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大谷翔平
genlikeapplejuice.hatenablog.com
母に何度も「相手の立場に立って考えてみなさい」としつけられた。ぼくはひどいことをたくさん言ってしまう子どもだった。それはきっと悪意からくるものではなかった。周りの人たちのことばを真似しているうちに、そうなってしまったのだと思う。 ぼくたちがことばや論理を学ぶのは、常に真似っこから来ている。ぼくは国旗の絵本やオウム真理教の本を小さい頃に読んだ。だから、小学校1年生の時にぼくは、アンティグア・バーブーダの国旗を知っていたし、オウム真理教関連で死刑を宣告された犯罪者の名前は全部言うことができた。でも、「人の心がどれだけ傷つきやすいのか」なんてひとつも知らなかった。 優しいことばばかりが行き交っていた幼稚園とは異なり、小学校は人を傷つけることばばかりが飛び交っている戦場だった。「ばか」「死ね」そんなことばをたくさん聞いた。ぼくは学校ではそういうことばを上手に使えなかったけれど、家に帰ると復習するか
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