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ドラクエ3
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知られざるサイケやドローン、世界各国の民族音楽などのレアな名盤から最新のダンス・ミュージック、レゲエ、クラシック、ジャズなどまで。古今東西のあらゆるジャンルから良質な作品を縦横無尽にセレクトし、京都を拠点に国内外の様々なヘヴィ・リスナーたちから揺るぎない信頼を集めているMeditations。中古レコードでは数年前からコンスタントにインド買い付けを行い、日本では未知の盤も数多く取り扱っている同店の品揃えのコンセプトや様々な面で過酷なインド買い付けのエピソードについて、店主の潮田宜久さんに語ってもらった。 ――まず、メディテーションズの品揃えには、ジャンルや時代は多岐にわたりながらも一貫した基準みたいなものがしっかりあるように思うのですが。 音楽的にはジャンルとかの基準はないですね。例えば、サイケとかドローンとかだけではなくて、(説明するのは)難しいんですけど(その音楽に接することで聴き手が
タワーレコードの旗艦店の一つ、タワーレコード新宿店の10階に、アナログ盤レコード専門店「TOWER VINYL SHINJUKU / タワーヴァイナルシンジュク」が3月21日にオープンした。アメリカで創業したタワーレコードは、1980年に輸入レコード店として日本にも上陸したが、その後アナログからCDに移行して以来、アナログ専門店を出店するのは初めてとなる。今回、タワーレコード新宿店内にショップ・イン・ショップの形態で出店する「TOWER VINYL SHINJUKU」は、売り場面積約170坪、クラシックを除く(クラシックのアナログ盤についてはこれまでと同様にクラシック売り場にて取り扱い)オールジャンルで在庫数約7万枚(うち中古レコード約4万枚)を誇るアナログ盤専門のショップとなる。ガラス張りの解放感溢れる店内では、大型のヴィンテージ・スピーカーによるアナログ・サウンドを聴きながら買い物を楽
7インチレコードを使ったDJプレイで世界的にも最も知られる日本人DJ KOCO a.k.a. SHIMOKITA氏にインタビュー ヒップホップシーンを中心に、ここ2、3年ほどで世界的にも最も知られる日本人DJとなったDJ KOCO a.k.a. SHIMOKITA。もし、DJ KOCOのことをまだ知らない人がいれば、彼のインスタグラムのアカウント(@djkocoakashimokita)をぜひ覗いてみて欲しい。7インチレコードを使った彼の神業とも言えるプレイを収めた動画に世界中のヒップホップファンや名だたるDJ、プロデューサーがコメントを寄せ、世界トップレベルのDJとしての惜しみない賛辞を送っている。すでに海外にも何度も招聘され、今後、ますますワールドワイドな存在になるであろうDJ KOCOだが、今の彼を作り上げた街である下北沢にて、彼のトレードマークである7インチレコードでのプレイを中心
三重県伊勢市。伊勢神宮があることで全国にも著名だが、人口は約13万と決して多くない。かつてこの町にはレコードを専門に扱う店があったが、現在は存在しない。このような状況下、新たに面白い音楽文化を発信する拠点となっているのが「水色レコード」だ。店名だけを見れば誰もがレコード店を想起するが、近隣には凝ったドーナツを販売するお店として認識されている模様。では、なぜ店名に「レコード」の名が付くのか。実際に訪問し、店主から話をうかがった。 スタイリッシュな外観が印象的だ ■ 水色レコードの誕生秘話 水色レコードは伊勢市の中心市街地から少し離れたJR参宮線「宮川駅」の近くに位置する。田んぼと畑がまばらにある長閑な住宅街で2017年からドーナツなどの洋菓子とレコードや雑貨などを販売している。店主の伊藤さん(1983年生まれ)は、これまで定職に就きながら、不定期で自作のアクセサリーを様々なイベントに出店して
米国の音楽ファンが2018年、購入したアルバム・レコードの数は1680万枚だった。 今回はこの「1680万枚」という数字を軸に、2018年で米国のレコード人気がどれほどの規模で伸びているか、音楽業界全体を見てみたい。 米国リサーチ会社ニールセンが発表した2018年の音楽消費レポートによれば、「1680万枚」は、2017年の売上枚数から更に15%増加。また、1991年以降米国で1年に購入されたレコード枚数では最大だった。そして、2018年の実績によりレコードの売上枚数の伸びは、13年連続でプラス成長を達成して、かつてないほど右肩上がりを続けている。 レコード、CD、ダウンロード、カセットによるアルバムの売上枚数を合計した中で、レコードは1割を占めている。購入されたアルバムの合計は1億4100万枚だった。そのうち、11.9%の1680万枚がレコードだったのだ。2017年は6.5%だったので、倍
最初にケンイシイさんにお会いしたのは2015年。アメリカ・サンフランシスコにある歴史あるカストロシアターで、彼が世界的アニメーター森本晃司さんとのコラボ作品の「EXTRA」を披露した時だった。今回3年ぶりに渋谷にて再会したのだが、気さくで機転のきく印象はそのまま。彼の謙虚ともいえる性格は、日本のテクノ・ミュージックの先駆者として世界を駆け巡って培われたものなのだろう。様々な著名アーティスト達とコラボやライブを行い、そして近々ソロアルバムのリリースを予定しているという多忙なケンイシイさん。そんな彼に、今日のアーティスト「ケンイシイ」を作り上げた軌跡と、彼に影響を与えたアルバム3枚について尋ねてみた。 ――お久しぶりです!2015年にSFでお会いして以来ですが、お忙しそうですね。 まずは、ケンさんが音楽制作の道に進まれたきっかけをお聞かせください。デリック・メイをはじめ、デトロイト・テクノの音
NYのレコードシーンに欠かせない日本人、Monchanに独占インタビュー。90年代から現在に至るまでのニューヨーク物語を語ってもらった。 今から20年前に、ニューヨークに移住し音楽を探求し続ける男がいる。その名はDJ Monchan。ニューヨークのマンハッタンイーストヴィレッジに1996年から経営する老舗レコードストアA1 Recordの店員として知る人ぞ知る存在だ。A1 Recordとは、1996年に有名レコード・ディーラーのIsaac Kosmanが創立し、ジャズからディスコ、ヒップホップからハウスなど幅広いジャンルを取り扱い、目まぐるしく変わりゆくニューヨークの街並みの中に20年以上レコードを売り続ける、老舗店。ニューヨーク音楽シーンのアーティスト達の感性を磨くための本拠地となり、初期のDJ Premier、Pete Rock、Mobb DeepのHavocなど数々のヒップホップDJ
今年10月上旬、東京、大阪など全国4カ所を回るツアー『Stones Throw Japan Tour 2018』のためにLAから来日した、共にStones Throwの所属アーティストであるJ.Rocc(Jロック)とKnxwledge(ノレッジ)。片や世界屈指のターンテーブリスト・クルー、The Beat Junkiesの一員としても活躍するJ.Roccと、Anderson .PaakとのユニットであるNxWorries(ノーウォーリーズ)などプロデューサーとしての注目度も非常に高いKnxwledgeだが、レコードディガーとしても知られる彼らのツアー中のお楽しみといえば、もちろん各地のレコード屋巡り。そこで彼らの東京滞在中のタイミングで、渋谷・宇田川町での彼らのレコードショッピングに同行した。 まず、彼らと待ち合わせたのはHMV record shop 渋谷だが、リイシュー(再発)盤などを
【Pick Up】2020.04.16 音楽文化の底上げを図る高円寺のレコード店、「EAD RECORD」 レコ屋白波瀬達也
新旧の様々な中古レコード店がひしめく日本橋エリアの中でも、日本の歌謡曲/演歌/ニューミュージックなどが充実した品ぞろえの良さで、近年の“和モノ”への関心の高まりとともにDJたちからの信頼も厚いナカ2号店。長年の店舗運営ととともに培ってきた在庫の豊富さとともに、現在に店長を務める末廣さんのディグ能力の高さもまたお店の人気の理由であり、ブログなどを通してまだまだ埋もれた名曲・珍曲などを日々紹介し続けている。国内のみならず海外からも日本の歌謡曲やポップスへの需要が増す中でますます異彩を放つナカ2号店について、末廣さんにお店のことや最近のレコメンド盤をお聞きした。 ――レコードショップ・ナカといえば日本橋の中古レコード店の老舗のひとつですが、この2号店はいつ頃に開店した店舗でしたっけ? ナカ自体、最初は放出(大阪市鶴見区)で始めたみたいですけど、1990年くらいに日本橋に1号店ができて(※現在は閉
今回登場していただくのはキングジョーこと森本ヨシアキさん。大阪を拠点にイラストレーターやDJとして活動し、過去にはザ・ハイロウズやカーネーションなどのアートワークやRECORD STORE DAYのポスター、最近では坂本慎太郎のライブフライヤーを担当。DJとしては、いわばガレージパンクをその情熱量で拡大解釈する、そんなゴキゲンなプレイはその界隈ではよく知られるところ。今回はそんなジョーさんのお部屋におじゃましてお聞きします。にしてもすごい部屋だ。 ーーキングジョーさんが最初に買ったレコードを教えてください。 布施明の「君は薔薇より美しい」。小学生なりに当時ヒットしていた西城秀樹の「ヤングマン」と迷って。布施明の方が大人っぽくて洒落てる、と。ここ数年「君は薔薇より美しい」が再評価されてるので嬉しく思ってます(笑) ーーご出身は高松ですよね。布施明は町のレコード店で? ジャスコで。シングルが6
日本語による新しいポップ・ミュージックのフロンティアで…という説明はここでは無用でしょう。現在、自身初となるサウンドトラックを手掛けた映画『寝ても覚めても』の公開も待たれるトラックメイカー/DJ、そして歌い手でもあるtofubeats。この若き音楽プロデューサーにとっての“レコード”とは? ーーまず初めてのレコード体験はどんなものでした? 実家にレコードプレイヤーはいちおうあったんです。でも親がそれで聴いているのは見たことがなくて。自分で意識してレコードを聴こうと思ったのは中1の時ですね。お年玉かなにかでベルトドライブのプレイヤーを買って中古レコードを聴き始めたという感じで。 ーーレコードで聴こう、と思ったのはどんなキッカケですか? ヒップホップを聴くようになって。それで聴きたいと思うようになった感じですね。 ーーヒップホップのDJを見たりして? そうですね。お金的に(ダイレクトドライブの
これがあのサニーデイ・サービス…? というような話題作『the CITY』、そしていわば野心作『the SEA』を立て続けに発表した曽我部恵一さん。それらはアナログでも発売されたばかり。というわけで今回は曽我部さんが考える“レコード”とは? 自身がオーナーを務める下北沢のレコードショップ&カフェ「CITY COUNTRY CITY」にて、まずはその遍歴からおうかがいしましょう。 ーー最初に、曽我部さんが初めて買ったレコードはどんなものです? 最初は歌謡曲のドーナツ盤。西城秀樹か、キョンキョンか。買ってもらってよく聴いてましたね。 ーー子どもの頃ですね。 小学生の頃ですね。近くのデパートとかに行くと親に買ってもらうという感じで。 ーーご出身は香川県ですよね。ものごころが付いてからのレコード体験は? 自分で買い始めるようになったのは中学生の頃かな。でも買うというよりは借りる方が多かったですね。
今回ご登場いただくのはSHINCOさん。ご存知、結成30年を迎えたスチャダラパーのDJ/トラックメイカーで、ソロとしては昨年末に突如みうらじゅん&SHINCOとしてコラボ曲を発表したり、な展開も。そんなスウィンギン師匠にレコードについておうかがいしましょう。 ーーこんにちは。いきなりですがSHINCOさんは通販でレコード買ったりされます? あんまりないかな。海外から通販だと1ポンドのレコードに送料4,800円、とかもあるし。誰も欲しがらないようなレコードなんだけど、それに送料を払わないといけないのか?ってのがね。だから、ほぼほぼ渋谷で(レコードを)買うのは昔から変わってないかな。 ーーSHINCOさんが最初は買ったレコードはなんです? 最初は「およげ!たいやきくん」。それが欲しくてコロムビアのてんとう虫のプレイヤーを買ってもらったくらい。身銭を切って買ったのは「想い出のサマーナイト」かな。
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