三国志では、料理の不手際という理由で甘寧(かんねい)に殺されかけたり、「はちみつ水飲みたい」とダダをこねる袁術(えんじゅつ)に「そんなモノない!」と即答するなど料理人は、ヒドイ待遇を受けているようなイメージですが、事実は違います。 中国では料理人は厨師(ちゅうし)と呼ばれ、その腕前一本で生き抜き、時の権力者にも一目置かれた存在だったのです。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの