フィルムアート社の読者モニター募集に申し込み、この『わたしの名前は「本」』を読ませてもらいました。 わたしの名前は「本」 作者: ジョン・アガード,ニール・パッカー,金原瑞人 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2017/11/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る タイトルからわかるように、「本」が「わたし」という一人称で自らの由来を語る形式の物語で、まずは「本の前に、息があった」と、本になるまえの口承物語の時代からはじまる。(ちなみに、私が読んだのはゲラ版なので、最終的な本とはちがう箇所があるかもしれません) 古代の本というと、シュメール人が粘土板に楔形文字を刻んだ……などは一応世界史で習った覚えがあるが、カエルを送ってメッセージを伝えようとしていたなどは知らなかった。カエルでメッセージがちゃんと伝わるのかって? いや、案の定伝わらないのですが。詳細は読んでみ