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ノーベル賞
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ヴィーナス・オプティックス(Venus Optics)のLaowa(老蛙)シリーズは枠にとらわれないレンズを作るメーカーとして急速にその地位を確立しつつありますが、そのLaowaレンズの中でも群を抜いて型破りなLaowa 24mm F14マクロレンズがフォトキナで発見されました。 Laowa 24mm F14はとても細長い形をしており、これによって被写体との距離がとれるために、あまり近づけない被写体のマクロ撮影に使えそうです。 リリース時にはニコンとキヤノンのマウントに対応するそうで、価格はまだ未定とのことです。
上の写真は、スポーツフォトグラファーのサイモン・ブルーティー(Simon Bruty)さんが、リオ五輪に持っていった機材類です。 ブルーティーさんは、夏期オリンピックの撮影が今回で8回目という大ベテランのカメラマンで、その作品がオブザーバーの世界で最も素晴らしいスポーツ写真50選に選ばれるなど、スポーツフォトグラフィー業界の重石です。 そんなブルーティーさんですから、撮影遠征は慣れたもので、何を持っていくかは簡単に決まるものだと思ってしまいますが、実際はそうではないそう。ブルーティーさんによると; 「皆は私が何を持っていくべきか知っていると思っているが、実際は毎年機材選びを難しくしてしまっている。リモートカメラも持っていくし、今回はキヤノンのティルトシフトレンズを試してみようと思いついたのでそれも何本か持っていくことにした。100mのコードやポケットウィザードも必要だ。これでも一応荷物を減
本日(2016/8/5)開幕するリオ・デ・ジャネイロオリンピックでのキヤノンのカメラルームの様子が公開され、「武器庫」のような圧巻な様子が話題になっています。 キヤノンが今年のオリンピックに持っていくのは、レンズ1500本、デジタル一眼レフ950台以上だそうで、床から天井まで積み上がった機材が圧巻です。 この他、技術サポートスタッフも78名常駐させ、期間中、キヤノンを使うフォトグラファー達のサポートに当たるそうです。 スポーツフォトグラファーの中で圧倒的な人気を誇るキヤノン、さすがの体制の一言です。 現地に入っているフォトグラファーの闘いも始まります。皆さん、応援してます!
こんなにも早く起こってしまったか…というくらい早い、盗難のニュースです。先日開幕したばかりでキヤノンのカメラルームが話題になったりしていたリオデジャネイロ・オリンピックですが、事前に盗難が多い街なので気をつけましょうというようなニュースをちらほら見かけていました。 その評判の通り、泥棒が横行しているらしく、カメラマンの高級機材が開幕2日目で早くも犠牲となりました。 コステロ氏 captured from a news footage on dailytelegraph.com.au 今回被害を受けたのはオーストラリアの大手メディア、News Corpのフォトグラファー、ブレット・カステロ(Brett Costello)さん。 カステロさんは休憩を取ろうとイパネマにあるカフェに入り、コーヒーを注文しようとカメラバッグを置いた所、鞄を置いた逆側から女性に話しかけられ、話し終わって振り向いたら既
以前、ポートレート写真とレンズの焦点距離の関係がわかる、ヘッドショットの比較実例集!という記事でも紹介した、ポートレートとレンズの焦点距離の関係がわかる実例ですが、また別のフォトグラファーが作った新しいものが話題になっていたので紹介します。 作成したのはダン・ボジテック(Dan Vojtech)さん。20mm、24mm、28mm、 35mm、 50mm、70mm、 105mm、 150mm、 200mmの9つの焦点距離で同一人物のポートレートを撮り、顔(+身体)の形の変化を比較したものです。 例によって、比較のしやすい同一の構図にするために、焦点距離に寄って被写体に近づいたり遠ざかったりして撮っています。 ボジテックさんは、「どの焦点距離がポートレート写真を撮るのにベストかというのはとても難しい問題」であると述べていますが、実際かなり好みが別れるというのが現実です。 一般的には85mm〜1
ポートレイト写真のライティングには基本となる4つのやり方があります。もちろん、写真というのはルールが全てではありませんが、まずは基本的なルールを覚えた上で、そこから自分なりに応用をするのが自分のスタイルに近づく一番の近道です。今回は、ポートレートライティングの基本の4つ、スプリットライティング、ループライティング、レンブラントライティング、バタフライライティングを紹介します。 スプリットライティング スプリットライティングとはその名の通り、顔をスプリット(2分割)するような照明方法です。つまり顔の半分に光があたっていて、残りの半分が影になっているような状態になります。 スプリットライティングは少し影のあるアンニュイな雰囲気がつくりやすいからか、ミュージシャンやアーティストなどのポートレイトに使われる事が多いです。 スプリットライティングの位置関係。被写体を横から照らす状態。 スプリットライ
アート写真フィルム記録写真
フォトショップが発明される遥か前の、フィルムカメラの時代の職人達の「編集」技術は目を見張るものがあります。そんな職人の中でもグランドマスター級として知られているのがマグナムのニューヨーク本部の暗室技師パブロ・イニリオ(Pablo Inirio)さんです。 イニリオさんはマグナムの発表した数ある写真の中でも最も有名なものの多くを手掛けています。いくつか残っている、暗室での編集マークが残ったプリントを見ると、イニリオさんが暗室現像時に細部にわたって細かく「編集」していたことがわかります。 上はデニス・ストック(Dennis Stock)さんがタイムズスクエアで撮った、有名なジェームス・ディーンのポートレイト写真です。 左側のテストプリントには、イニリオさんが右側の完成形にするために費やした努力の後を見る事が出来ます。 テストプリント上に引かれた線や丸は、イニリオさんの覆い焼きと焼き込みのプラン
スティーブ・マッカリー氏 image source : mendo.nl フォトショップ問題で渦中のマッカリー氏がついに沈黙を破り、TIME誌上で公式にコメントを発表しました。 問題の写真が最初に話題になってから、「スタッフが勝手に判断した結果のミス」であることを伝えた意外はコメントを出さなかったマッカリーさん。その間、問題となった写真以外にも多くの写真の加工がネット上で「晒され」、マグナムの同僚であるアグトマエル氏がコメントするなどの動きがありましたが、一連のフォトショップの使用について本人が公式にコメントを出すのはこれが初めてとなります。 マッカリーさんの説明によると、今回の騒動は彼自身のキャリアの変化が招いた混乱であるということです。 現在、マッカリーさんは自身を「視覚的なストーリーテラー(Visual Storyteller)」だとしています。つまり「写真によってストーリーを伝える
絞り、シャッタースピード、ISOと言えば写真入門者が最初に学ばなくてはいけない「露出の三角関係」をつくる重要な要素です。 また同時に、「カメラって難しそう」と思われて敬遠されたり、興味ある人が挫折するきっかけになったりと、一眼レフカメラ入門にあたって一番最初のハードルになるポイントでもあります。 そんな絞り、シャッタースピード、ISOが写真に与える影響が簡単に一目で分かる図があったので紹介します。⬇ もちろん各要素の全てを網羅しているわけではありませんが、各要素が写真に与える影響をシンプルにわかりやすく示していると思います。 この図の作者はダニエル・ピーターズ(Daniel Peters)さん。印刷用には、英語・フランス語・ドイツ語でのPDF版がここからダウンロード可能です。入門者・初心者の方の自分用にはもちろん、写真を教えてらっしゃる方も使えそうです。 P.S.ちなみに、この図では乗り切
ジョークニュース調査・論文
ニュースフォトグラファー報道写真編集・加工
写真において構図はとても大事で、良い写真を撮るのには欠かせない要素です。 その構図においてとても有名かつ重要な位置を占めて来たのが、黄金比と呼ばれる構図テクニックです。今回は、この黄金比についての解説と、それを使って写真をより良くする方法についてお話したいと思います。 黄金比って何? 黄金比とは、ある線をXとYに2つに分割した時に、XとYの長さの比が分割する前の全体とXの比と等しくなるような比率のことで、ビジュアル的に最も美しい比率であるとされています。この比率が大体1.618であり、これを「ファイ」と呼びます。ですが、一体これが写真にどう関係するのでしょうか。 写真や美術の構図においては、この黄金比を使って画面を分けるように使うのです。例えば、メインの被写体を画面の真ん中に配置するのではなく、1:1.618になるような場所に配置するということです。1:1.618というと分かりにくいので、
初めてデジタル一眼レフを買って、興奮しながらパッケージを開けて出てきたカメラのボタンやダイヤルの多さにまず不安になり、その後に出てきた分厚いマニュアルを見てすでに心が折れかけ、とりあえずオートモードにする方法だけ見てカメラ任せで写真を撮り始める… こんな光景に心当たりがありませんか? ちなみに私(ジャパンカメラ編集部・大澤)が初めて一眼レフを買ったときの光景です(笑)。 最近のカメラは本当に優秀なので、最初はオートで撮影していてもそれなりに満足できてしまいますが、少し慣れてくるとより色々な要素を自分でコントロールしたくなってきます。だってそのために大枚をはたいてデジタル一眼レフを買ったのですから! もし貴方が一眼レフを買ったばかりの初心者で、せっかく買った高性能なカメラを使いこなしたいと思っていらっしゃるのであれば、今回の記事はそんな貴方にぴったりの入門編となっております。 短く簡潔なガイ
人物撮影においてライティングが重要だというのは全てのフォトグラファーが知っている常識ではありますが、実際にライティングによってどれくらい人物の顔が変化するのか一目でわかる動画があったので紹介します。 本当に常に顔が変形しているかのように見えるこの動画はナチョ・ガズマン(Nacho Guzman)さんが光の色を変えたり、位置を変えながら撮影したものです。 撮影はCanon 5D MarkⅡと、Canon 24-105mm F4とSamyang 35mm F1.4の2つのレンズで行われ、光源は10x10cmのLEDなど安価な照明機材のみを使っているそうです。 ライティングのアングルが変わるとどれだけ顔の見え方が変化するかが分かるこの動画ですが、制作者のガズマンさんはフランスの映画作家であるアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの作品で嫉妬に狂った夫の心理を表現するために似たようなシーンを使われているの
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どの分野のどんなジャンルにも「神」と呼ばれ崇められるグランドマスター級の人は何人か存在するものです。 カメラDIY界の「神」の一人が、オランダ語で「写真おじいちゃん」を意味する「fotoopa」の名前で知られるお爺様です。 写真おじいちゃんは現役時代、仕事の関係で機械工学を15年、電子工学を26年間やっており、定年退職後にその知識と経験を趣味である写真につぎ込むことで、誰にも真似出来ない境地に達しています。 写真おじいちゃんが特に得意としているのはウルトラハイスピードで飛行中の虫や水辺の生き物の撮影で、自分でDIYで作った機材を使って撮影します。 例えばこんなセットアップで撮影しています⬇ …正直見てもよくわかりませんが(笑)、ここやここではより詳しい写真や設計図が見られます。 この機材では、2本の交差するレーザービームを放射して飛んでいる虫を捜索(!)、見つけた1/10000秒後にシャッ
1902年に書かれた本、「Why My Photographs Are Bad」は当時の写真の初心者に向けて書かれた入門書です。 読んでみると、現代の入門書と同じような初心者向けの内容を見ることができますが、同時に、当時の写真撮影ならではの内容があって興味深いです。 今回は、この本の中から100年前の「写真初心者がやりがちな間違い」を紹介したいと思います。 「カメラ位置」 「初心者はよく、カメラを置く時に被写体に近づけすぎて置くことがある。その結果、被写体が乾板よりも大きくなり、頭や身体の一部が切り取られるなどグロテスクな結果になる。そして10回のうち8回は、カメラ機の操縦者はカメラがダメだ、レンズが壊れている、などと自分のミスを機械のせいにする。」 (編集部コメント:最後の一行を読むと、人間が100年間変わっていないことがよくわかります…) 「頭を支える台の使用」 「5×7や8×10のサ
以前好評を博した、「良い写真を撮るためにはなんでもする、クレイジーなフォトグラファーの生き様を見よ!」という記事でも紹介されたことがある、仲間の(?)鳥を驚かさないように撮影するための白鳥の変装。 ついに、これを実際にやっている方の情報が入りました。 それは、ポーランドのフォトグラファー、ヘンリク・ジャノウスキ(Henryk Janowski)さん。 ジャノウスキさんは普段地元の池で撮影することが多いそうですが、水草が多く茂っていることもあり、周りの鳥をびっくりさせずに近づくことができないという悩みを持っていたそうです。 それで考えついたのが白鳥の変装でした。作った白鳥にカメラを隠し、自分はダイビングスーツを着て水に潜りながら、作った白鳥の影に隠れて被写体に近づくというやり方です。 このやり方は大成功で、鳥の近くを泳ぎながら撮影をしても逃げられなくなり、色々と撮りたい写真が撮れるようになっ
ポートレイト撮影でも、その他のジャンルの撮影でも、被写体に人物を使う場合に重要なのが、被写体となる人物が良い状況で仕事ができるかどうかということです。 「良い状況」というのは、ポートレートであれば何と言ってもリラックスしていることが大事です。緊張しすぎると表情が強ばったりしていい表情が捉えられないことも多いです。 広告やファッションフォトグラフィーの場合はリラックスだけでなくある程度の緊張感が必要ですが、この場合は経験のあるプロのモデルを使うのでそこの部分は相手もよく分かっています。 どちらの場合であれ、相手が写真の被写体として活躍するために、写真家が仕事のしやすい雰囲気を作る必要があります。 今回はそんな人物を撮る時に相手をやりやすくさせるコツについてです。 1.事前に撮影について説明する 人は何が起こるか分からない時に必然的に緊張します。もし被写体が撮影に慣れていない人の場合、それはな
一脚は三脚の劣化版というようなイメージを持っている方が多いですが、一脚にはそれなりの利点があります。 カメラを安定させる事に関しては三脚にとても適わない一脚ですが、一脚の方が効率の良い場面もあるのです。 例えば人の多い場所での撮影では、三脚を広げるのは難しいです。また、何かの会場の中での撮影の場合、三脚を禁止している会場やイベントもあります。 スポーツフォトグラファーが好んで一脚を使う理由がこれです。多くの人がつめかけるスポーツ会場では三脚の使用は現実的ではないのです。 典型的なスポーツフォトグラファーの装備。 また、折りたたみの速さが三脚と比べて段違いに速いのも特徴です。ここから、素早く動き回って写真を撮らなければならない場合にも重宝されます。フリーランスのウエディングフォトグラファーが一脚をぶらさげてバタバタと結婚式会場を行き来しているのを見た事がある方もいると思います。 今回の記事で
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