三国志ファンの皆様。突然ですが、東洋の武道って、恰好よいと思いませんか? 私自身がカンフー映画などを、子供の時にテレビなどで観て喜んでいた人間です。そんな人間が、三国志を読んでいて思うこと。そういえば、「体術系」の武将って、三国志にはいませんよね? みんな、剣や矛を持っていますよね。殴打や蹴りで敵将を討ち取る武将なんて、いませんよね? そんなことを考えていた時に、ふと、思いついたことがあります。三国志の時代に、体術を中心に活躍する武将がいたら、面白くないですか?のみならず、その武将が切り開いた武道が、後世にまで影響を与える「中国拳法の重要な一流派」になったら、面白くないですか? 私がこんなことを言いだしたのも、史実に近いとされている『正史三国志』の記述を読んだ際に、「この人は、ぜったい、武道家が向いていたのではないか?いや、武道家として生涯を過ごしたほうが歴史に大きな名前を残せたのではない