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災害への備え
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SHINICHIRO HONDA Evolutionary stability with mutation resonance of Cuckoo and Passeriformes 片利片害の代表的な例として、カッコウの托卵がある。托卵は英語では、brood parasitism(抱卵寄生)なので、寄生の形態のひとつと考えられている。 カッコウ目にはカッコウ科しかなく、カッコウ科は、5亜科に分けられている。托卵行動が顕著なのはカッコウ亜科である。カッコウ亜科には、カッコウ属、ジュウイチ属、アメリカカッコウ属などが存在する。カッコウやホトトギスはカッコウ属である。カッコウ属のヒナは、宿主の卵やヒナを巣から落としてしまうが、他の属では、宿主のヒナと一緒に育つとされている。 カッコウは、広域に移動する渡り鳥であり、夏はヨーロッパやアジアですごし、冬はアフリカで暮らす。体長は30cmほどで、その
SHINICHIRO HONDA 前回、露地栽培では窒素吸収を制限することは困難であると書いた・・・。 農家のあいだでは、米ぬかを田畑に施用すると、作物の味がよくなったり、病害虫に侵されにくくなったりするといわれている。ただ、どうして米ぬかにそのような効果があるのかは、わかっていない。 理由の一つとしてあげられるのは、米ぬかの機能性成分である。米ぬかに含まれる成分には、γ-オリザノール、フェルラ酸、ステロール、ワックス、グルコシルセラミド、トコトリエノール、フィチン、フィチン酸、イノシトール、米ぬかタンパク質など、多くの成分がある。γ-オリザノールは、心身症の抑制や血中コレステロールを低下させる作用が報告されており、フェルラ酸には軽度で高齢発症のアルツハイマー病患者の症状を改善する効果が発見されている。トコトリエノール、フィチン酸、イノシトールにも、多くの機能性作用が確認されている(文献)
長い間、本の仕事に携わってきた。若いころから本が好きで、哲学、経済学、政治、思想、自然科学、生化学、分子生物学、進化論、生態学、植物学、農学、微生物学、歴史、神話、考古学など、さまざまな本を読み漁ってきた。1万円を超えるような専門書は、図書館を利用していたが、ほとんどは自分で本を購入してきた。これまでに買った大量の本が、自分の部屋に入りきらないので、廊下、物置、押入れなどあちこちに積んである。 本をたくさん読む人は、本を集めたり、本を読むこと自体を目的化する場合が多いので、本のことが好きな人だ。そういう人にとって、本というのは「紙の本」のことであり、私も電子出版にはまったく関心がなかった。じっさいに、出版社からの依頼で栽培や食べ物の本を企画・編集・執筆して、多くの紙の本を作ってきたが、ここにきて、紙の本を作るのが難しくなってきた。もちろん、製作コストに見合った売上が見込めないからだ。 市販
SHINICHIRO HONDA リンの話は、つづきの文章ができていないので…。以前からアスパラガスのことを調べているのだが、調べれば調べるほど、アスパラガスはイネに似ている。両方とも単子葉植物の多年草で、どんどん分げつしながら株を大きくして栄養繁殖し、秋には種子繁殖もする。養分量についても似た反応がみられる。 上の試験データは、アスパラガス栽培にたずさわる人はよく知っていると思うが、1982~83年に北海道中央農試で行われたアスパラガスの施肥試験である。表のように、茎葉がもっとも急生長している6月に窒素供給を中断すると、連続供給した標準区よりも茎葉の量はかなり少なくなるが、翌年の収穫量はむしろ多くなる。施肥配分も試験されており、春:夏=1:3のときがもっとも成績がよい。以来、今日にいたるまで、このデータが露地アスパラガス栽培の施肥基準になっている。しかし、どうして、茎葉がもっとも生長する
SHINICHIRO HONDA ユーラシアやアフリカでは,最初の神は天空神であるとする神話が多く,天空神は次の神々を生む創造神でもある。さらに,天空神の後に別の創造神が現れて,世界や万物を創造したとする構造になっている。例えば,日本神話では,古事記の序文に「乾坤(天地)が初めて分れて,參神が造化(創造)の首(はじめ)となり,陰と陽が開けて,二靈が群品(万物)の祖となった」と書かれている。參神とは,アメノミナカヌシ,タカミムスビ,カムムスビのことであり,二靈はイザナギ,イザナミのことである。 夫,混元既凝,氣象未效,無名無爲,誰知其形。然,乾坤初分,參神作造化之首,陰陽斯開,二靈爲群品之祖。所以,出入幽顯,日月彰於洗目,浮沈海水,神祇呈於滌身。 (それ混元既に凝りしかども,氣象いまだ敦あつからざりしとき,名も無く爲わざも無く,誰かその形を知らむ。然しかありて乾と坤と初めて分れて,參神造化の
SHINICHIRO HONDA どうして、養液土耕には課題があると述べたのかを書く。 養液土耕は、栽培技術としては、きわめて科学的、合理的であり、指導機関も力を入れているようなので、今後も普及していくであろう。そして、普及したときにそのことがわかるようになる。 わかりやすく、車で考えてみる。プリウスは、登場したばかりのころは、唯一のハイブリッド車なので順調に販売が伸びる。そこで、メーカーは新しい車種を投入しない。プリウスが、ディーラーの買いそうな顧客にいきわたると、売れ行きが鈍化する。道路もプリウスだらけになるので、個性を重視する人はプリウスを買わない。そこで、メーカーは満を持してアクアを投入する。アクアは、ハイブリッドは欲しいが、プリウスが嫌な客にどんどん売れる。やがて、アクアだらけになる。アクアだらけになると、アクアが売れなくなるので、今度はカローラとか、ハリアーとか、なんとかGSと
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