サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
hitsuji360.hatenablog.com
今、唐突に思いつきました。 いや、ずっと頭のどこかで考え続けていたことが突然実を結ぶことってありますよね。 マーケティングについては仕事の性質上当然のごとく考えますし、いろんな法則やツール、参考書籍なんか山ほどあるのです。 その目的はたった一つ。 「どうやったら人はモノを買うか」 それだけなんです。 で、私の仮説として出した答えがこれです。 「価値と価格のバランス」 結局のところ、最終的な決定はここでおこなわれています。 クオリティ、デザイン、安全性、利便性、先進性…。どれも大事だし、答えとして間違いじゃありません。ただ、その優位点を「価値」として昇華していますか?ということなんですね。 言い方を変えれば、買うのをやめておくのはお金以上の価値がないときです。それほど価値のない(少ない)ものでも、価格が安ければ人はモノを買う。薄利多売というビジネスが成立します。 高いものを買ってもらうなら、
山路を登りながら、こう考えた。とかくに人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。情に棹させば流される。 夏目漱石の「草枕」の一節ですが、これがいわゆる「サンプル文字」として使われているのですね。どういうことか? まだ文章が固まっていないけれど、デザインのイメージ制作だけ先に進めたいときに「とりあえず」の文章を入れておくのです。こんな感じにね。 「○○○○」とか「××××」というやりかたもありますが、イメージがうまく伝わりません。そこで草枕登場というワケなのです。 この機能はAdobeイラストレータ(2017以降)に最初から入っています。テキストボックスを作った時点で(おせっかいにも)自動的に入れてくれます。本当に入れたい文字がある場合はこの草枕を違う文字に差し替えるという作業になるのです。 テキストボックスではなく、
例えば、どこかに遊びに行って同僚にお菓子なんかのお土産を買ってきたとします。 渡すときなんて言いますか? 「お口に合うかわかりませんが…」 「たいしたものじゃなくて悪いけど…」 とかかな?それとも 「イヤー、楽しかったですよ。ちょっと渋滞に巻き込まれたけど」 といった旅行の感想かな。 日本人はこういうとき全般的に謙虚なんだと思います。 そこまで卑下しているわけじゃないけど、ことさらアピールもしない。奥ゆかしいですね。もし本当に口に合わなかったときに困らせない配慮もあるかもしれません。 私はこういうとき(なぜか)けっこう厚かましいので、 「これ、すごく美味しいからさ」 などと言いながら渡すことが多いです。あ、おもしろ系のお土産は別ね。 だいたい土産物を買う時すっごく迷うんですよ、私。 試食のできるものは極力するし、名物でおいしいと評判のものを(多少高くても)買うようにしています。だから、どう
Amazonの表示が英語になっちゃったよ。こんな感じに… 「よし、この際だから英語をマスターしてバイリンガルになっちゃうぜ」 という前向きすぎるあなた 以外のあなたへ…。 困った困った、こまどり姉妹というあなたへ。 対処法を伝授しましょう。 まあこういうのって、ググればいくらでも(タラちゃんでも)方法が見つかるものですが、意外と決め手になるのがなかったりするのです。といってもこれがホントに決定打になるかは正直わかりませんので、だまされたと思って試してみてくださいな。 (ちなみにこうなる原因はわかりません。) ではレッツラゴー! ①ピンク線で囲んだところをタップしてください。 するとこの画面になります。 ②一番下の「English」をタップしてください。 ここでつい「JAPAN」を選びたくなりますが、ぐっとコラえてください。 するとこの画面になります。 ③「日本語-JA」を選んでください。
ドライフラワーに関しての発言はけっこうインパクトあったなあと。 驚きましたかね、これ読んでる普通の方は。 読み返してみて、自分でもちょっと異常なくらいに「美観」や「物事のありかた」にこだわりを持っていることに驚いています。 あと、「意味のないもの」や「矛盾しているもの」に対しても厳しい目で見ている気がする。あ、受け入れないということではありません。 そうなんです。自覚はあるのです。ただデザイナーみんながそういうわけではありませんので誤解なきよう。 ですから、街を歩いていてもいろんなものが気になります。 ・このポスターはなぜこのフォントを使っているのか? ・なぜここまでインテリアにこだわったカフェのメニューがこれなんだ? ・このサイン計画は人の動線を全く考えていない。 などなど。 もちろん、いちいち指摘して回っているわけじゃないけど、あきらかにちょっと違う価値観を持っている人間につきあう人は
IT関連のタイトルや見出しに使えるもので、文字っぽくないものが欲しいなあと思っていまして、なければ作ろうということでこしらえました。 ドット文字自体はすごく種類が出回っているのですが、案外使いやすいものがなかったり。 うん。やっぱり作ろう。 けっこうカワイイでしょう。 昔のファミコンの文字ってこんなんじゃなかったっけ? 5×5のマスを埋めて作っているのがミソなんです。 いろいろ試したのですがこれが一番バランスがとりやすく、かつ文字っぽくない。そこそこ読みやすいし。 参考までに 横3×縦4だとこんな感じ これでもかわいいし、スペースをとらないからいいんだけど表現できない文字や数字が出てきちゃうのです。Mとかね。できればすべて同じサイズで作りたかったし可読性も考慮して途中でやめました。 横3×縦5だとこんな感じ 電卓の表示で表せるものですが、これでも表現できない文字が出てきます。 というわけで
近所のスーパーのチラシがすごく美しいと感じました。 あ、もうこの情報は古いので財布持って出かけないようにね。 これ、毎週月曜日と火曜日に撒かれるのですが、いつもこのクオリティをキープしています。このすごさ、わかります? すべての情報が無理なくバランスよく収まっています。単調にならないようにベタ白抜きをアクセントに使いながら、全体のコントラストも完璧。1色刷りはコストをかけない方策なんだけど、結局はこれが読みやすいです。 本当に機能を突き詰めるとデザインは美しくなるという典型ですね。 まあ、だれも美しさは求めていないのだけれど。長なすが1かご100円(安いな!)ということが重要なのだから、私のような好事家しかそんなこと感じないでしょう。 ところでこのフォントは何なんだろう?けっこういろいろ使ってるけど、丸文字っぽいのが気になります。ポップ体ではないところがちょっと驚きなんです。 先々週は、特
ナッジ理論シリーズもこれで最後となります。 なかなか読みごたえがあったのでは? 最後を飾るのは「心の扉がひらく瞬間」にフォーカスします。 効果的なDM(ダイレクトメール)、4つの要素 例えばあなたがDMをお客様に送りたいと思ったときに、 ・誰に(ターゲット) ・いつ(発送時期) ・何を(内容) ・どのように(デザイン) を考えなくてはなりません。 重要度は、ほぼ並べた通りだと思います。デザインは最後なんですね。 優先順位を間違えるとせっかくの予算と労力が無駄になることが目に見えています。 ここで注目したいのは、「誰に?」の次に鎮座する「いつ?」。 内容はもちろん一番大事なのですが、ここではターゲットに向けた具体案と言ったほうがいいでしょう。これは時期によって変わってくるものです。 社会人一年生の人生設計、生命保険 日本人の生命保険加入率は80%を超えているそうです。 タイミングとしては、
www.mhlw.go.jp 厚生労働省のサイトに面白い資料がありました。 日本のがん検診の受診率は改善されつつありますが、まだ40%という状況。厚労省も受診率を上げることで医療費の引き下げを図りたいところです。日本人の医療費が安いのは公的医療保険の恩恵によるもので、税金が源泉になっているワケですね。 「予防医療によりこの状況をなんとかしたい」という命題を受けた諮問機関やシンクタンクが知恵を絞っていて、その一つがこの資料です。余談ですが、病院や検査センターは受診率が上がることで国から補助金がもらえます。民間のシンクタンクはこの補助金を糧に運営されており、私が働いている印刷会社とタッグを組んで仕事をすることも多いのです。 ナッジ理論 ちょっと難し気な導入ではありましたが、実際に相手にしているのは生身の人間です。落語でいうところの熊さん八さんをイメージするとわかりやすいかな。 「ああ、めんどく
人生はあなたが思うほど悪くない♪ ここのところ近くのスーパーでずっとこの曲がかかっていて、耳についてしまいました。もとは河合奈保子への提供曲だったと記憶していますが、やっぱ竹内まりやが歌ったほうが心に沁みるなあ。 www.youtube.com で、みんな大好き新垣結衣です。 結婚してからも「みんなのガッキー」感があまり薄れていないのは大したものです。 他のビールのCMとちょっと違う 「クーッ! うまい!」というCMばかりになっていたのでよけいに目立ちます。 そもそも商品特長が「ゆっくりじっくり楽しむビール」だし、マルエフが80年代に発売されたビールの復刻なので、こういう感じしなったのでしょう。 マルエフはスーパードライの陰に隠れてあまり日の目をみなかった銘柄ですが、この時代に再リリースしたアサヒのセンスは流石です。実際ヒットしているらしいし。 「おつかれ生です」というキャッチフレーズも効
最近、アドビさんのテレビコマーシャルを見かけますね。 私としては生活の一部というか、デザイン制作でなくてはならないアプリケーションを提供してくれる会社なので「へえ、CMやるんだ」ってなもんですが、いつのまにか生活者にも広がっていくのかという感慨はありますね。自分の好きな地下アイドルがメジャーになっていくのを寂しがるような感じでしょうか? PDFの功罪 PDFが一般的に使われるようになり、本当に便利になりましたよね。アドビで一番使われているアプリケーションじゃないでしょうか。 なんといっても、どなたでも簡単に高精細なイメージが確認できます。その便利さを功とするなら、罪は? それはスケール感がなくなること。どういうことかって?それを説明します。 社員証のデザインをしました。 クライアントは、ある山陰地方のシステム会社様です。社員証ってあの首からぶら下げるカードみたいなやつなんですが…。身分証明
黒ひげ危機一発 よくばりパーティー タカラトミー(TAKARA TOMY) Amazon これ、知ってます? オモチャなんですが、ゲーム要素が強い「黒ひげ危機一髪」です。私が子供の頃からありますが、今でもほとんど形を変えずにあるのですね。似たようなので「いたいワニ」というのもあります。ルールはまったく同じ。 XMLMRY 痛いワニ 特大 ワニワニパニックおもちゃ 口歯咬合 危機一発ゲーム 電池不要 忘年会・クリスマス・新年・パーティ玩具 XMLMRY Amazon 要するに、「どれか一つを選んで、失敗すると痛い目に合う(負け)」というゲームなんです。 黒ひげ→ある一か所、剣で刺すと黒ひげ船長が飛び出す ワニ→歯のどれかを押すとガブっと噛みつかれる ワニのほうが実際の痛みを伴うので、ドキドキ感は上なのかな? あ、でも剣で刺すのも道具立てがあるのでそれはそれで…。 さあ、あなたはどっち?? 共
今日は卵に関する取るに足らない話です。隣国で戦争が起きているのに。まあ生活というのは、支障がない限り淡々と過ぎていくもの。 そりゃ、恐怖と怒りはありますよ。許せない気持ちも。でも、今日は卵の話です。 その名は「こくきわみ」 近所のイトーヨーカドーで、卵を買ったのです。 いつも卵はヨーカドーと決めています、新鮮なので。お気に入りは「まごころたまご」で、だいたい200円くらいです。ところがいつも買う「まごころたまご」が値上がりしていて230円に。 「ブルータス、おまえもか…」 物価の優等生と言われた卵も、とうとう値上がりするんだなとヒザから崩れ落ちそうになった時に、ふとその上の棚に目が行きました。 いつも、「君は関係ないよ」と選択肢に入っていなかった「こくきわみ」も同じ値段です。「よし、同額ならこっちを買ってみるべ」と手に取りかごの中へ。 細かいことを言えば産卵日が1日だけ遅かったのですが、ど
ぼく モグラ キツネ 馬 作者:チャーリー・マッケジー 飛鳥新社 Amazon まだ買っていませんが、すごくいい絵本ですよね。 先日、本屋さんで立ち読みしてけっこうずっと読んでしまいました。 「いちばんの時間のむだってなんだと思う?」(ぼく) 「じぶんを誰かとくらべることだね」(モグラ) 「いちばん許すのがむずかしい相手は、自分なんだから」(モグラ) 「いちばん勇敢な言葉は?」(ぼく) 「たすけて」(馬) このあたりが、よく印象に残ることばでしょうか? あえて私の感想は書いていません。たぶん人によって感じ方は違うし、解釈も微妙に違ってくるのじゃないかしら。 でも、全体的に押しつけがましくなくて、ちょっとだけ気が楽になりました。 絵もファンシーじゃなくて私好みです。かわいいのはちょっとだけ苦手で。 「デッサンうまいな」というのは感じますね。うん、ベースがモノクロだから疲れないんだ…。前にも同
昨日、クライアントのオフィスに訪問して打ち合わせをしていたとき。 ふと、「ああ、自分はデザイナーなんだな」と思いました。 最近のクライアントは、けっこうデザイン作業をされることが多くなってきました。パワーポイントやエクセルを自由に操り、ときにはイラストレーターを使うこだわりさんもいて、「いやあ、すごいっすね」と私も心から感心しています。 前にも書いたけれど、昨今は編集の才能があればどんな人でもデザイン作業ができます。材料はネット上にいくらでも落ちているし、テクニック的なTIPSもすごくわかりやすいものが動画でみられます。ただここで「デザイン作業」とあえてしたところがポイントなのです…。 何をもってデザイナーと言うか? 名刺に「デザイナー」と記せば、今日からあなたもデザイナー。いや、名刺というのがもう古いのかも。それこそ、ココナラとかでデビューしたデザイナーさんはけっこう増えたんじゃないでし
パンダが笑ったら 暮らせばわかるさ 大地はドラムと優しい麦 め組の庭 あの人はナルシスト 本物はすごかった リンゴの次 泣かせてごめんよ 歴史は変わる この後どうする? 許してちょんまげ モノが違う 君とならいつまでも アゴが落ちた 誰にもあげない 歴史は変わる だきしめタイ 街がざわついた あせる王様 あれ、どうしちゃったの?と心配された方、すみません。 これはいったい何でしょう? これが、すべてパン屋さんのネーミングなんです。クイズを面白くするために意図的に「パン」関係のものとメディアで有名になったものは割愛したので、ちょっとずるいかな。 たまたま、ネットでこういう変わった名前のパン屋さんが軒並み閉店しているという事実を知りまして、「うん、そうか」と。Twitterでは、「ヘンな名前のパン屋がつぶれて、ほっこりしている」というツイートがバズったようですし。 確かに、私もこういう奇抜な店
これは年齢のせいではなく、実は若いときからありました。 なんでも加齢を原因にするのはよくないですよね。「もともとボケてたんだよ、俺は」と堂々と言わないと。威張ることでもないか。 同僚とたわいもない話をしていて、「あ、これ前に話したっけ」と思う瞬間。 家族なら「前にも言っていたよね」とか「〇〇なんだよね」と話の先を言われたりして、「あ、うん」とフェイドアウトできるのです。 同僚でも気の置けない人同士ならズバズバ言い合えるけれど、それほど仲良くもなく後輩や部下だと気を遣ってくれるので何も言わずに聞いていてくれる。 「前に話したことに気づいた時」あなたならどうしますか? 最後まで駆け抜ける そう。私の場合、最後までトーンを落とさず話しきる。途中で「あ、ゴメン」となるとなんだか微妙な空気になるような気がして。そして最後に、「この話は面白いから何度でも言うよ」と付け加えます。「この話するの160回目
パントマイムの世界では有名ながーまるちょばさん。オリンピックのピクトグラムでまた脚光を浴びていましたね。もともと2人組だったのが、今はソロでHIRO-PONとして活動しているとは知りませんでした。 パントマイム、私けっこう好きでテレビなんかでやってると思わず目が釘付けになっちゃいます。メディアで有名なのはがーまるちょばさんですが、街で見かける大道芸なんかもその一種になるのかな。あれも好きでできれば見ていたいけど、妻はあまり興味がないようで少しだけ覗いて立ち去ってしまいます。 大道芸だとだいたい「投げ銭」で、演目の最後にある回収の時間がちょっと切ない感じでイヤなのかもしれません。 パントマイムは嘘の芸 「ほぼ日」でHIRO-PONさんのインタビュー記事を観まして、あらためて「おもしろい世界だな」と。ソロになってよけいにパントマイムの持っている哲学性みたいなものに目覚めた印象を受けます。単に「
「俺ってセンスないからさー」と言って、原稿を書かない営業マン。 こういう場合、だいたいにおいてセンスの問題ではありません。単なる怠慢であったり、圧倒的なスキル不足なのですね。で、そういう方は高齢のベテラン社員が多いので始末が悪い。役職定年になった元部長のエルダーさん、あなたの会社にもいませんか?まあ、彼らのスキルって現在のものとは違うので(根回し・寝技)、お気の毒ではあるのですが。現実問題として「そんなこともできないんですか?」とも言えず、困るのは相談されやすいデザイナーだったりします。あ、センスの話でしたね。 センスとは 物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。 そんなものがホントにビジネスシーンで必要なのでしょうか?たぶん、それ以前に解決すべき課題は山ほどあります。例えばソリューションであれば、 ●ユーザーやクライアントの「困りごと」は何なのか? ●対策案(サービス・製品)と明る
私は今、マンションというカテゴリーに属する集合住宅に住んでいます。 一軒家に比べると共有部分を各世帯で分担できるので安価に買うことができ、そのぶんを部屋の内装に充てることができます。実際一軒家を買ったけれど、家具やカーテンを買うお金をケチったり家電を節約したりという話は噂に聞きますね。あと、余談ですが1年ごとの補修工事もバカにならない。10年あっという間ですからね。 マンションにはそういった経済的メリットがあるのですが、私のようないわゆる「こだわりの強い人」には我慢を強いられることもあるワケでして。 デザイナーは因果な商売ときたもんだ 前にも書きましたが、私が住んでいるマンションを作っている「イニシア」というデベロッパーは非常にデザインコンシャスな企業です。単に見栄えをよくする上辺だけのものではなく、意識の高いコンセプトに裏付けられているのがお気に入りの理由でした。 とはいえ、建築するタイ
動物は生まれて最初に見たものを親と思い込むと聞いたことがあります。 人間もそうなのかな?あまり詳しくない分野なので(詳しい分野のほうが少ない)よくわかりませんが、最初に覚えたものを正解と思い込む習性があるなあと最近思っています。 「コンビニ人間」で芥川賞を獲った作家の村田沙耶香氏はコンソメスープのことを最初に見間違えて「コソソメスープ」と覚えてしまったそうです。その後、家族や友人の口からコンソメスープと聞いても、「それは本物のコソソメスープではなくて、ありあわせの材料で作ったまがい物」だと。「いつか本物のコソソメスープが飲んでみたい」というような思い込みをエッセイで書かれていました。 ああ、そういうのってあるなあ。 書くのが恥ずかしいのですが、私も「シンメトリー(左右対称のこと)」のことをずっと「シメントリー」と言っていました。歯に衣着せぬ部下の女性に「シメントリーですって。ハハハ」と笑わ
なんだか毎日新聞の人生相談みたいな内容ですが…。 娘がですね、ピアスをしたいと言っていたことがあったんです。 私にではなく母親(私の妻)に相談したと。私に言えば反対されると思ったんでしょうね。ま、反対ですけど。 妻は「私も開けたい。だってピアスのほうがイヤリングよりカワイイのがいっぱいあるもん」と言うような人ですが、臆病者なので実際には自分は開けません。ただ娘は賛成してくれそうなのは母親だと察知して相談したんだと思います。 この件については山下達郎のラジオで同じ内容のことをたまたま以前にやっていて達郎氏は 「私は何事も現状維持をモットーとしています。マッチを擦るときでさえ箱の茶色の部分のすみっこのほうで擦るくらいなんです」 とおっしゃっていました。「よくわからない回答ですね」と付け加えていましたが、私は感覚的によくわかります。 そう、現状のまま残せるものはそのまま残したほうがいいんじゃない
他のデザイナーさんの記事でフリー素材集の話が出ていたので、私も書きたくなりました。ずっとデザイン関係のことを書いていなかったしね。ここらで「看板に偽りなし」というところを見せないと。 といいつつ、今回も全く役に立たない情報なのであります。アイすいません。 1%の需要に応えた素材集 nurse-web.jp まあ、これを見てください。 「どういう状況で使うんだよ!」とツッコミたくなる衝動を抑えながら。 私の見立てでは1%もないですね、絶対。 中には、「~な看護師」っていうのを着けてごり押ししている確信犯もみられて思わず吹き出しました。「これ、言いたいだけだろ」って感じ。 でもきちんと素材集のマナーを知っていて、「明太子を手の甲に載せる看護師」の派生版として「明太子を手の甲に2つ載せる看護師」を載せてるのも泣かせます。 バリエーション展開は必要ですからって、まあどちらも要らないんですけど。 こ
フィルパワーって何? 新しく何かを買うと、それについて調べたくなりませんか? 今回の案件は、「ダウンジャケット」。そこで新たな単語に出会いました。その名も「フィルパワー」。なにやらすごくパワフルそうな、不思議な力が湧いてくるような。それがいったいなにかというと…。 羽毛1オンス(28.4g)のダウンをシリンダー内に入れ、一定荷重を掛けた時の膨らみ度合いを立法インチ(2.54cm立法)で示します。 800フィルパワーとは、1オンスの羽毛が800立方インチの体積に膨らんでいることになります。 フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく良質なダウンといえます。 一般的に、500フィルパワー以下は低品質ダウンであり、600~700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンといわれています。 フィルパワーが大きいと
すごく基本的なことなんですが。 人は「大事にされること」に喜びを感じているなあって、あらためて思います。 自分がされればそれはうれしいし、人が大事にされている場面を見るのもなんだか嬉しい。そんなに難しいことじゃなくてもかまわなくて、電車で席を譲ってるとかね。ああ、これは案外難しいのかな。そう思った次の瞬間、「そうでもない」と思い直しました。 実は簡単なこと 私の仕事であるデザインも、言い換えれば「人を大事にする」ことだと思います。 わかりやすくインパクトのあるものを作るのはまあ当然として、そこにユーザーを大事にする気持ちを入れることでデザインはぐっと生きてくる。単なる印刷物や画面がコミュニケーションの媒体になる気がするのです。 それはクライアントに対しても同じで。打ち合わせのときとかにクライアントの商品についてちょっとだけ褒めたり、頼まれていないのに提案をしたり。ちょっとしたことでも、クラ
思い込みってこわいもんですね。特にいろんなことが劇的に変わっている昨今では。 いや、今だけじゃないよ。時代はいつも劇的に変わっているのです。自分が接しているところが特に顕著に思えるだけ。 プロのカメラマンも使っていた デザイナーという仕事上、カメラマンさんと仕事をすることがけっこうあります。カメラという機械が好きなのでつい「それってどんなカメラなんですか?」と聞いてしまう。もうさすがにフィルムカメラを使っている人はいませんね。よっぽどこだわった特殊な写真なら別かもしれませんが。 で、デジカメとなると私たち素人は「手ブレ防止」なる機能に頼ってしまうこともあるわけです。そんな話をしていたら「いや、私も使っていますよ。手ブレ防止」とおっしゃるじゃありませんか。ちょっと驚きました。 これは単なるイメージなんですけど、プロのカメラマンってピントをどれだけ微妙に調節するかが腕の見せ所みたいに思っていま
出典:博報堂生活総合研究所 生活者調査(首都圏・名古屋圏・阪神圏/15~69歳男女1500人/インターネット調査/2021年7月実施) 注)分析にはユーザーローカル テキストマイニングツールを使用 さて、これなーんだ? これは、生活総研が行った生活者調査で「◯◯なおじさんは苦手だ」の◯◯を埋めてもらったもの。その自由回答をテキストマイニングツールで分析して、特徴的な単語をまとめた結果です。 うっ。まったく、言い返せないつらさがありますね。 「私には関係ないですよ」という顔で見ているあなた、そんな人こそ要注意ですよ。こういうのは無意識の部分が大きいっていいますから。 コミュニケーションの取り方 「清潔感(がない)」「加齢臭」なども挙げられていますが、ほとんどは、“おじさんのコミュニケーション”についてだということ。 SNSなんかで嫌がられる「上から目線」「押しつけ」「見下し」の要素が入ってい
昨日は千葉県舞浜市にある某テーマパークを訪れました。 ブログですから、べつに名前を伏せる必要はないですね。上の写真の人というか、その会社がけっこう厳しくて、名称やキャラクターの商業的利用にはちゃんとした審査を通さねばなりません。どこかの幼稚園が上の写真のネズミを外観に貼り出していて、厳重に注意を受けたという話も聞きます。本当かどうかは定かではありませんが、厳しいというのは本当です。 今のTDLは… そんな難しいことは今回まったく考えずに家族との1日を楽しく過ごしました。コロナのせいもありますが、新設されたアトラクションはすべてスマホで予約しなければなりません。そのうえで抽選があり、めでたく当たった人だけが楽しめるという感じです。これはIT化に乗り遅れたオジサン・オバサンにはなかなか敷居の高い仕組みになったものだなと。お年寄りの姿がすごく少なくなっていたのは、そのせいもあるのでしょうね。なん
私の数多いコンプレックスの一つでもあります「方向音痴」。 今日も横浜駅の地下街で自分がどこに向かっているのか、わからなくなりかけました。なんとか地図を見つけて「ここはどこ?私は誰?」と記憶喪失の人みたいなことを言いつつなんとか目的地にたどりつきました。 初めてのお客様の会社を訪問するときもほぼ毎回、迷います。ですからそれを見越して早めに出発。30分前に着いてしまうことも…。 「営業だったらとてもやっていけないなあ」とため息をつきつつ、「デザイナーでよかった」と胸をなでおろすこの頃です。 そう、営業のように分刻みでスケジュールをこなすには致命的な欠点なのです。そのせいもあってか(もちろんそれだけじゃない)、営業マンをリスペクトしていますよ。 これは生まれつきなのか? どうも方向感覚があまり優れていないようなのです。電車や新幹線に乗っても、いつも反対向きに走っているような気がします。この記事を
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『hitsuji360.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く