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配当と株式オプションは同じ総合課税ですが,所得の分類が異なるので,いわゆる損益通算はできません.一方で,雑所得にはブログの収益や仮想通貨の売却益,貸株の金利などが含まれ,株式オプションの損益はそれらと合算することができます.例えば,オプションの損失をブログの収益で補填できます. 同様に,株式の譲渡所得と株式オプションの損益は合算できません.さらに,株式の譲渡損失の繰越し(3年間)も適用されません.これが海外証券口座で株式を売買するときの税制上不利な点です. 海外証券口座を使用する際の税制環境はそんな感じなのですが,今回は,損益通算や損失の繰越しのできない,海外証券口座で購入した株式と株式オプションの損益を相互に移転して,利益に対する課税と損失の繰越しが実はできちゃうのではないか,という話になります. 株式オプションって?株式オプションの前に,オプションについて簡単に説明します. オプション
レバレッジバランス投信の「グローバル3倍3分法ファンド」ですが,2018年10月4日に設定されてから約7ヶ月経ちました. 4月中旬頃から突然流入量が増え,一部からは最近注目されている投信です.その流入量は,カンブリア宮殿でひふみ投信が紹介されたとき並の流入量(5億円/日から10億円/日)がありました.最近は,多少流入量は減ってきていますが,まだまだ多いです. そんな密かに人気がでてきている,グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)の実質コストについて,今までの月次レポートからみてみます.なお,実質コストは,ここでは基準価額の騰落要因で「信託報酬等その他」を考えます.つまり,先物価格に含まれているであろう金利コストは含まれません.
グローバル3倍3分法ファンドの内容について,目論見書およびいくつかの点は電話で確認したので,それについても合わせてまとめます. 参考 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) 資産配分目論見書からファンドの資産配分の図をお借りするとこんな感じになっています. グローバル3倍3分法ファンドは「グローバル3倍3分法ファンド(適格機関投資家向け)」のファンド・オブ・ファンズです.中身は大きく分けて,株式とREIT,債券の3つの資産から構成され,それぞれの比率が60%,40%,200%となっています.印象としては債券偏重な資産配分という印象を受けますね. 株式の中身をみると,日本株と先進国,新興国を同比率で含めています.これは,ちょっと人気がないようですが「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」と同じ戦略です.日本株はTOPIX ,先進国はMSCI-KOKUSAI(円建),新興国は
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