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大谷翔平
goropikari.hatenablog.com
トラックボール付き静電容量無接点方式分割キーボードを作ってみました。キーボード名は「転がる小石(英名: rolling miniec)」です。 軽く調べた感じではトラックボール付き静電容量式キーボードの前例を見つけることができなかったので、もしかしたらこれが世界初かもしれません。(製作難易度から考えるとすでに他の誰かが作っていると思いますが) Firmware トラックボール ノイズ キーボードケース 今後 Firmware firmware は keyball のものと小石1のものを単純に合体させました。トラックボールの制御とキースキャンの処理は全く別なので単純にひたすらコピペするだけで作れました。 実はこの firmware の原型は小石を作る前から作っていました。昔のこと過ぎて何故書いたのか理由を覚えていませんが、多分小石の基板が届くまで時間があって暇だったのだと思います。 OLED
9月半ば頃に今は静電容量無接点方式(以降 静電容量式 と略す)のキーボードも自作できる時代なのだと知り、そこから自分でも作ってみようとちょこちょこ進めていましたが、ようやく完成させることが出来ました! ちなみにキーボード名は「小石」(英名: miniEC)です。 私の場合、自作キーボードはキットで組み立てたことはあるけど基板の設計からはやったことがないという状態からのスタートでしたが、先人たちの情報のおかげで思い立ってから2ヶ月ほどで完成させることが出来ました。 この記事ではこの2ヶ月どんなことをやって静電容量式キーボードを作れるまでに至ったのかを紹介します。 自作するまでにやったこと キーボード関連の同人誌を読む 静電容量 Helix を作る メカニカルキーボードを基板から設計して作る ブレッドボードで実験 静電容量式キーボードを設計する 配線 スイッチ 自作スキャンモジュール 完成 今
組み立てについて キーマップについて modifier key の配置 マウスレイヤー OLED の表示を変更 テント キーボードが認識されないことへの対処 原因探索 keyball39 の左右判定方法 検証1: はんだ付けをやり直してみる 検証2: MASTER_LEFT で固定してしまう 検証3: SPLIT_USB_TIMEOUT の値を大きくする 同僚が使っていた keyball44 を触らせてもらって「キーボードにトラックボールがついているのは最高だな!」となったので私も keyball を買ってみました。ここ最近買っているキーボードはこれから長く常用するためのものというよりも自分でキーボードを設計する際の参考資料という面が強いので今まで体験したことがない片手5列の keyball39 を選択してみました。 購入当初は片手5列に慣れることは難しいだろうと思っていたので本当に資料に
Manta40 を作って以来なので、3年ぶりに自作キーボードを作りました。 goropikari.hatenablog.com 今回作ったのはスイッチがメカニカルでなく、HHKB Professional や REALFORCE と同じ静電容量無接点方式のキーボードです。昔から静電容量無接点方式の分割キーボードが欲しいなと思っていましたがまさか自作キーボードで作れるとは思っていませんでした。 キット化されているものはいくつかあるようですが、Manta40 を3年使ってすっかり格子配列に慣れてしまったので今回は同じ格子配列である「静電容量 Helix」を選びました。 booth.pm キットが届くまでの予習 材料 キット以外に必要なもの その他あると便利なもの 製作 基板の左右 はんだ付け スイッチをはめる NiZ のキーボードについていたスイッチのハウジングと遊舎工房から買った NiZ の
DBMS をフルスクラッチで作る Database Design and Implementation: Second Edition1 を読みながら、この本で作る DBMS(SimpleDB) を Go で実装しました。始めてからちょうど5ヶ月くらいかかりました。 去年も DBMS を自作していましたが、当時は DBMS の理論を学ばずに「この SQL が投げられたときにこういう結果を返すにはこういう実装にすればとりあえずそれっぽい動きをしてくれそう」という感じに実装していて理論的なところは何も学んでいませんでしたが、今回はちゃんと本に沿って実装したので理論・実装を体系だって学べました。 Database Design and Implementation: Second Edition (Data-Centric Systems and Applications) (English E
WEB+DB PRESS Vol.122 発売日: 2021/04/24メディア: Kindle版 ※ この記事では「PostgreSQL 互換」を「PostgreSQL client から接続できる」という意味で使っています。 最近はやりの自作 DBMS というものを私もやってみたので忘れぬうちに感想を書いておきます。 github.com 今回作った DBMS は Go の練習がてら書いたもので製作期間はおよそ10日でした。 SQL で操作できることを主とし、簡単な SELECT, UPDATE, DELETE, INSERT, CREATE TABLE, DROP TABLE に対応することができました。 また PostgreSQL client からも接続できるようにしたので、自分の中ではより DBMS を作った感がありました。 自作 DBMS に PostgreSQL clien
最近、Go の練習がてら書いていた自作 DBMS に PostgreSQL client で接続できるようになったので、そのやり方を残しておきます。(これから紹介するサンプルコードはすべて Python ですが) github.com psql --version psql (PostgreSQL) 13.2 pgcon の資料と PostgreSQL の公式 Document、加えて PostgreSQL server と client 間に流れるパケットを眺めると、自作DBMSは client から接続されたときにどういうパケットを返せばいいのかが見えてきます。 https://www.pgcon.org/2014/schedule/attachments/330_postgres-for-the-wire.pdf https://www.postgresql.org/docs/13/
環境 Julia 1.1.1 初めての Lisp 作り 最近、Software Design (2017/05, 08, 09)で連載されていた五味さんの「人工知能時代の Lisp のススメ」を読んだので、Julia で Lisp を作ってみました。 とりあえず、五味さんの SDLisp を機械的に Julia に翻訳しただけなので全然 Julia っぽくはないですが、なんとか動くものを作ることは出来ました。 train.gomi.info github.com 機械的に翻訳しただけなので動くのは当然なのですが、実際に動くととても感慨深いです。 以前から何某かの言語処理系を作ってみたいとは思いつつも行動には移せていませんでしたが、ようやく言語処理実装未経験者から脱することができました。 実装している途中で mal というステップ・バイ・ステップで Lisp の実装を学べるものがあると知った
2つの配列を結合するときは何故 push! よりも append! が推奨されるのか? sizehint! を何故使うべきなのか? とかあたりの話。今回は一次元配列 (Vector) のみの話で、多次元配列は扱いません。 最近今更ながらデータ構造とアルゴリズムを勉強しているのですが、その手の本を読むと, 配列はサイズが固定だけれども、各要素には でアクセスできる リストはサイズを可変にできるけれども、各要素へのアクセスは かかる*1 と書いてあります。 一方で Julia で配列と呼ばれているものは push! や pop! 使って自由に要素数変えることができるのでリストなのかと思いきや、ベンチマークを見る限り各要素へのアクセスは で行えるようなので配列のようでもあります。 配列とリストの良いとこ取りしているような性質を持っているけど、結局のところ Julia の配列って何なの?と疑問で夜
目次 目次 TL;DR 環境 自作のパッケージ オリジナルパッケージの雛形を作る テストを書く 自分のパッケージの中で他のパッケージを使う場合 Julia 以外のライブラリに依存する場合 UUID GitHub に公開する MyPackage に PATH を通す METADATA.jl に登録する 参考 LICENSE TL;DR 野良パッケージはどんどん作ろう! 新規の METADATA デビューは今は待ったほうが良いかなぁ。。。 環境 Julia Version 1.0.0 Commit 5d4eaca0c9 (2018-08-08 20:58 UTC) Platform Info: OS: Linux (x86_64-pc-linux-gnu) CPU: Intel(R) Core(TM) i5-4460T CPU @ 1.90GHz WORD_SIZE: 64 LIBM: lib
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