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掃除・片付け
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(Q)私はつい最近50歳になったばかりのサラリーマンです。いつまでも若くはないと感じる今日この頃です。そろそろ老後のことを考えようと思い、花村さんに年金のことを聞きたくてやって来ました。 (A)ここは税金の相談を受けるところです。年金の相談は受けておりません。 (Q)年金も税金も似たようなものだから、税理士さんに聞けば分かるかと思いました。 (A)残念でした。私は年金の知識は素人以下です。 それはそれとして、私は働かずに年金をアテにして生活設計をする人の気持ちが分かりません。私は“団塊の世代”なので小さい頃から「おま〜らは墓場へ入るのも競争だぁ!」とか「まともに年金なんかもらえると思うなよ!」とか言われて育った年代です。それどころか私自身、年金の受給年齢まで生きるとは思わずに来たので年金にはまったく興味がありません。貴方のような年代の人たちは私たち“団塊の世代”が通り過ぎた後なので、年金制
(Q)花村さんはこの忙しい確定申告時期はどんなことを考えておられるのですか? (A)納税者が年々真面目に、そして臆病になっています。資料も早々に持って来られますのでのんびりやっていると怒られます。みなさんあまりにも品行方正なので薄気味悪いほどです。 日本人の99.99%はまじめに税金の申告をします。たまに税務調査で誤りが見つかり税金を追徴される人がいますが、それは税法が複雑すぎて税金の計算を間違えただけです。わざとごまかそうとする人はいません。日本人の品行方正ぶりは病気といって過言ではありません。お上に飼い慣らされた結果でしょうか。「一億総神経症」です。いつかプッツンするような気がします。近いうちにこの国は滅びるでしょう。
相続税の税務調査は家族名義の預貯金・株式の調査に終始する。税務署は金融機関から資料を取り寄せ、それをもとに、いたぶってくる。「○年○月○日にご主人の預金口座から奥さんの口座へ○○万円が移っていますねぇ」などと言われると納税者はびっくりする。自分でも忘れてしまったことを、税務署員が指摘するものだから、なにもかも見透かされている、と薄気味悪くなって屈服してしまうのだ。ここが税務署の狙い目だ。……というより、それしか能がないのだ。 ◆奥さんは、今までにお勤めに出られたことはありますか? ■いいえ、ありません ◆ご主人から贈与を受けたことはありませんか? ■ありません ◆奥さんの実家から財産を相続されたようなことはありませんか? ■私は何も相続しておりません ◆それでは奥さん名義の財産はないはずですよね ■はぁ?、そういうことになるんですか。 相続税の調査での典型的な質問だ。奥さん名義の預金を亡き
(Q)私は先日、税務署の調査を受けました。その際、税務署員の態度にむかついたので大声を出して喧嘩をしてしまいました。そのせいかどうか分かりませんが、しっかり税金を追徴され、反省しているところです。 花村さんの経験から税務調査を受けるときのコツを教えていただけるとありがたいのですが。 (A)税務署員に対して大声を出して喧嘩をするのは得策ではありません。税務署員に対してむかつく気持ちはよく分かるのですが……。 それでは税務調査を受けるときのコツをお話しましょう。 まず第一は「余計なことは喋らない」ことです。これはとても大事なことです。税務調査では聞かれてもいないことをべらべら喋る人が多いのです。コーフンしているからでしょう。聞かれたことだけに答えればよいのです。分からないことは「分からない」とはっきり答えます。その場逃れや曖昧な話をしてはいけません。こちらに不利な質問や答えにくい質問に対しては
(Q)私は中小企業の社長です。実質一人会社(特殊支配同族会社)の増税で私の給料のうちの一部(給与所得控除額相当分)が損金の額に算入されなくなるとのことです。これにより私の会社の税金は数十万円増税になります。 この増税を免れるためには私の持ち株割合が90%を切ればよいとのこと。それで私の友人に私の会社の株式を11%持ってもらおうと思っています。 (A)おやめなさい。 たかだか数十万円程度の増税で右往左往してはいけません。お金の損得で動く人は結局、誰からも信用されなくなります。あなたも社長ならオタオタしないで毅然としていなさい。中小企業の株式は社長が100%持っておくべきです。余計なことを考えずに増税分を儲けることにエネルギーを注げばよいではありませんか。 (Q)でも、うちの顧問税理士が提案してきたのですよ。 (A)その顧問税理士さんも本気で提案しているわけではありません。 増税が実施される前
マイホームの税務相談会というのがある。若い夫婦が訪れてくるのだが、奥さんの独壇場だ。税金のこともよく勉強している。ダンナは子守役で口を差し挟むことは許されない。奥さんの後ろでウロウロしているばかりだ。「こんな安い給料でマイホームなんて論外でしょ」という言葉がのど元まで出てくる。 サラリーマンは安い給料でこき使われ、いつクビになるか分からない「ハイリスク・ローリターン」の哀れな職業である。それなのにいまだにマイホームを買おうとするバカが多いのには呆れる。 雨露さえ凌げればマイホームであれ、アパート住まいであれ、変わるところはない。「アパート住まいでは何年家賃を払い続けても“自分のもの”にならない」というが、マイホームといっても借金して買うのだから実態は“銀行借家”だ。借金を払い終わった頃には家はボロボロだ。“自分のもの”というのは錯覚にすぎない。金もないのに分不相応にマイホームを欲しがるから
(Q)私は銀行やハウスメーカー主催の「資産活用セミナー」に何度も出かけ、しっかり情報を仕込んで相続税対策としてアパートを建てました。 借金をすると相続税が安くなるとのことでしたので、目一杯、借金をしたのですが、花村さんの説明によりますと借金をすることと相続税の節税とは何の関係もないと聞きました。 慎重にことを進めたつもりだったのですが、私は騙されていたのでしょうか? (A)銀行やハウスメーカー主催の「資産活用セミナー」で、まともな情報が得られると思うのが間違いです。あなたの為のセミナーではなく、主催者が儲ける為のセミナーなのですから。 「資産活用セミナー」に限らず、 世の中の情報の99%はバイアスがかかっています。ちゃんとした情報を元に判断をしていると思ってはいけません。 特にあなたの場合、何度もセミナーを聴かれた割には、「借金をすることと相続税の節税とは無関係」であることに思いが至らなか
対面対話型:相談は対面対話型に限定します(マスク 着用をお願いします)電話やメール・ファック ス・リモートワーク等のやりとりには対応して おりません。 場所:花村会計事務所(車でお越しの場合は、付近 の名鉄協商の駐車場に停めていただくと駐車券 をお渡しします) 料金:5千円ポッキリ(消費税込みです) 電話予約:052-201-5548 時間:10時~15時 相談時間はカウントしません。 納得いただけるまで対応します。 一期一会の相談:当事務所ではハウスメーカー、銀 行、生命保険会社等との業務提携はしておりま せん。したがって、後日、節税対策の“押し売 り”のような営業活動はいたしません。よって、 安心してご来所ください。 (準備していただくもの) ・固定資産税の納税通知書(または固定資産 税の名寄帳) ・最近の所得税の確定申告書の控え ・預貯金・株式・生命保険金の概算額(おお よその額でか
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