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パリ五輪
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“ヒゲの殿下”の愛称で親しまれた三笠宮家・寬仁親王の次女である瑶子女王。自動車、モータースポーツにはかねてよりご関心があり、スーパーフォーミュラのプロモーターである日本レースプロモーション(JRP)とプライベートでコミュニケーションを取る機会があったことから、今回の瑶子女王杯開催に繋がった。 瑶子女王は、レースウィークの金曜日からサーキットを訪れて参戦ドライバー全員との顔合わせをされると、土曜日には記者会見に出席。その中では、サーキット周辺の環境整備や、スーパーフォーミュラのテレビ放送の実現、また海外のドライバーに出たいと言ってもらえるレースづくりなど、シリーズや業界を盛り上げるための具体的な提言をされた。 決勝日にも、ピットを歩いてチームを訪問されたり、仕事体験の子供たちと交流されたりと、精力的にご公務に取り組まれていた瑶子女王。また、ドライバー等関係者とも非常にフランクかつカジュアルな
「技術とレース産業を育成することにより日本の自動車レースの発展振興を図る」ことを目的として2008年に発足したJMIAは、加盟企業の手によってこれまでに多くの国産レーシングカーを生み出してきた。スーパーGTのGT300クラスで採用されるマザーシャシーやFIA F4の第1世代車両などもそれにあたる。また今季から採用されたFIA F4第2世代車両『MCS 4-24』も、シャシーは東レ・カーボンマジック製となっているが、実状としては同社を主体にしつつ様々なJMIA加盟企業が供給するパーツによって構成されている。 そんなJMIAが、新たにフォーミュラカーを開発することを明らかにした。ただそもそもの話として、「『TOP FORMULA』に位置づけられる『NEXT-FORMULA』に挑戦する」という表現はやはり気になるところ。東レ・カーボンマジックの社長でJMIAの副会長でもある奥明栄氏はmotors
FIAのF1テクニカル・ワーキング・グループとの協議のもと、F1、10チーム、OEM、パワーユニット・メーカーが協力して策定された新レギュレーションは、今後6月28日に開催される世界モータースポーツ評議会で批准されることになっている。 新しいレギュレーションは、パワーユニット(PU)やシャシーだけでなく、空力や安全性、持続可能性などの点でF1を未来へ導く革新的なものとなっている。 ≫≫【写真】2026年規則のF1マシンを様々な角度からチェック!≪≪ F1のステファノ・ドメニカリCEOは、新レギュレーション発表にあたり、次のように語った。 「このレギュレーションは、このスポーツの将来にとって重要な意味を持つものであり、より身近でエキサイティングなレースをファンに提供することを目的とした新世代のマシンとPUに期待するものだ」 「持続可能な燃料を使用する新しいハイブリッドPUは、世界の自動車産業
オープニングラップに発生した多重クラッシュにより赤旗中にタイヤ交換義務を消化することができたため、特に上位陣はハードタイヤ1セットで77周を走り切る戦いとなった今回のレース。ルクレールは2位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)からのプレッシャーに耐え、最後は逆に7秒のギャップを築いてトップチェッカーを受けた。 ルクレールは『Sky Sports』のインタビューに応え、最後の”2周か3周”に自分自身を奮い立たせ、マシンをフィニッシュへと導いたと説明した。 「素晴らしい気分だよ。これまでも、(モナコでの勝利は)他とは同じような1勝になるとは思っていなかったし、感情的にはこみ上げてくるものがあるだろうと言ってきた。でもこれほどとは思っていなかったよ」 「フィニッシュまで2、3周のところでトンネルから出た時、目に涙が溜まっていて前が見づらくなっていることに気づいたんだ。『シャルル、今そんなことを
事故の原因については今も様々な意見が存在するが、その中のひとつに、セーフティカーがあまりにも遅すぎたため、その間にF1マシンのタイヤの内圧が下がり、それがセナの事故に繋がったという論調もあった。 この時セーフティカードライバーを務めていたマックス・アンジェレリは当時のことを振り返り、パフォーマンスが著しく劣るセーフティカーから100%のパフォーマンスを引き出したと自信を持っているものの、事故が起きたことについては、長きにわたって自責の念に捉われ続けたという。 セーフティカーがF1に正式に採用されたのは、1993年のことだった。今でもF1ドライバーたちは、「セーフティカーが遅すぎる」と苦言を呈することが多いが、当時のセーフティカーは今以上にF1マシンとのパフォーマンス差が大きく、セーフティカードライバーのアンジェレリにとっては、まさに悪夢のような状況だったようだ。 このアンジェレリの助手席に
ただ今回のレースは、角田にとっても、チームにとっても、簡単なレースではなかった。しかし角田はしっかりとペースをコントロール。一方もチームは適切なタイミングでピットに呼び戻し、無難なタイヤ交換作業を行なった。それにより幸運も味方につけつつ、好結果を手にすることができたレースだった。 角田は1回目のスタートでミディアムタイヤを選択したが、これは大失敗。10番グリッドからのスタートだったが蹴り出しが悪く、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)とバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)に先行され、12番手にポジションを落とした。 中でもヒュルケンベルグ擁するハースは、今回のレースでも最高速が伸びており、前に出してしまうと厄介な相手だった。決勝では全4箇所の速度計測地点のうち3箇所でヒュルケンベルグが最速……これは予選でも同様であり、この時点では角田にとって厳しいレースになったと思われた。 しかしスタート直
その津吉LPL曰く、このeVTOLの開発には、技術者という面だけでなく、実際の技術の面でもF1と強い繋がりがあるという。 世界中で多くのeVTOLが開発されているが、そのほとんどが搭載したバッテリーの電力でモーターを回す方式である。しかしホンダのeVTOLは、搭載されたガスタービンエンジンで発電した電力とバッテリーに蓄電された電力でモーターを回す方式、つまりハイブリッド・パワーユニットを採用しているのだ。こうすることで、モーターに電力を長く供給することができ、航続距離が伸びる。 このPUの随所に、F1の技術が活きているという。 F1由来の技術が入ったモーター 「発電機のモーターの部分、プロペラを回すモーターの部分、それからバッテリーに、F1の技術が活きています」 そう語る津吉LPLは、まずモーターの転用について次のように解説する。 「F1ほど高回転で回すわけではないですが、eVTOLも数万
岩佐はこのシミュレータでレッドブルとRBのマシンの両方を試したと言い、それぞれ明確な違いがあると明かした。 昨年シーズン終了直後に、アブダビで行なわれたルーキードライバーテストで、初めてF1マシンをドライブすることになった岩佐。曰く、そのマシンには大いに感銘を受けたと、改めて語った。 「去年アブダビで初めてF1マシンに乗りました。その時はめちゃくちゃ良いクルマじゃんと思ったんです」 この時岩佐が走らせたのは、アルファタウリ(現RB)のAT04。角田裕毅とダニエル・リカルドがドライブしたマシンで、チームはコンストラクターズランキングは8位だった。シーズン終盤にはアップデートが大成功し、上位を争うようになった2023年のアルファタウリ。しかしそれでも、表彰台や優勝を争うまでには至らなかった。 「F1って、こんなに良いクルマでも勝てないんだなと思いました。上位をなかなか走れないマシンでも、こんな
2021年にサウジアラビアGPがF1のカレンダーに加わって以来、コーニッシュ海岸にある高速のジェッダ市街地サーキットが使用されてきた。 しかし、サウジ・ビジョン2030の構想の下、キディヤに建設された新サーキットに開催地を移す計画が以前から立てられていた。 サウジアラビアは今回、元F1ドライバーのアレックス・ブルツとサーキットデザイナーとして知られるヘルマン・ティルケが設計した反時計回りの新サーキットのデジタル画像を公開した。 F1開催に必要なFIAグレード1のサーキットは、その高低差が最大の特徴で、108メートルもの高低差がある。その中心となるのが、”ブレイド”と呼ばれるLED照明で照らされたターン1だ。 キディヤ・スピードパーク・トラックは、常設サーキットとストリート会場の長所を組み合わせることを意図しているため、複数のレイアウトがあり、高速セクションと低速セクションの両方が含まれる。
バーレーンGPで角田は、レース序盤は10番手を走っていたものの、ピットストップの度にポジションを落としてしまう格好となり、13番手に後退。最終盤にはチームメイトのダニエル・リカルドを先行させよというチームから指示に従い、14位でのフィニッシュとなった。 リカルドを先行させるようにというチームオーダーに、角田は不満を露わにしたが、バイエルCEOはこれについて理解できると語った。 「ユウキが不満を言うのは普通のことだ。我々が彼が感情豊かなドライバーであり、速いドライバーであることを知っている。それ(チームオーダー)を受け入れるのは、簡単なことではなかったはずだ」 チームオーダーが発令されたことについて、バイエルCEOはそう語った。 「彼らはおそらくゾーンに入っていた。そして、自分には前を行くマシン(ハースのケビン・マグヌッセン)を抜けると感じていたはずだからだ。しかし、データを見ればそうはなら
今シーズン、TGM Grand Prixからスーパーフォーミュラに参戦するJuju(野田樹潤)。18歳になったばかりの女性ドライバーが日本人女性としては初めて国内トップフォーミュラに挑戦するということで、大きな注目を集めている。2月15日の日本大学での記者会見も、多くの報道陣が集まり華々しく行なわれた。 その会見の中でJujuが、司会者から「スーパーフォーミュラのレギュレーションは女性には不利と聞いている」と水を向けられる一幕があった。それに対してJujuは確かにそう感じる部分があるとしつつ、「その環境の中で私ができることは、ベストを尽くして最大限のパフォーマンスを発揮し、『女性はモータースポーツで通用できない』というステレオタイプを払拭すること」だと語った。 そのレギュレーションについて追って詳しく補足したのが、Jujuの実父でありNODA RACINGの監督、TGM Grand Pri
大阪でのF1誘致計画があるのが明らかになったのは、1月15日のことだった。この計画の存在が明らかになると、「鈴鹿でのF1開催が奪われてしまうのではないか」といった不安の声が、多くのF1ファンから上がった。 しかし大阪がどんなものを目指し、どんな計画が進んでいるのか、その真意がなかなか伝えられていないのも事実である。 そこでmotorsport.comは、大阪観光局の溝畑宏理事長に単独インタビューを実施。計画の詳細を尋ねた。 他のグランプリに負けないモノができる可能性 「実は観光庁の長官をやっている時から、F1に関心を持っていたんです」 溝畑理事長はこれまで、Jリーグの大分トリニータの運営会社社長や観光庁の長官など、様々な役職を歴任してきた。その観光庁長官時代、小林可夢偉らが来庁したことでF1の可能性を意識するようになったのだという。 「F1についての会議をやったことがあります。その時一緒に
ハミルトンのフェラーリ移籍の可能性が報じられたのは、2月1日のヨーロッパ時間午前中のことだった。このニュースを受け、ニューヨーク証券取引所でフェラーリの株価は10%以上高騰し、最高値を更新することとなった。 そしてヨーロッパ時間の夜になって、フェラーリがプレスリリースを配信し、2025年からハミルトンが加入することを正式に発表した。これにより2025年のフェラーリは、ハミルトンとシャルル・ルクレールという超強力ラインアップとなる。 ハミルトンは、メルセデスと2025年末までの契約を結んでいると考えられていた。しかし2025年についてはオプション契約だった模様で、ハミルトンはこれを行使しないことを決断したようだ。 motorsport.comの調べによれば、メルセデスのスタッフは2月1日の午後にブラックリーで行なわれた緊急ミーティングで、チーム代表のトト・ウルフとテクニカルディレクターのジェ
僕は学生時代、数学や物理があまり得意ではありませんでした。正直、自分は調査報道の記者になりたかったんです。父は音楽学者でベートーヴェンについての本を出していましたが、だから僕も文学が好きだったのだと思います。実際、10歳くらいの時に書いた小説で賞をもらいましたしね。 新聞社に勤める父の友人が、警察も触れられないような政治汚職について本格的な調査記事を書いて報道したことがありました。これには感化されましたね。「自分がやりたいのはこれだ!」と思いました。 でもそれからバイクにハマりました。隣の学校の同い年の子が、モトクロスなどをやっていました。その当時はよく知らなかったのですが、名前が阿部典史だということだけ知っていました。彼は後にMotoGPで活躍することになります。 自分も世界レベルで何かをしたいと思っていましたが、ライダーやドライバーになりたいと思ったことはありませんでした。レースのエン
これまで海外を拠点に様々なレースシリーズに参戦しながらも、その実力は未知数な部分が多いJujuのスーパーフォーミュラ合同テスト参加には、パフォーマンス面やフィジカル面で懸念の声が挙がっていたことも確か。ただ本人は「最後尾で元々」という心持ちで、初日から着実にタイムを上げていった。 初日のベストタイムは、トップから4.225秒遅れの1分41秒219。予選通過は問題ないようなレベルだったとはいえ、ライバルとは大きなギャップがある状況だった。ただJujuは2日目午前に1分40秒039をマークすると、午後には1分38秒539までタイムを上げた。これはトップとは2.243秒差のタイムで、初日と比較すると2.680秒改善した形。また一歩着実な進歩を見せた。 このJujuのパフォーマンスには、池田代表も驚いている様子。とはいえタイムシートの下位に沈んでいるのも事実(同チームから参加のラスムス・リンドの上
2023年のロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto3クラスでは、Leopard Racingのジャウマ・マシアと、Liqui Moly Husqvarna Intact GPの佐々木歩夢によるチャンピオン争いが繰り広げられた。しかしその決着のつき方は波紋を呼ぶこととなった。 ポイントリーダーのマシアは終盤2レースを残し、佐々木に対して13ポイントのリードを築いていた。そして迎えたカタールGPで、佐々木とマシアは序盤から先頭集団で走行していた。 3周目、ターン6を先頭で抜けようとした佐々木に対し、後続のマシアがインから飛び込んだ。マシアは一旦倒したバイクを起こすような動きを見せて佐々木と接触。佐々木は行き場がなく、ふたり揃ってポジションを落とした。 その後、再びトップ争いに返り咲いたふたりであったが、残り10周で先ほどのリプレイかのようなシーンが飛び込んできた。マシアはターン6で先
スーパーGTではここ2シーズン大きなアクシデントが続いていますが、先月のSUGO戦で起きたホンダ陣営のスター選手である山本尚貴の事故は、特にシリアスなものでした。首にダメージを負った山本は今シーズンの残りレースの欠場が決定。彼が回復し、来シーズンの開幕時に再びGT500マシンに乗れることを心から祈っています。 山本のクラッシュを受けて、ソーシャルメディア上ではさまざまな意見が飛び交いました。その中には、スピードの低減を望む意見や、サーキットによってはGT300クラスとの混走をやめるべきという意見、中にはGT500クラス自体をGT3車両に置き換えるべきだという声も多くありました。 今回のような大きな事故が起きると、そのような声があがるのも理解できます。しかし個人的には、GT500クラスを廃止するという案は先見性に欠けると感じますし、最終的にはスーパーGT自体を崩壊に招く可能性があると考えてい
F1日本GPの取材には、世界各国から数多くのメディアが取材に訪れ、世界各国に情報を発信している。彼らの目には、圧倒的な強さでレースを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペンの強さも強烈に映っただろうが、それ以上に日本のファンの素晴らしさが印象に残ったようだ。 英国オートスポーツのF1ライターであるジェイク・ボクソール-レッグが、F1日本GP後にコラムを寄稿。日本のF1ファンの素晴らしさを世界に伝えた。 ****************** 私が育った2000年代初頭、F1は痛ましいほどにニッチなスポーツだった。日曜日の午後にテレビの前に座り、必要以上に速いクルマが行き交うのを眺めるのを好む人は、実に稀なことだった。しかも開催地は、地球上の遠く離れた異国のサーキット。レースの中継こそ地上波で見ることができたが、ニュース番組でF1に関する報道がなされるのも稀なことだった。 今ではF1の人気
ミシュランの活動休止理由については以前、日本ミシュランタイヤの小田島広明モータースポーツダイレクターがmotorsport.com日本版の独占インタビューで語ったように、近年の情勢変化が関係している。 ミシュランは日本のスーパーGTをタイヤ開発の前線基地として、その技術や知見をWEC(世界耐久選手権)などの他カテゴリーに転用してきた。近年、スーパーGTやWECはそれぞれ、環境に配慮したサステナブルな方針を打ち出しているが、両カテゴリーのレースとしての性質にもこれまで以上に開きが出てしまっており、スーパーGTで得たものをWECに活用しづらくなっているのだ。 これについてミシュラン本国の幹部であるボナルデルが、改めて自らの口で説明した。 「私はGT500に情熱を持っている。2009年に日産と共に(GT500に)カムバックする決断をしたひとりが私だ」と語るボナルデル。さらにこう続ける。 「まず、
ホンダは市販の四輪車を2040年までにすべてEV(電気自動車)もしくはFCEV(燃料電池自動車)にするという計画を打ち出している。そんな中で内燃機関……つまりエンジンを持つパワーユニット(PU)を使うF1に参戦するのは、方向性があべこべのようにも感じられる。 欧州も2035年までに販売される新車のすべてをEVにするという法案が採択され、一気のその方向へと進んでいた。しかし最近になって、eフューエルを使う内燃エンジンを搭載した市販車の販売を認める方向に舵を切っている。eフューエルは、基本的にはガソリンと同じように既存のエンジンで使うことができる燃料。つまり、従来の自動車が欧州市場に残る可能性が出てきたのだ。 モータースポーツでも、同じような流れがある。一時はEVの世界選手権であるフォーミュラEに、多くのメーカーが注目し、参戦した。F1は廃れ、吸収されてしまうのではないかという趨勢になったこと
フォードとレッドブルの提携は以前から予想されていたことであり、motorsport.comは昨年12月にその可能性を報じていたが、アルファタウリに関する状況はあまり明確ではなかった。 現在、レッドブルとアルファタウリにパワーユニット(PU)を供給しているホンダ・レーシング(HRC)が2026年以降のF1参戦について関心を示しており、アルファタウリと契約する可能性があると噂されていたからだ。 しかし、2月3日にニューヨークで行なわれたレッドブルの新車発表会で、フォードとレッドブル・パワートレインズの提携が確認され、その契約がアルファタウリにも影響することが明らかとなった。レッドブル・フォード・パワートレインズとして、2026年から少なくとも2030年まで、その2チームにPUを供給することになっているという。 レッドブルとフォードは、350kWの電気モーターを搭載した次世代PUの開発に向けて、
関連ニュース: ホンダMotoGP、苦境からの脱却にやる気MAX? スズキからの人材獲得、人員配置変更の狙いを聞く|独占インタビュー ■想定外のスズキ→ホンダの移籍 河内氏がどうやらHRCに加入するようだ、という話を最初に聞いたのは、たしか1月10日頃だったように思う。欧州のジャーナリスト仲間と話をしているときに、その話題になった。なるほど、と納得できたのは、昨年12月のシーズンレビュー取材の際に河内氏と交わした何気ないやりとりを思い出したからだ。 録音機器を前にしたインタビューを終え、部屋から出て荷物をまとめているときに冗談交じりで 「スズキはもうMotoGPを撤退するんだから、たとえばKTMあたりに移籍すればどうですか? 河内さんくらいの実績があれば、高いギャラですぐに雇ってもらえるでしょ」 そう言うと、河内氏は 「お、いいですね」と笑った。 そして、「でも、ヨーロッパ企業はすぐに雇
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