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大谷翔平
glowfly-idol.hatenablog.com
「美を求める心」とは、批評家である小林秀雄によって書かれたエッセイです。数ある彼のエッセイのなかでも、小・中学生向けに書かれていると言われているので、難解な表現は少なく、誰にでも読み易い内容となっています。 このエッセイは、彼がよく若いひとから受けるという、ある素朴な疑問からはじまります。それは「絵や音楽はどう鑑賞したら良いのか?」というものです。 この疑問を聞いて、何を言っているのか、と一笑に付すのは簡単ですが、これに答えられるひとは少ないのではないかと思います。 絵をみても、音楽を聴いても、その感動は胸に起こるものであって、例えどんなに伝えることが達者なものがあったとしても、他人がどのように感動しているのか、一切理解できないのが人間のコミュニケーション能力の限界というものです。 他人がどのように感動しているかもわからないのに、いったいどのようにして、音楽、絵画の鑑賞のいろはを掴めばよい
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