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大谷翔平
dementiapj.hatenablog.com
「なぜロビイングをしているんだろう?」 「なんで学生がやっているんだろう?」 私たちの活動ブログをご覧になる方のなかには、そもそもこのような疑問を抱かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 現代の日本の政治において、ロビイングという行為が持つ意味とは何なのか。 それに大学生が取り組む意義とは何なのか。 今回は、私たち東大認知症政策チームの活動背景についてお話しようと思います。 ーーーーーーーーーーーーーー 私たちが認知症というテーマに注目するのとはまた違った理由で、私たちは学生ロビイング(student lobby)という活動に意義を見出しています。学生ロビイングを通して「こういう社会をつくりたい」という理想を実現したいのです。 その理想とは、一言で言えば、「大学を中心としたボトムアップ式問題解決社会の実現」です。 ■これからは「問題の現場」から問題解決を これまでの日本では、良くも悪
ごま油、筋トレ、納豆、ココナッツオイル、カレー、アロマ…… これらはテレビやネット、本などで「認知症予防に役立つもの」として取り上げられているものの一例です。 認知症に関する各種特集で、最近、とくに多く見かけるのが、以下のような謳い文句です。 「認知症予防に効くのは◯◯である!」 「◯◯体操をやれば認知症は治る!」 科学的に効果が検証されているものもあるようですが、これらの多くは、いわゆるプラセボ効果の域を出ないものでしょう。 病気を治すといえば、まずは薬です。では、肝心の「認知症治療薬」の現状はどうなっているのでしょうか? 「認知症は薬を飲んでも治らないの?」 「薬を飲んでも、症状の進行を遅延させることしかできないってホント?」 認知症に関心を持った方が、一度は抱く疑問です。 今回は、医療的観点から認知症治療薬について考えてみたいと思います。 (Modern Medicine | Fli
「この政策案って、海外のものも参考にしてますか?」 「海外での認知症政策はどんなものがあるの?ぜひ教えてほしい」 私たちがヒアリング・ロビイングを行う過程で、「認知症政策の海外事例」についてご質問いただくことがよくあります。 意外なことかもしれませんが、行政担当職員や医療・介護関係者でも「国内事例には精通しているが、海外事例は詳しくない」という方は少なくありません。 この原因の一つには「日本において、手軽に参照できる海外事例資料」が豊富ではないことがあります。 そこで今回から「認知症政策海外事例シリーズ」と銘打って、海外の興味深い事例を定期的に紹介していきたいと思います。 第一回記事は世界一幸福な国とも言われる『デンマーク』を取り上げます。 ※注意 当然、日本と諸外国を単純比較することは出来ません。また、認知症分野では日本は「課題先進国」の一つであり、日本を参考に実行している海外政策も少な
システムエンジニアを志していた、大学生のAさん。しかし、彼は就職活動も満足に行えずに、その夢を断念することになりました。 突然、彼の"父親"を「若年性認知症」が襲ったのです。 Aさんは卒業後も就職せずに父親の介護におわれることになりました。 親の介護で未来を奪われる若者 ある20代の場合 :日本経済新聞 これは、上記の日経新聞記事で取り上げられた「親の介護のために未来を奪われてしまった大学生」の実例です。 「これからの高齢社会を支える若者こそ、認知症問題に関心を持ち、正しく理解することが重要だ!」 私たちはこれまで行政・医療・介護関係者の方々を中心に、50件以上のヒアリングを行ってきましたが、多くの方がこうおっしゃっていました。 これまで「超高齢社会到来に伴う認知症問題の深刻性」や「認知症の早期発見の重要性」をお伝えしてきましたが、やはり「自分に直接関係する人・事」に惹かれやすい若者にとっ
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