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大谷翔平
kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2019年9月7日(土) 大阪ステーションシティシネマ6 ラップっていえば、なんだか韻を踏んだお経か呪文に聞こえて、てんで興味がわくもんでもなかったのだが、この映画で初めてラップとは何かを教えられた気がする。 ラップ勃興期を描いた「ストレイト・アウタ・コンプトン」って映画も見てはいるんだが、あれはバンドの盛衰譚みたいなものだったので、生活者にとってのラップがどういうものだったかは今いち丁寧に描かれたとは言えないのだ。 主人公が言う。 「ラップにしないと誰も俺たちの言うこと聞いてくれない」と。 これは、優れて今のアメリカ社会に於ける差別を照射する映画だ。 黒人が差別されているってのはその通りで、主人公は白人警官が丸腰の黒人を射殺する場面に出くわすのであるが、その場から追い立てられた彼は「俺が警察に行って見たままを証言して聞いてもらえると思うか?」と述懐する。 でも、そういう話は俺た
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