三国志の曹操(そうそう)は、政治も軍事も一流で詩まで書けちゃうニクいやつ。忙しい最中にも読書を欠かさず、文学の発展につとめて「建安文学(けんあんぶんがく)」なんていう文学の一大ムーブメントを築きました。高校の世界史の副教材にちっちゃく載っていたくらい有名だから、きっとさぞかし素晴らしい文学なのでしょう。と思って読んでみたら、あれ、あれ、あれれ…… 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミ