先般のバーナンキFRB議長の講演に対するクルーグマン教授の批判である。FRBの日銀化を揶揄する一連のシリーズが続いている。デロング教授の批判に相乗りした今回のエントリーは、バーナンキ議長の講演内容が従来よりは緩和に積極的であることは認めながらも、以下のように批判している。 「But with unemployment near 10 percent and headed up, core inflation below 1 percent by most measures and headed down, the Fed is edging toward modest action, while worrying about the risks?」 失業率が10%近くで、さらに上昇する一方、コアインフレは1%を下回る中、FEDは非伝統的政策のリスクを心配しながら、ちょっとした緩和策に漸進し