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【GAS】スプレッドシートの読み書きが遅い!を高速化するコツ Google Apps Scriptsでスプレッドシートの読み書きをするとき、何も考えずにプログラムを書くと、動作速度が異常に遅くなります。 動作速度を上げる一番のコツとして、スプレッドシートAPIをできるだけ呼び出さないようにするということが挙げられます。これで、動作速度は劇的に速くなります。 ただ、実は、スプレッドシートAPIの呼び出し回数を減らさないでも、適切にAPIを呼び出せば、呼び出し回数が多くても、まあまあ実用的な速度でプログラムを実行することができます。 そこで、この記事では、「スプレッドシートAPIを呼び出さないようにすればいい」という話から、さらに一歩踏み込んで、「APIを使わざるを得ない場合には、どういうふうにAPIを呼び出せば、実行速度の低下を最小限で防げるのか」について解説をしていきます。 まずは、下記の
GASの新エディタで自動補完を効かせて快適にプログラムを組もう GASの新しいエディタが、一部アカウントに配信されてきているようです。 今回は、新しいエディタで「型の補完」が、どの程度効くようになっているか確かめてみました。 要約 ざっと、新エディタを触ってみた今のところ(2020/12/15時点)の感想です。 変数の型が推論される(型補完の精度は、型アノテーションができないTypeScriptと同等?) functionの引数・返り値についてはJSDocを書けば型の指定ができる(JSDocを書かなければ型は付かない) functionのJSDocでは型変数(ジェネリクス)も使える 変数の型が推論される 新エディタでは、「型の推論」が効きます。 「型の推論」というのは、プログラムを自動解析して、変数にどの型の値が入っているかを推測してくれる機能です。 以下、いくつか具体例を見てみましょう。
claspとは何か? claspとは、GAS(Google Apps Script)を手元のPC(ローカル環境)で開発できるようにするためのソフトウエアです。 よく、GASのメリットの1つとして、環境構築をしないでもWEBブラウザだけで、すぐにプログラムが組めるという点が挙げられます。一方で、claspを使うためには、環境構築が必要になるため、このメリットは消えてしまいます。 でも、claspを使うと、それを上回るメリットがあります。 clasp環境だと自動入力補完が強力 GAS初心者にとって一番のメリットは、自動入力補完がよく効くことです。 GASのWEBエディタだと、入力補完がなかなか効かないので、構文をある程度正確に覚えておく必要があります。たとえば、GAS(JavaScript)は、命令文の大文字・小文字が違うとエラーの原因となります。ですから、どこを大文字・小文字にすればいいかを
clasp+VSCodeでGAS自動補完の設定をする 前回までで、VSCodeで作成したプログラムを、Googleのサーバにアップロードして実行できるようになりました。 今回は、VSCodeで、(最低限の)コードの自動補完やエラーチェックができるように設定をしていきます。 実行手順 VSCodeで、GASのプログラムを作成するフォルダ(前ページの例では、「C:\clasp\clasptest」を開いた状態で、terminalを開きます。 次の手順に進む前にTerminalで「PS C:\clasp\clasptest>」など、GASのプログラムを作成するフォルダが表示されていることを確認してください。 package.jsonの作成 最初に、これからの作業で必要になる「package.json」ファイルを作成します。 terminalで、次のように入力してください。 npm init --
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