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掃除・片付け
daisukewatanabe1982.hatenablog.com
綿野恵太氏による『映画芸術』掲載『イメージの進行形』書評への反論 『映画芸術』最新号(444号)に、綿野恵太氏による拙著『イメージの進行形』(人文書院)の「書評」(廣瀬純氏の『絶望論』との抱き合わせ)が掲載されました。ところが、これが以下に述べるように、一切「書評」の名に値しない、ほとんど支離滅裂の揶揄めいた文章であることがわかりました。 29日夜に、筆者の綿野氏とTwitter上で数度のやりとりをしましたが、その不誠実な態度に愕然とし、それも踏まえて、30日に、版元の人文書院を通じて、掲載した『映画芸術』編集部(荒井晴彦編集長)に対し、正式に抗議文を送付しました。 筆者のあまりにもお粗末な姿勢や、水掛け論になりそうなために、一度は相手にしない方針を取ったのですが、その後、たまたま「いかん。くだらんことにかまけてたら……」云々という筆者のツイートを見かけ、私自身の名誉のためにも、とりあえず
渡邉大輔です。 先日の佐々木敦さんとのトークセッション@東京堂書店には、多数の方々のご来場を戴き、満員御礼でした。たいへんありがとうございました! トークセッションに続き、また拙著関連の催しのお知らせです。 本日、4月17日(水)から、リブロ池袋本店さま1階の「カルトグラフィア」コーナーにて、拙著『イメージの進行形』(人文書院)の刊行を記念し、選書フェアを開催して戴きます。題して、「<映像圏>の知――2010年代の「映画」を考えるための35冊」。 開催時期は、少なくとも1ヶ月間(5月17日頃)までとのこと。 すでにあちこちのインタビューなどで喋っていますが、拙著の目論見のひとつは、(これはマジで)映画批評本を「人文書」の枠組みで受容できるようにすることでした。いまや映画批評や映像論は、専門家や一部のシネフィルだけが読むニッチな言葉になっている。そこには、「批評」の名に値する真に「知的」な包
渡邉大輔です。これから年末にかけていくつか仕事やイベント出演が立て続けに出る予定なのですが(これから1週間ごとに締め切りがあり、正直、死んでいます…)、その中のひとつです。 8月に出た『floating view』(トポフィル)以来、およそ2ヵ月ぶり、商業媒体でなら、年始に出た品川亮さんらの『ゼロ年代プラスの映画』(河出書房新社)以来10ヵ月ぶりの新刊(共著)が刊行されました。 ぼくにとって、ようやく7冊目となる共著ですが、今度の本はこれまでの著作よりもひときわ感慨深いものです。というのも、今回は、いうなれば今までのように「評論家」としてではなく、いわば「映画研究者」として参加した、はじめての「学術書」(専門書)だからです。日本映画史の専門的研究を本格的に開始してまだ数年のペーペーの研究者ですが、こういう書物としてそのとりあえずの成果のひとつがまとめられたことは大変ありがたいことだと思って
渡邉大輔です。 昨夜、ブログにアップした市川尚吾氏に対する反論の続きです。 2.渡邉批判について さて、前回、引用しておいた市川氏のわたしに対する批判ですが、個別的な論点ごとにお応えしていきたいと思います。市川氏による渡邉批判は、基本的には前段の「オレ様評論」批判の延長上にあるものですが、短く要約すると、今年二月に光文社で開催された第11回本格ミステリ大賞候補作の予選選考会の席上での、諸岡卓真氏の『現代本格ミステリの研究』に対するわたしの「アカデミズム的価値観」からの評価にあるようです。 まず、市川氏がどうやら博士論文云々という「内容より形式」について勝手に拘っていることから、わたしも批判の中身とは直接には関係のない、周縁的な――ですが、決定的におかしな――ことから応答すると、まず疑問なのは、わたしの発言に対して先ほどのような辛辣な疑問をあの場でお持ちになったのならば、なぜ、あの会場の席上
渡邉大輔です。 今年の八月、「探偵小説研究会」によるミステリ同人批評誌『CRITICA』第六号に、ミステリ評論家・市川尚吾氏による「極私的評論論」が掲載されました。⇒「CRITICA」:探偵小説研究会 内容は、要約すれば、「極私的」と題名にある通り、市川氏個人の「評論」や「文芸評論家」に対する見解と、それに具体例として絡めた、わたし(渡邉大輔)、藤田直哉氏、小森健太朗氏、及び三人の所属する「限界小説研究会」に対する痛烈な批判です。自身、実力派の本格ミステリ作家「乾くるみ」であるばかりか、批評家としても精力的に活躍を続ける市川氏からのわたしたちに対する忌憚のない批判はいちおうのところ望ましいものであり、そのことには率直に感謝しています。わたし自身、乾くるみの作品は『イニシエーション・ラブ』をはじめ何冊か愛読してもいましたし、市川氏とは本格ミステリ大賞候補作予選委員の仕事では、同じ委員同士とし
渡邉です。1月ももう終わりかよ!とにかく、毎日バタバタしています。 昨年からシコシコ書いてきた原稿がどんどん出ています。また原稿の告知です。 『ユリイカ』2月号の「ソーシャルネットワークの現在」特集に、デヴィッド・フィンチャーの話題作『ソーシャル・ネットワーク』を素材にした論考を寄稿しました。正月早々机に向かって書いていたのは、これです。 ・論考「ネットワーク下の「記憶」の物語――ソーシャルネットワークとD・フィンチャー」(『ユリイカ』2月号、青土社) ユリイカ2011年2月号 特集=ソーシャルネットワークの現在 Facebook、twitter、ニコニコ動画、pixiv、Ustream・・・デジタルネイティブのひらく世界 作者: 小林弘人,濱野智史,東浩紀出版社/メーカー: 青土社発売日: 2011/01/27メディア: ムック購入: 13人 クリック: 114回この商品を含むブログ (
渡邉です。 そういえば、先週末、日比谷でやっていたカオスラウンジ2010をちょっと覗いてきました。なかなか盛況でしたね。 実は僕は、高校の時までは美大に行きたくて、浦和にあった美術予備校に通っていたりしていたのです。ゴッホとかルドンとかミロとか超好きでしたね。中学の時はセザンヌで飯食えましたね、いやマジで。あとサム・フランシスとか(笑)。日本画では村上華岳とかがお気に入りでした。ちなみに、ヌードデッサンが超得意で、油絵は予備校の講師から「君の描くのは国吉康雄に似ているね」とか言われてました。黒歴史です。 昨秋リニューアルした根津美にも行きたい行きたいと思いつつ、まだ行けていません。。。 さて、カオスラウンジ。僕はここ最近の現代美術にはあまり詳しくないので、パーッと観ていただけですが、きわめて野心的な展覧会だったと思います。キュレーションも若干、観にくかったという以外はいい感じだったのではな
【1月】 ☆原稿 ・「ポスト・シネマ・クリティーク #1 「ミゼラブル」たちの時間――濱口竜介監督『ハッピーアワー』」(『ゲンロン観光通信』♯8、ゲンロン) ゲンロンβ | ゲンロン友の会 ・「視覚効果から見る『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 4DXなどの新規格には向いているか?」(リアルサウンド映画部) 視覚効果から見る『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 4DXなどの新規格には向いているか?|Real Sound|リアルサウンド 映画部 ・佐々木友輔、冨塚亮平、三浦哲哉との座談会「映画批評のハイブリッド化 「完全映画」が現れてくるかもしれないという夢想は可能だ」(『図書新聞』第3239(1月23日)号、図書新聞) ・書評「「サイボーグ」が奏でる豊穣な民族誌――マリリン・ストラザーン『部分的つながり』書評」(『週刊金曜日』第1072(1月22日)号、株式会社金曜日) 【2月】 ☆原稿
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