインについての解説を行います。 コンスタンティノープルの内容 イーサリアムのコンスタンティノープルハードフォークは5回目のアップデートで、本来は “メトロポリス“ としての実装を2つにわけたものになります。開発の進行により複雑化するネットワークでの検証は時間を有するため、イーサリア
MUFGコインは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がブロックチェーン技術を活用し、今後発行を計画している仮想通貨だ。MUFGは世界規模の金融グループであり、仮想通貨の発行においても世界規模の影響力を持ち、ユーザーは十数万人以上となる見通しである。 MUFGコインとは?開発状況や企業の展望 MUFGコインは、MUFGが世界規模の金融グループであることから、どのようなブロックチェーンを使用して運用されるのか、非常に注目度が高かった。そして、MUFGは独自のブロックチェーン技術を、マセチューセッツ州ケンブリッジに本社をおくアカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies)と共同で作成した。 ブロックチェーンの名称などは決定していない。しかし、MUFGコインで使用されるブロックチェーンは1秒間に100万件以上のデータ処理を可能とする。世界規模のクレジットカードでVIS
どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。 イーサリアムはワールドコンピューターとしてメインチェーン、サイドチェーン、オフチェーン、非中央集権アプリ(以下Dappsとする)などで多くの仮想通貨の中で最も巨大なエコシステムを構築途中です。中でも2018年に大きな成長を感じられるのはDappsといっても過言ではないでしょう。それでは順番に確認していきましょう。 イーサリアムDappsデベロッパーとユーザーの増加 まずイーサリアムにとってDappsとはコンピューター上のソフトウェアのようなものです。そのためベース技術となるメインチェーンが安定してきたイーサリアムにとってはネットワークを使用したプロジェクトのDappsはとても重要な意味を持ちます。 仮想通貨で最も大きな開発コミュニティ イーサリアムスタートアップのConsenSysの調査によるとイーサリアムの開発フレームワークのTruff
ブロックチェーンとAI(人工知能)を組み合わせるプロジェクトは数多く存在します。これらの中には、AIという人気のあるワードを取り入れて評価を得ようとするだけで、一体どこにAIが利用されているのかわからないモノもたくさんあります。 それらを一つ一つチェックしていくのは手間がかかるだけではなく、どのプロジェクトが有望か判断するコトは簡単ではありません。この記事では、2018年注目のAIプロジェクトを6つ紹介しますので、参考にしてみてくださいね。 SingularityNET SingularityNETは、世界中の誰もがAIサービスを作成、共有、収益化することができるフルスタック分散プロトコルです。 SingularityNETは、機械学習(Machine Learning)とブロックチェーンに長けたチームにより開発されており、AI技術の民主化を目指しています。SingularityNETによ
Ethereum上のアプリケーションはほとんど使われていないと海外で話題 「EthereumのDappsは、話題になって注目度が高いが、実際はほとんど使われていない。」という指摘が海外で話題です。 Ethereum関連のアプリケーションは、ブロックチェーンでトランザクションを追うことができますので、実際にどのくらい使われているか、ということは可視化されています。 下記のサイトDapp Readerを参照すると、Ethereum関連のアプリケーションでトランザクション数がランキングになっています。 出典:https://dappradar.com/dapps 「Dappsはあまり使われていない」と指摘されるものの、それでもEthreumは最も使われているブロックチェーンであることは間違いありません。本コラムでは、そのEthereum関連のアプリケーションで、最も使用されているトップ5つのアプ
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