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ノーベル賞
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この2つは、吉本隆明と鶴見俊輔の対談で「思想とは何だろうか」という鶴見俊輔の座談集に含まれている。たぶん、吉本の本のどこかにも入っていることだろう。この対談のタイトルなどは、吉本っぽいし。 この2つの対談は、1967年と1975年に行われている。(この間に、二人が対談をすることはなかったようである。) この2つの対談において、二人は相互に批判しあって緩むところがないという意味で、見事な対談になっている。 しかも、お互いがお互いの思想の徹底を望むという信頼に基づいているので、読んでいて不快なところは少ない。(吉本の女性観がにじんでしまう発言など、読む人によっては不快かもしれないが。) ここでは、主に戦争体験から来るお互いのちがいが、複雑に交差しているのだが、簡単に図式化してみれば、 吉本ー原理的=硬直=切実さ 鶴見ー状況的=余裕=絶望 ということになる。いくつか発言を拾ってみる。 鶴見「どん
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