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emotion-lab.hatenablog.com
前回、有害な恥(toxic shame)という感情への対処法として、感じて受け入れるのではなく、「距離をとって眺める」ほうがよいという記事を書きました。 有害な恥とはどういう感覚かについても、以下の記事をご参照ください。 emotion-lab.hatenablog.com なぜか距離をとって眺めるのがよいのかというと、この有害な恥の感覚が自分の中にあると、まるでその恥の感覚に乗っ取られてしまったかのように、自分に対する否定的な気持ちと、それに伴うつらい気持ちや劣等感で、心がいっぱいになってしまうからです。 この気持ちは、感じても感じても出口が見えない、蟻地獄のような感情なのです。 そこで、まずは、自分の体からその感情を取り出すようなイメージを使ってもいいので、この有害な恥という感覚と距離をとってみます。 そうすると、大きく分けて2つのことが起こります。 一つは、恥の感覚に苦しんできた自分
・いつも自分がすることに自信が持てない。 ・できていることがあっても、いつもできないことのほうにばかり気を取られてしまう。 ・仕事で優秀な結果を残しても「こんなの大したことない」「ほかの人はもっとうまくできる」と思って、自分を褒めてあげられない。 そんなふうに感じる人は、少なくないと思います。 感情のレンズで心の動きを見てみると、自信や自己肯定感の天敵となる感情として、有害な恥(toxic shame)が挙げられます。 この感情の扱いは非常に厄介で、カウンセリングの中でも、この感情だけは他の感情とは異なる扱い方をします。 例えば、マインドフルネスを学ぶと、「どんな感情も否定せずに、そこにあるんだねと認めたり、しっかりと体で感じることが大切」と言われることがあるかもしれません。 しかし、有害な恥だけは例外です。 有害な恥とは、「自分は無能だ」「自分には価値がない」「自分は誰からも愛されない」
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