サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
kimiyuki.net
この記事について ソフトウェア開発に慣れていない人が作ったソフトウェアは動かし方がよく分からないことがたいていです。 致命的なバグが残っていたり、そもそもビルドや実行ができないということも多くあります。 この記事は、そのような状況が改善されればよいなと思って書かれました。 ただし、この記事が対象とするソフトウェアは、主にはユーザの環境でビルドして実行するようなもの (例: プログラミング言語処理系) です。 スマートフォンのアプリや Web ページなどは対象外です。 また、基本的に個人開発の OSS を想定しています。 チェックリスト このチェックリストをほぼすべて埋めることは、まともに使えるソフトウェアを作るための必要条件です。 ドキュメント どんなにすごいソフトウェアであっても、使い方が分からないようではユーザの役に立ちません。 ✔️ できる限り丁寧に書く ドキュメントは書きましょう。
TL;DR プログラミング言語処理系は競プロerならパソコン知識がなくてもやるだけで作れる (ただし面倒ではある) はじめに 最近、競プロ界隈で言語処理系の製作が流行っている気がします。 LayCurse さんの cLay は古くからありますが、最近新しく niuez さんの Niu や colun さんの mmlang などが登場しました。 私も Jikka という処理系を作っています。 他にも、まだ未公開のようですが、言語処理系を作っているらしき人を何人か見かけています。 しかし「処理系はどのようにすれば作れるか」や「処理系はどの部分がどのくらい難しいのか」についてはほとんど知られていないように見えます。 たとえば、純粋培養の競プロerにとっては「web アプリを作る」よりも「言語処理系を作る」ことの方がはるかに簡単だと私は思っているのですが、そのように理解している競プロerは少ないよ
TL;DR 問い「競技プログラミングの問題は自動で解けるか?」 答え「ある程度は自動で解けるだろう。ただし問題の形式化を人間に任せる必要はある」 問い’「競技プログラミングの問題を自動で解くソルバは、具体的にはどのような形になるか?」 答え’「少なくとも初期のソルバは、最適化付きのトランスパイラと呼ばれるものになるだろう」 このような議論に従い、競技プログラミングの問題の実用的なソルバとして、Python から C++ への最適化付きトランスパイラを開発している。 目次 TL;DR 目次 競技プログラミングの問題を解くとはどういうことか 競技プログラミングのソルバは形式化を人間に任せることになるだろう 競技プログラミングの問題を自動で解くことは不可能ではない 具体例 1 具体例 2 競技プログラミングのソルバは (初めは) トランスパイラの形がよいだろう 競技プログラミングのソルバは (近
競プロ界隈では、「セグメント木」は完全二分木に限るものだという理解がある 競技プログラミングのコミュニティでは「セグメント木」は完全二分木1と強く結び付けられて理解されている。 現在 (2020年3月) Google で「競技プログラミング セグメント木」などと検索すると「セグメントツリーは、完全二分木の形をしている」などといった説明が多数見つかる234。 これは プログラミングコンテストチャレンジブック 第2版 (通称: 蟻本) に由来するものだと思われる。蟻本は日本の競技プログラミング界隈での標準的な教科書であるが、その p153 には以下に引用したように「セグメント木は完全二分木を使う」と書かれている。 セグメント木は区間を扱うのが得意な、次図のようなデータ構造です。完全二分木(すべての葉の深さが等しい二分木のこと)であり、各接点は、区間を管理します。… このような説明になっているの
対象読者: 自分の書いた競プロ用ライブラリ1を公開している人2 注意: 法律の専門家でない人間が書いています。内容については保証しません 言いたいこと: 「意味をよく分かってないままとりあえずで MIT License とか書くのやめろ。それなら何も書かない方がましだぞ」 Q. ソフトウェアライセンスとは何ですか? A. 開発者からユーザに対する、「そのソフトウェアを使ってもよい」という許可のことです。 Q. ライセンスがないソフトウェアを使ってはいけないのですか? A. はい。 「ソフトウェアは著作物であり」かつ「他人の著作物を勝手に使ってはいけない」ことから、「他人の書いたソフトウェアを勝手に使ってはいけない」のは明らかです。 ただし、ライセンスについての表示がないとしても、開発者がソフトウェアを他人に使ってもらう意図で公開している場合は、それを使ったとしても問題は起きにくいでしょう。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『https://kimiyuki.net/』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く