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HOME>海外現地情報>スイス>出生率0.8 〜東西統一後の四半世紀の間に東ドイツが体験してきたこと、そしてそれが示唆するもの 今年最後の今回と次回の記事では、今年耳にしたニュースのなかで、とりわけ自分で印象に残ったものをピックアップしてご紹介してみます。今回は、スイスのニュース専門ラジオ放送局の「今日の会談」という番組で11月に取り上げた、東ドイツに関する内容を紹介してみます。今年、東ドイツでは、移民排斥をかかげる極右支持者のデモを繰り返され、対抗デモとの激しい衝突で死者もでましたが、この回では、東ドイツに多いこのような極右支持者のデモの背景を探るというテーマで、ベルリンの人口と発展研究所所長のクリングホルツReiner Klingholz氏が招かれ、東ドイツのこれまでと現在の状況を解説していました(Reiner Klingholz, 2018)。ちなみにこの番組は、毎回約25分、ひとつ
日本語が、ほかの主要言語と比べて最も速くしゃべられている、と指摘する言語学の論文が今年9月に発表されました(Coupé, 2019)。そこで導き出された結論が(言語学の専門家だけでなく)一般の人にとってもおどろくべき内容であったため、世界各地のメディアでとりあげられていました。 今回はこの論文の内容を紹介しながら、情報伝達の媒体としての日本語の特徴について、さらに少し掘り下げて考えてみたいと思います(とはいえ、論文そのものは、専門的知識や理解が足りず歯が立たなかったため、以下の記事は、論文の著者自身や主要メディアの解説を参考にしながら、論文の結論の部分についてまとめました。原文については下の参考文献から全文ご覧になれます)。 言語の情報伝達容量の測定と比較の結果 言語は構造や発音などいろいろな要素があり、それらは言語によって非常に大きく異なりますが、情報を伝達する、という機能と、その情報の
男女同権が進む国のパラドクス 理系分野への女性の進出を奨励しているのに、実際に進む女性の割合がいまだに少ない。日本でも欧米でもこんな話をよく聞きます。しかし、男女同権が進んでいる国の方が、男女同権があまり進んでいない国よりも、理工学分野へ進む女性の数がさらにずっと少ない、ということはもうご存知でしょうか。 「男女平等パラドクス」と言われるこのような状況は、どうして生じてくるのでしょうか。今回と次回の記事では、この現象について、今年発表になった論文と、オーストリア国営放送の関連レポートを手がかりにしながら、考えてみたいと思います。パラドクス現象の直接的な原因や背景についてみていくだけでなく、ドイツ語圏の具体的な事例もみながら検証し、現代の就労環境において、女性の理工学分野への進出のために何が重要なのかについて探ってみたいと思います。まず今回は、今年2月に発表され話題となったイギリス人心理学者
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