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大手の化学会社や石油精製会社がプラスチックごみのリサイクルに取り組み始めています。注目されているのが、プラスチックごみを熱分解し、油を取り出すケミカル(化学)油化と呼ばれる方法です。 海外の技術を導入する動きが広がっていますが、今回は、プラスチック成形などを手がける企業が小さな油化装置を使って子どもたちの環境教育に利用したり、ベンチャー企業が、ケミカル油化事業に取り組んだりしている現場をのぞいてみました。 世界的な海洋汚染をもたらすプラスチックに批判が集まり、また、カーボンニュートラルと言われる脱炭素社会を目指す流れの中で、いったん廃(すた)れた油化に再び、光があたろうとしています。 ジャーナリスト 杉本裕明 小学校で油化リサイクルの出前授業を続ける 「この射出成形機という機械を使うと、捨てられたペットボトルのキャップから、新しいコマが造れるんだよ」 2022年1月、愛知県西尾市の市立花ノ
熱海市の災害復旧工事現場。土を入れた黒色のフレコンバッグが並ぶ 杉本裕明氏撮影 転載禁止 27人の死者・行方不明者を出した静岡県熱海市の土石流事故(2021年7月)から1年。批判を浴びた政府は重い腰を上げ、この3月、宅地造成等規制法を全面的に改正した「宅地造成及び特定盛土等規制法」(盛土規制法)が5月に制定されました。 災害が起きる危険性のある区域を都道府県が指定し、規制区域内での造成を許可制とし、安全基準に基づく計画書の提出やその後の安全確認を義務づけ、罰則も強化されました。 しかし、住民の生活環境や自然環境の保全は対象外としており、これで災害防止や地方に持ち込まれた残土の山が抱える問題解決ができるのか、疑問もあります。そもそも、工事現場から発生する大量の汚染土や産廃汚泥はどこに持ち込まれ、どう処理されているのか、民間事業はブラックボックスのままです。 熱海市で造成された土はどこから持ち
「子供を育てる経済的余裕がない」「キャリアを優先したい」「単に子供が好きではない」—。従来はこれらが、子供を持ちたくない理由の1つだった。しかし、欧米では近年、気候変動や資源枯渇への懸念から、そのような選択をする若者が増えているという。環境意識が高まる中、温室効果ガスを排出し、資源を消費する人間をつくらないことで、こうした問題を軽減できるとの考え方が広がっているためとみられる。 「人間をつくれば気候変動が深刻化」 「なぜ私が消費者を増やさなければならないのか」。マノンという26歳の女性はこのほど、フランスの国際ニュース専門テレビ局フランス24の取材に対し、 子供を望まない理由についてこう答えた。「西欧諸国では、利用可能な量よりも多くの資源を消費している」と主張する。 水や石油といった資源を大量に使うであろう子供を産むことで、資源が枯渇してしまうことを懸念しているようだ。フランス24は「環境
人類は多くの動植物を滅びの道に導いてしまいました。 その中には、メガファウナと言われる巨大動物たちも含まれていたかもしれないそうです。 メガファウナとは聞きなれない言葉ですが、どのような動物なのでしょうか。 また、メガファウナを滅ぼしたのは、本当に人間なのでしょうか。メガファウナとその絶滅についてご紹介します。 かつて存在した巨大動物「メガファウナ」とは かつて、地球にはメガファウナと言われる巨大な動物たちが存在しました。 彼らは、約7万年前から1万年前の間、地上を闊歩していたと考えられ、特にアメリカやオセアニアに生息していました。 体重が3トンに及ぶナマケモノ、小型自動車ほどの大きさがあるアルマジロに似た生き物、ゾウのような巨大動物など。 そんな巨大なメガファウナたちは、ある時期に大量に絶滅してしまいます。 これは「第四紀の大量絶滅」と呼ばれていますが、この時期のメガファウナたちに、何が
昨今では気候危機やSDGsに関する情報を目にする機会が、今まで以上に増えてきました。 私たちはこれらの問題にどう向き合っていくべきなのでしょうか。 これからの気候危機との向き合い方について、若い世代の考えを「Fridays For Future」の元メンバーで、人間活動家として活躍する宮﨑紗矢香さんにお聞きしました。 就職活動で感じた憤り ――学生時代の宮﨑さんは、気候危機に関する活動を積極的に行っていたと聞いています。気候危機に関心を持ったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。 私が最初に興味を持ったのは、気候危機ではなくSDGsでした。当時参加していた、子ども食堂の代表が頻繁にSDGsの話をしていたのです。 自分でも調べてみたら、SDGs達成度ランキングというものを目にし、1位はスウェーデン(2016~18年)であることを知りました。 以前から、北欧には教育や福祉について先進的なイメ
ジョージア・ガイドストーン(Georgia Guidestones)をご存知でしょうか。 ジョージア・ガイドストーンとは、アメリカにある謎の多いモニュメントで、様々な憶測を呼んでいます。 なぜなら、そのモニュメントには謎のメッセージが記載され、その中には多くの人が戦慄してしまうような内容も含まれているからです。 いったい、ジョージア・ガイドストーンとは、どのような目的で何者が作ったのでしょうか。 関連記事 5大絶滅事件とは?地球で起こった大量絶滅と6回目の惨劇 【予言まとめ】人類滅亡からコロナ的中まで!未来予想の謎 1980年、アメリカのジョージア州にある田舎町エルバートンに、それは突然現れます。 100人以上の観衆が集まる中、公開された巨大なモニュメント、ジョージア・ガイドストーンは、花崗岩(かこうがん)と言われる石材で作られた、謎の6枚の石板でした。 1枚の石板を中央にして、4枚がそれ
オンラインインタビューを受ける大河内博教授。 プラスチックによる環境汚染は、レジ袋有料化の影響もあり、ますます注目されつつあります。 特にプラスチックによる海洋汚染は話題になっていますが、最新の研究では、汚染が地球全体に広がっていると考えられています。 プラスチックによる汚染は、どのようにして地球全体に広がってしまったのでしょうか。 早稲田大学理工学術院・創造理工学部の大河内博教授に、プラスチック汚染が広がる仕組みやリスクについて、話を聞きました。 プラスチック汚染は海洋だけか? ――マイクロプラスチック汚染の概要を教えてください。 プラスチックの歴史は古いですが、1950年頃から大量に生産され始め、その種類もさまざまになりました。 1950年のプラスチックの総生産量は200万トンでしたが、2012年の時点で3億トン、2050年には400億トンに到達すると言われています。 そして、生産量の
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