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Fundamental Particle Physics Laboratory Graduate School of Science of Nagoya University 宇宙線ミューオンラジオグラフィとは? 医療現場から産業分野まで幅広く用いられているX線撮影技術は、非破壊で物質内部をイメージングする技術ですが、厚さ数cmの鉄を通して内部を見る事は出来ません。宇宙線ラジオグラフィは、宇宙線中に含まれX線よりも格段に高い透過力を持つ素粒子“ミューオン(ミュオン、ミュー粒子、muon)”を用いる事でX線では見る事が出来ない火山やピラミッド、原子炉などの“厚い”対象物の内部を非破壊でイメージングする技術です。 宇宙線ミューオンラジオグラフィの原理 宇宙空間には超新星爆発などにより加速された陽子やヘリウムなどの原子核(一次宇宙線)が飛び交っており、それが地球大気上層部の原子核(窒素や酸素など
Fundamental Particle Physics Laboratory Graduate School of Science of Nagoya University 小・中学生向けの霧箱の紹介です 線源なしで放射線がバンバン見える不思議! F研客員研究員 林 熙崇 霧箱全体図 霧箱断面図 宇宙線が見える高性能の霧箱をペットボトル等の安いプラスチック容器で作ります。一般に宇宙線やβ線は電離作用が弱く、霧箱内で素粒子がつくるイオンの数が少ないため、α線のように簡単には見えません。しかし霧箱の底をエタノールのプールにする、常識と異なった工夫によって安定した高感度の霧箱を作ることが出来ました。この霧箱は放射線源を入れないのに、放射線が見えるのです。空から、周囲から降り注ぐ宇宙線やβ線が観察できます。今まで見たことが無い世界が広がります。生徒の認識が変わります。さらに大型の(5cm以上
2024年5月17日に千葉大学けやき会館で開催された2024年度日本写真学会年次大会にて、本研究室の福田 努 特任講師と中野 敏行 准教授が学術賞を受賞しました。 学術賞 「卓越した原子核乾板自動解析技術の開発によるニュートリノ振動検出への貢献と新たなニュートリノ研究の開拓」 受賞詳細情報 2024年度各賞受賞者 2024年5月17日-18日 千葉大学 西千葉キャンパス けやき会館,オンライン併用 日本写真学会ウェブページ 大会プログラム 口頭発表 ・自然放射線の影響を低減した極低内部放射能原子核乾板の開発 〇陳夏姫、中竜大(5/17) ・ニュートリノ反応精密測定実験 NINJA E71b の最新状況と展望 小林春輝(5/17) ポスター ・原子核乾板高速飛跡読取データのノイズ除去に関する研究 六條宏紀(5/17) ・原子核乾板による宇宙γ線精密観測2023年気球実験におけるフライトデータ
Fundamental Particle Physics Laboratory Graduate School of Science of Nagoya University OPERAは、名古屋大学の牧・中川・坂田によって理論的に提唱されたニュートリノ振動を検証するため、またスーパーカミオカンデで観測されているニュートリノ欠損がニュートリノ振動(→)であるのかどうかを検証するために、名古屋大学 F研が中心となって立案し遂行している実験である。2011年8月現在、11ヶ国、30機関が参加する国際共同研究である。 CERNで作られた高純度のニュートリノを730キロメートル離れたイタリア、グランサッソまで飛行させ、その間にニュートリノになっているかどうかを調べている。 OPERAはニュートリノ振動をニュートリノの出現をもって観測する”appearance法”を用いる。ニュートリノの減少量を測る
平成 23 年 9 月 23 日 名古屋大学発 プレスリリース 高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを世界最高精度で精密に測定 この度、名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻・F研究室が参加する日欧 国際共同研究(通称 OPERA 実験)グループは、高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを、 これまでに無い高精度で精密測定し、スイスジュネーブ郊外の CERN 研究所より発射された高 エネルギーのミュー型ニュートリノが、730km はなれたイタリア中部のグランサッソー地下研究所 の OPERA 検出器に、光の速さで予想されるよりも 60 ナノ秒(1 億分の 6 秒)早く到達していると いう測定結果を得ました。これは CERN で作られた高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さ が、光速より約 0.0025%だけ速い事を示すものです。 本研究成果は、平成 23 年 9 月 23
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