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猫
ishimori-t.hatenablog.com
空恐ろしい小説を読んでしまったので、久しぶりのブログ更新。 〔少女庭国〕 (ハヤカワSFシリーズJコレクション) 作者: 矢部嵩 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/03/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (17件) を見る 『少女庭国』と題されたこの小説、2014年に出版された当初からその存在自体は知っていたのだが、ラノベチックな表紙とあらすじにすっかり騙され「どうせ山田悠介あたりに影響受けたような安っぽいデスゲームものだろう」とスルーしてしまっていたのだが、最近になって某所で奇書怪作との評判を耳にするや手の平を返し、ついでに指先も翻してKindle版をポチってしまった次第である。 いや、まったく上述のような偏見で見過ごしていた自分の審美眼のなさが恥ずかしい。この作品は巷にあふれるデスゲームもの、バトルロワイヤル系作品に対するアンチテーゼであると同時に、そのジ
ポスト・ジブリとして期待されている(?)スタジオ・ポノックの初長編映画『メアリと魔女の花』を観てきた。 感想を述べる前に言っておきたいことが三つ、一つは私がこの映画の原作を未読だということ。もう一つは私がそれなりのスタジオジブリファンだということ。三つ目は相変わらずネタバレ全開の「観た後の人」用の感想だということだ。 あまり事前情報を得ずに観てきた感想として、まず、一ファンタジー作品として観れば、それほど悪くはなかった。いや、正直に言えば開始30分くらいはもう席を立とうかと思うくらいがっかりしたのだが、中盤以降アクションが多くなってからはとりあえずスクリーンから目が離れない程度に見ごたえはあった。 ただ、やはり苦言を呈したいところも多い。特に私が気になったのが主人公であるメアリに喋らせすぎ(・・・・・)だという点。 私が最も好きな娯楽は小説なのだが、小説にはレティサンス(黙説法)と呼ばれる
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