サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
画力アップ
jata.or.jp
免疫系におけるT細胞の話について説明致します。 分かりやすくするためにあえて専門的なことは簡単に触れるようにし、Q &A式にしました。 Q1. 免疫とは何ですか? 人類は昔から1度伝染病にかかると次はその病気にかかりにくくなる事を経験的に知っていました。この2度目に伝染病にかからないという事を、「疫病から免れる」という意味で、ラテン語の課役を免除される「immunitus」を語源に「免疫、(immunity)」と名付けました。 しかし、免疫反応が病原微生物だけでなく生体内に侵入してきたタンパクなどに対しても起こることが明らかになり、現在、免疫は異物(非自己)の侵入から自己を防衛する生体反応と位置づけられるようになりました。 つまり免疫反応とは「自己」と「非自己」(文字どおり自己でないこと!)をはっきりと認識、区別して「自己」以外のものを排除する機構なのです。 では、どのように自己と非自己が
結核予防会結核研究所 〒204-8533 東京都清瀬市松山3-1-24 TEL. 042-493-5711 FAX. 042-492-4600 お問い合わせ・ご相談は原則メールでお願いしております。こちらのメールフォームより、メールをお送りください。
1:結核とは 結核とは「結核菌」という細菌が直接の原因となって起こる病気で、結核菌が起こす「 おでき」のようなものと考えていいでしょう。最初は炎症から始まります。肺ならば肺炎 のような病気です(肺の表面近くに病巣ができれば、炎症の結果生じた浸出液は肺を包ん でいる胸膜からしみ出して胸膜炎となります)。結核菌は肺に巣食うことが多いのですが、 人体のいろいろなところ(臓器)にも病気を起こします。 初期の炎症が進むと、やがて「化膿」に似て組織が死んで腐ったような状態になり ます。この状態の時期が肺結核ではかなり長く続き、レントゲンなどに写る影の大半がこ の状態の病巣です。その後死んだ組織がどろどろにとけて、気管支を通して肺の外に排出 されると、そこは穴のあいた状態になります。これが空洞です。空洞の中は空気も十分にあり、 肺からの栄養もあるので結核菌には絶好のすみかとなり、菌はどんどん増殖します。
<P>このページを表示するには、フレームをサポートしているブラウザが必要です。</P>
平成17年4月1日結核予防法がおよそ50年ぶりに改正されました。乳幼児へのツベルクリン反応検査は廃止され、BCG接種を生後6ヶ月までに行うことになり、定期結核健診の対象も変更されました。このように、日本の結核の状況は新しい時代に移りました。 しかし、依然として結核は日本で主要な感染症です。諸外国と比較すると日本の結核の状況は、先進国のトップグループの罹患率とは差があり、中まん延国とされています。患者の高齢化、都市部への集中、重症発病の増加など、結核の抱える問題は多様化しています。結核の状況は一概に捉えにくいのでそれだけに、私たちが知らない間に身近なところまで結核が忍び寄っていることも多いのです。ですから、結核の予防はまず結核という病気を知ることから始まるということが言えるでしょう。 そこで、今年私たちは結核を広く知っていただくために、杉田かおるさんを「JATAボランティア大使」に任命し、結
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『公益財団法人結核予防会結核研究所』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く