日本史に登場するアメリカ人は、そんなに多くはありません。特に有名なのは、ペリー提督、マッカーサー元帥(げんすい)、それにルーズベルト大統領最後は、ケネディ大統領くらいでしょうか? そんな彼らの中で最も低い知名度ながら日本に深刻な衝撃を与えたのがアメリカの初代駐日領事(りょうじ)、タウンゼント・ハリスでした。今回は商人出身でフレンドリーに振るまいつつ、外交にウブな幕臣を嵌(は)めた食わせ者外交官、ハリスについて、簡単に紹介します。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティ